【特集記事】第1回 卒業生の職場訪問 山口範友樹さん(KLAMP STUDIO)

2022年12月16日

世界的フィギュア原型師・山口範友樹氏のスタジオを訪問! 『ONE PIECE』や『進撃の巨人』、『ドラゴンボール』といった超人気作品から数々の名作フィギュアを生み出してきた原型師・山口範友樹氏。造形美を評価する造形フィギュアの世界大会での優勝や、アーティストとのコラボ作品の発表など、名実ともにトップ原型師として注目を集めている。今回「フィギュアが大好きで、卒業後はフィギュア関係の仕事を志望している」という多摩美の学生が、制作現場(KLAMP STUDIO)を訪問。山口氏が原型師を目指したきっかけや、原型師の仕事内容の解説やこだわりなど、フィギュア制作のお話をたっぷり聞かせてくれた。 山口範友樹(Yamaguchi Noriyuki)原型師。1978年、東京都生まれ。多摩美術大学美術学部二部デザイン学科ヴィジュアルコミュニケーションデザインコース卒業。在学中に原型師・澤田圭介氏に出会い、弟子入り。造型・原型制作、造型に対する考えを学び、現在は玩具メーカー内の造型室「KLAMP STUDIO(クランプスタジオ)」を主宰。フィギュアの造形バトル「造形王頂上決戦」連覇の実績を持つほか、海外のアート展にも作品を出展。国内外問わず活躍の場を広げている。 https://www.youtube.com/embed/o5zsXMg2lC4 「原型師という仕事について」 「僕らの仕事は、マンガやアニメなどの二次元を立体化するというもの。フィギュアのデザインから彩色まで、原型制作をひとしきり行います。それに付随するパッケージの企画を行うこともあります。」 視覚デザイン学科の学生だった山口氏は、フィギュア制作に携わり始めた頃、造形に関する知識はほぼゼロ。原型師になるために、「すべての優先事項は原型師になること」としていたという。 「自分の場合、もともとフィギュアが大好きだったわけではないんです。たまたま大学4年生の時に素晴らしい師匠に出会い、原型師という仕事を知りました。原型師になったきっかけは、師匠の“モノで人を黙らす仕事”に感銘を受けたから。自分にとっては震えるほどの衝撃的な出会いで、原型師になると決めました。そこから一人前になるのに、10年くらいかかったかな」 フィギュア造形の世界バトル「造形王頂上決戦」にて連覇の実績を持ち、「世界で最も『ONE PIECE』フィギュアの制作に長けている」ことを自認する他、オリジナル作品をアート展へ出品することも。今や業界のトップランナーである。 「最先端テクノロジーと手技で作る」 造形室KLAMP STUDIOは、デジタル技術を積極的に取り入れている。仏像などの文化財のデータ採取にも使用するという超高精度な3Dスキャナーや、画面上で立体を作るヘラタブなど、最先端のテクノロジーをこれほど備えた造形スタジオは珍しい。 「これがヘラタブで操作するフリーフォーム、もともと医療用のシミュレーションマシンとして開発されたものです。立体の造形作業をデジタル上で処理でき、画面の3Dオブジェクトをなぞると触った感覚があるのがこのツールの面白いところです。原型を手で作る方法との一番の違いは“コマンドZ”ができること、粘土などの造形だと一度削ったり、形を変えると、そう簡単に元に戻せないですからね。迷うことなく大胆に手を動かせるこのスピード感がデジタルツールの革新的な機能です。僕はデジタル大好き。けれど基本は手を使うアナログ派です。アナログもデジタルも両方良さがある。要は使い方を工夫することが大事です」 「感性より努力。仕事だし」 スタジオの2階はアナログな作業をするスペース。デジタルで出力した立体も、仕上げは原型師がそれぞれの手技を駆使して行なっている。 「造形のやり方は彫刻のように掘ることもあれば、粘土で肉付けし形作っていくやり方もある。またメカっぽい角ばったものを作る場合はデジタルでの作業がやりやすく、布や筋肉の丸みを帯びた臨場感を出す場合は、手作業の方が適しているかもしれません。ただ、どういう手法で作業するかは原型師次第ですね。 僕のスタジオでは基本的にスタイルを作らない。スタイルを作ると仕事として困ることが多くなりますから。僕らが作っているのは『アート作品』ではなく『製品』であり、 量産が前提です。作品として1点ものを作るのであれば、とことん造形のみにこだわることができるのかもしれませんが、僕らが作っているのは何万個と流通する製品の原型。ですから、すべて同じクオリティで仕上がってくるようにすることを考えます。商品としてどれだけたくさんの人に喜んでもらえるものにできるかどうか。それが僕ら原型師の仕事の魅せどころです。」 