出品者古山寧々(2025年修士課程修了)ほか
日 程2026年11月18日(水)~2026年12月20日(日)
時 間12:00~19:00
※金曜・土曜は20:00まで
休廊日火曜日
会 場Up & Coming
東京都渋谷区神宮前3-42-18
WEB彼らのまなざし、その先の私たち

私たちが見ている世界は、誰の〈まなざし〉によって形づくられているのだろうか。

本展は、非人間的存在や、それらが形づくる環境・知覚を作品に取り込んできた、1990年代後半生まれの4名の作家によるグループ展である。

この世代にとって、インターネットは生まれたときから存在する環境であり、SNSはその成長とともに発展してきた。また、近年のAI技術の発達は、人間の知性や創造性、判断のあり方そのものを問い直している。私たちは、人間の知覚や知性が技術システムと切り離せないものであることを日常的に経験してきた。加えて、COVID-19の世界的流行は、人間社会が、人間だけによって成り立っているわけではないことを露呈させた。本展では、〈まなざし〉を単なる「見る」という行為ではなく、誰が誰を見るのかという主体性や権力関係を含んだ概念として捉える。〈まなざし〉は、見る主体と見られる対象を分けるだけでなく、両者の関係や位置づけを形成する力としても働く。

人間と非人間的存在との関係から生まれる〈まなざし〉を通して、私たちが自明のものとして受け入れてきた知覚や身体、知性の枠組みを見つめ直す。

見る者と見られるもの、人間と非人間。
本展は、そうした固定的な位置関係を揺さぶり、そのあいだに立ち現れるものを捉えようとする試みである。