原型師たちは皆、一枚の絵からどのように立体としての説得力を入れていくか、想像を巡らせ考える。そこに表現力の差が出るのだという。 「例えばフィギュアには、キャラクターが着ている服にシワがあります。そのシワの表現にもトレンドがあるんです。こういったトレンドを見極めるのも勉強。たくさんものを見て、インプットを重ねることで気づけるようになります。なんにせよまずは、感性より努力ですね。それが原型師」 「コミュニケーションで仕上がりが変わる」 KLAMP STUDIO 2階の複製室は、大手玩具メーカーも見学に訪れる場所なのだそう。複製は、彩色サンプル用の原型のための工程。シリコンで出来上がった原型の型を取って複製し、それに色をつけていく。 「赤は赤でも無限に色があるので、調合して表現の目的に合った赤にします。バトルシーンだから少しくすませようとか、象徴的な立ち姿だから彩度を上げようとか、シーンを考えながら色を仕上げます。色をつけたら原型が完成です。平面から立体に起こし、最後に色をつけるところまで、全部このスタジオで完結させることができます。 僕は知らないキャラクターのフィギュア制作を依頼されたら、そのマンガを読むことはもちろん、好きな人たちがどういう思いで作品を楽しんでいるかを友人や知人にヒアリングします。なぜなら、それを知ることでフィギュアの表情もポーズも彩色も変わってくるから。そのためにはやはりコミュニケーションが大事です。」 「100人いれば、100人がほしいと思うフィギュアを作る」 「例えば『ONE PIECE』のルフィなら、100人のうち100人がほしいと思うルフィを僕は作る。そのためには世間では何が流行っているかとか、みんなはどういうことを思っているかを知ろうとする行動が不可欠。『俺のルフィを作ってやるぞ』とは微塵も思っていないし、そもそもそれでは仕事にならない。少なくとも僕ら原型師の仕事とは違う。“作家”として生きていくのではなく、“仕事”としてモノづくりに携わる以上、コミュニケーション能力はめちゃくちゃ重要だと思います」 スタジオ見学も終盤。玩具メーカーやフィギュア制作に興味のある学生たちから「学生時代に身につけておくといいことは何か」と質問が投げかけられた。 「技術や知識的なアドバンテージがあることよりも、人に何かを伝えようと努力する姿勢だと思う。つまり、見る人のことを考えられるかどうか。格好よく見せるための努力と、見る人がどう思うかを考え続けること。それが良いフィギュアの原型を作るためにも、一般的な就活の上でも、共通して重要なことだと思います。加えて、ちゃんと自分がやりたいことをアピールできることも大切。やりたいことにどれだけ優先順位をおいて、どういうつもりで向き合っているのか。僕はそれが感じられるポートフォリオがあれば、お! と手が止まりますよ」 最後に、これまでの中でもっとも技術と時間を要した仕事を語る。 「このフィギュアは友人でもあるアーティスト花井祐介くんと制作したもの。花井くんの絵を僕が立体にしました。例えば『ONE PIECE』のエースって服とか髪型とか、複雑でフィギュア制作も大変そうに見えると思うんだよね。けど、情報が多くあるものを情報通りに作るのは、技術さえ身につけば出来るようになる。正解があるんだから。一方でシンプルな二次元を立体にしたり、見た通りではないものを作ったり、技術に加えて想像力・感覚の部分を求められる仕事というのは、また一段と難しい。そして、楽しいです」 デジタルとアナログの両方を使いこなし、「欲しい!」と思わせるフィギュアの原型を次々とスピーディーに仕上げていく『KLAMP STUDIO』の山口氏。「アート作品ではなく製品づくりをしている」と言い切る彼と、最新鋭のツールを揃えたスタジオの様子から、「世の中の声に即したものづくりを徹底して追求し続ける」という、プロフェッショナルの心意気を窺うことができた。 一方で制作現場の雰囲気は柔らかく、“職人=固い気質”というイメージからはかけ離れている。「技術よりコミュニケーション」と学生らに語る山口氏の思想は、彼が指揮を執る『KLAMP STUDIO』内部にも浸透しているのだろう。 ビジネスの視点を持ち合わせながら、それだけではない。ものづくりを楽しむスタンスには学びが多くあった。原型師が違えばまったく違う表現になると改めて認識した今、フィギュアの見方・楽しみ方も変わりそうだ。 Netflix『Stranger Things』シーズン4公開記念フィギュア“COFFEE AND CONTEMPLATION”の制作秘話についての対談記事はこちらから。 https://www.youtube.com/embed/3Oy26tX7ASU

資生堂ギャラリー「第17回 shiseido art egg」公募のお知らせ

2023年5月25日
#公募

公募要項の詳細はこちら 応募期間2023年6月15日(木)~6月29日(木)17時までポートフォリオ審査2023年7月~8月上旬頃入選者発表2023年8月頃 入選者3名(組)をウェブサイトにて発表入選者個展開催期間2024年1月~5月頃(資生堂ギャラリーにて各30日間程度)shiseido art egg賞発表2024年6月頃 応募要項の詳細はこちら 応募資格・国籍、年齢不問。ただし日本国内在住者に限る。・複数名での申し込み可能。ただしメンバー全員が応募資格を満たしていること。・展覧会施工期間及び開催期間中は日本に滞在し、資生堂ギャラリーでの施工に立ち合い可能であること。応募規程・資生堂ギャラリーの空間に即した展示プラン、他の公募展等で入選していない作品、未発表作品(新作)を中心としたプランで応募すること。・これまでの活動と展示プランをまとめた応募用紙と、応募者情報をそれぞれ応募フォームにて提出すること。・入選後、ギャラリートーク、関連催事への出演、資生堂社員向けプログラムなど交流会等へ協力すること。・ 1名(1組)につき1回の応募に限る。・展示プランに関する一切の責任は応募者本人に帰属する。著作権や肖像権等は、応募者本人でクリアしたうえで応募すること。提出物・応募用紙をダウンロードし、応募者情報、これまでの活動、展示プランをまとめて提出。(期限までに応募フォーム送信完了すること)・展示予定の映像・サウンンド作品、応募用紙では説明が十分にできないもの、過去作品の参考動画がある場合については、審査の参考として合計3点(1点3分以内)まで作品動画/参考動画(YouTubeのURL)を提出可能。作品・展示プラン規定・作品ジャンルは不問。・他の公募展等で入選していない作品、未発表作品(新作)を中心としたプランでご応募ください。ただし、過去の作品が含まれていても問題ありません。・平面作品の場合300号程度、立体作品の場合は搬入用エレベーター(H209×91×133cm、耐荷重600kg)に積載可能なサイズ、ギャラリー床の1㎡あたりの積載荷重 300kg上限にて計画ください。・展示設営3日、撤去1日にて可能なプランを計画ください。会場図面図面はこちらで確認ください。応募方法● 応募用紙① 必要事項を記入した応募用紙を一つのPDFファイルにまとめる。② ファイル名称を変更(例)花椿太郎(本名)→ taro_hanatsubaki.pdf③ 応募用紙のファイルデータ(PDF/15ページ以内/10MB以下)を「応募フォーム」よりアップロード。④ 応募が完了すると「資生堂ギャラリー公募展事務局autoreply@form-mailer.jp」から自動返信メールが届きます。選考が終了するまで大切に保管ください。※ 郵送、メールでの応募、応募いただいた書類データに不備があった場合は応募無効となります。※ 応募用紙の上限ページ数(15ページ)を超えた場合、応募無効となります。※ 応募用紙の返却はいたしかねます。● 作品動画/参考動画① YouTubeアカウントを個人にて取得ください。② YouTubeに作品動画/参考動画をアップロード(1点3分以内、3点上限)③ YouTubeのプライバシー設定(公開設定)を「限定公開」にしてください。④ 動画の種別(作品動画/参考動画)と映像リンク(URL)を応募用紙(PDF)の指定個所に記入ください。※ 著作権等に権利関係については、応募者自身にてクリアしたうえでご応募ください。※ YouTubeのコミュニティガイドラインを遵守ください。お問い合わせ資生堂ギャラリー公募展事務局artegg@to.shiseido.co.jp 03-3572-5120(11:00~17:00 月曜休み)※ 「Q&A(よくあるご質問と回答)」を 参照いただき、それでも不明な場合は上記までお問合せください。

Life is Art vol.1

2023年5月24日
#展覧会

出品者足立正平(1999年 美術学部卒)、髙栁麻美子(2003年 大学院修了)、ほか日程2023年6月19日(月)~2023年7月1日(土)休廊日日曜、祝日時間11:00~19:00(最終日17:00 迄)場所Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi東京都港区六本木7-8-9 深作眼科ビル1F・B1 このたびHideharu Fukasaku Gallery Roppongiでは、「Life is Art」展を開催致します。vol.1・vol.2と2期に分かれての展示です。本展はコロナ禍の中、家で過ごすことが増えた昨今、生活空間の中にアート作品を取り入れることで日々に潤いを!という思いから企画致しました。素敵なインテリアとArtist作品との出会いです。 洗練された家具と多様な表現作品がある環境は 居心地の良さと時間によって表情が変わる作品から日々新鮮な気持ちになれることでしょう。憩いの空間の一助になれば幸いです。今回はシックな空間とポップな空間のイメージに会期を分け展示致します。 ご協力頂くFLANGE plywood(フランジプライウッド)の家具は隠されやすい合板の素材に美を認め『魅せるもの』へと変化させ、独自の表情を作り出し、シンプルなフォルムの家具に唯一無二の個性を与えています。vol.1では家具職人であるFLANGE plywood とArtist達とのコラボレーションになります。 出品作家:足立正平・上田剛央(FLANGE plywood)・camouCollage(カモコラージュ)・嶋村有里子・髙栁麻美子・山口茉莉・山崎雄一

ジャパン・シックスシート・アワード 2023

2023年5月24日
#公募

アワード概要 / 応募方法 詳細はこちらのHPよりご確認ください。 応募フォームはこちら 応募〆切2023年7月31日(月)作品の応募1作品ごとに当Webサイトの応募フォームよりご応募ください。応募資格年齢、職業、国籍は一切問いません。グループでの応募も可能です。ただし、現在、課題関連の広告制作に携わっている方は応募できません。審査基準課題協賛各社から出された課題への解決の切口となっている大判タテ型ポスター(デジタル)の媒体特性を活かした表現手法公共空間に掲出される屋外広告物として景観とのマッチングへの配慮目線レベルの道路や通路上に掲出される屋外広告物としての視認性※公道に掲出される広告物であるという特性上、デジタルクリエイティブ・ポスタークリエイティブともに、通行時の妨げになるような、激しい点滅や幻惑を想起させるなど、平衡感覚に影響を与える可能性のあるクリエイティブの応募は避けてください。選考の流れ審査:2023年9月(予定) ※受賞者には9月~10月中に事務局よりお知らせ受賞作品の発表:2023年11月(予定) ※当ウェブページ上で11月上旬に発表予定受賞作品の掲出:2023年12月頃、東京都含む主要都市で掲出(デジタルパネル含む)応募方法○ポスターデータの場合作品は、A3サイズのPDF形式にて、WEBサイトの応募フォームよりご応募ください。 クリエイティブ単体のものと屋外のB-Stop®景観にはめ込んだ形式でご応募ください。屋外の景観はこちらからダウンロードしてください。応募の際は2ファイルを一つに圧縮したZIPファイルサイズで10MB以下。A3サイズによる審査を行うため、A3出力時に文字情報が識別できるデータを作成してください。クリエイティブはシックスシートフォーマット(タテ1755mm×ヨコ1185mm)の5分の1のサイズ(タテ350mm×ヨコ237mm)にして頂きますと、A3サイズに収まります。○動画データの場合フルモーションの動画ではなく、ポスターデータに動きを加える程度のサイネージクリエイティブを募集いたします(6秒)。作品は、FullHDサイズのmpeg4形式にて、WEBサイトの応募フォームよりご応募ください。動画クリエイティブに加え、コマ割りした静止画データを作成のうえご応募ください。コマ割りテンプレートはこちらからダウンロードして下さい。形式 Mpeg4、24bps以上(H264) 1080px(横)×1920px(縦)16:9素材募集課題以下の課題協賛企業から課題が提供されます。公益財団法人 大阪観光局 課題:LGBTQフレンドリー都市、大阪京都新聞 課題:京都新聞デジタルサービス(京都新聞ID)Sansan株式会社 課題:Eight株式会社千葉ジェッツふなばし 課題:千葉ジェッツ東京フットボールクラブ株式会社 課題:FC東京名古屋市西区役所 課題:名古屋市西区のエキ・シロ観光株式会社西日本新聞イベントサービス 課題:ARTNE(アルトネ)株式会社横浜DeNAベイスターズ 課題:横浜スタジアムでのプロ野球観戦募集規定下記の注意事項に同意のうえでご応募ください。1. 優秀作品は東京含む主要都市での掲出を予定しています。制作に際しては、公式サイトにてご確認ください。2. 掲出には協賛社及び掲出都市による承認が必要なため、審査結果によっては掲出されない可能性もございます。予めご了承ください。3. 作品の掲出に際しては、制作者同意の上、必要な修正を行う可能性があります。4. 受賞作品の著作権(著作権法第27条および第28条に定められている権利を除く)は、主催者であるジャパン・シックスシート・アワード委員会(エムシードゥコー株式会社)に帰属します。また、受賞作品の広告使用に関する使用料などは原則発生しませんが、受賞作品を変形して広告その他に使用する場合には受賞者(制作者)の事前の承諾を得るものとします。5. 未発表のオリジナル作品に限ります。今後提案予定のある作品についても応募できません。応募者は応募作品に関して、知的財産権など第三者の権利を侵害するものでないことを保証するもとします。第三者の知的財産権を侵害する疑いのある作品については、審査結果発表後であっても受賞を取り消すことがあります。6. 審査状況や審査結果に関するお問い合わせには応じられません。7. 応募作品は返却しません。8. 応募作品について、著作権等により論争が生じた場合、シックスシート・アワード委員会および協力会社、課題協賛各社は一切責任を負いません。9. 応募頂いた方の個人情報は今後のイベントや広告関連の情報などを案内するために利用させて頂くことがあります。 本アワードは屋外広告のクリエイティブ賞として、 日本における屋外広告、とりわけシックスシートフォーマット(タテ1755mm ×ヨコ1185mm)での表現技術の向上を目的として、2012年よりスタートし、今年で第11回を迎えます。協賛各社から出題される課題に応える形で、作品を応募いただきます。課題を解決するクリエイティブアイデアに加え都市の建築物や街並みと調和がとれた魅力的なデザインによって、都市景観に美しさをもたらすような優れた作品を評価致します おかげさまで昨年、10回という節目を迎えました。年々エントリー数も増え、多くの協賛企業社様やクリエイターの皆様のご協力のもと、当初から掲げているアワードの目的となります媒体のご理解やご活用の促進につきまして、一定の結果を出すことができてきたと感じております。そのうえであらためまして、アワードの意義を見つめなおし、今後10年20年、社会とともに歩み、貢献し、愛されていくサステナブルな屋外広告を考えていく機会として、あらたにアワードを再スタートしていきたいと考えました。 社会、環境、広告活動のハブとなるメディアを目指していく、という主旨にご賛同いただきました企業様から、今年も多くの魅力的な課題をいただいております。インサイトにあふれたユニークなアイデアで課題を解決するご応募をお待ちしております。 今年度も引き続き、デジタル媒体の展開を拡大しております。2019年からスタートしました横浜、川崎に加えまして、東京、福岡、広島、仙台と都市が広がっております。ポスタークリエイティブ、デジタルクリエイティブいずれも、皆様の素晴らしい作品を心よりお待ちしております。 受賞作品はエムシードゥコー(株)が運営管理するシティスケープ®に実際に掲出致します。

「第18回KAJIMA彫刻コンクール」公募のお知らせ

2023年5月19日
#公募

開催要項の詳細はこちら 応募登録締切2023年6月23日(金)作品情報締切2023年8月11日(金)作品搬入第1次審査作品(模型作品)2023年8月18日(金)~ 8月20日(日)第2次審査作品(実物作品)2024年2月17日(土)展示期間2024年3月13日(水)~4月5日(金)(日曜日、祝日を除く)展示場所鹿島KIビル アトリウム東京都港区赤坂6-5-30 応募要項の詳細はこちら 応募資格年齢・国籍を問わない。応募点数1人(1グループ)1点、未発表作品に限る。応募登録方法応募登録フォームに必要事項を入力して、日本標準時の2023年6月23日(金)必着で応募するものとする。出品料【国内】¥2,000 - (出品料は理由の如何に関わらず返還しない)【海外】無料振込先三井住友銀行 東京営業部 普通 8546821鹿島建設株式会社KSC実行委員会振込手数料は出品者負担。送金を確認できないものについては、応募を受け付けない。(2023年7月7日(金)までに振込むこと)権利関係作品の所有権及び著作権は作家に帰属する。ただし、コンクールに関連して主催者が刊行する広報・宣伝のための出版物等への掲載権を作家は許諾するものとする。個人情報個人情報保護方針に関しては、こちらをご覧ください。

文化庁 国内クリエイター創作支援プログラム/発表支援プログラム

2023年5月17日
#公募

文化庁より、令和5年度(2023年度) ①国内クリエイター創作支援プログラム、➁発表支援プログラム の募集について情報をお寄せいただきましたのでお知らせします。応募資料や応募方法など、詳しい情報はこちらをご参照ください。 募集対象者①国内クリエイター創作支援プログラム1)5年以上の活動履歴を有する、又は、国内外で顕彰等の受賞歴があること。2)日本国籍又は日本の永住資格を有すること。3)企画の実現にあたり、アドバイザーとの面談(3回程度)、研修・交流プログラム、2024年3月に開催予定の成果発表イベントに参加が可能であること。4)概ね40代までであること。➁国内クリエイター発表支援プログラム 1)3年以上の活動履歴を有すること。2)日本国籍又は日本の永住資格を有すること。3)企画の実現にあたり、アドバイザーへのプレゼンテーション(2回程度)及び2024年3月に開催予定の成果発表イベントに参加が可能であること。4)概ね40代までであること。助成内容①国内クリエイター創作支援プログラム500万円を助成レベルアップサポート、発信サポート、クリエイターとの交流、制作サポートなど➁国内クリエイター発表支援プログラム100万円を助成レベルアップサポート、広報協力、クリエイターとの交流、発表サポートなど採択件数①国内クリエイター創作支援プログラム15〜20件程度➁国内クリエイター発表支援プログラム 20〜30件程度応募期限2023年5月31日(水)18:00応募書類①国内クリエイター創作支援プログラム企画書、予算書、制作スケジュール、ポートフォリオ➁国内クリエイター発表支援プログラム企画書、予算書、発表スケジュール、ポートフォリオ 選考日程①国内クリエイター創作支援プログラム1次選考(書類):2023年6月上旬〜7月中旬2次選考(面談):2023年7月下旬選考結果発表:2023年8月下旬(公式ウェブサイト内で発表)➁国内クリエイター発表支援プログラム書類選考:2023年6月上旬〜8月中旬選考結果発表:2023年9月上旬(公式ウェブサイト内で発表)お問合せ①国内クリエイター創作支援プログラムCG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会)メディア芸術クリエイター育成支援事業 国内クリエイター創作支援プログラム事務局〒104-0045 東京都中央区築地1-12-22 コンワビル 7FTEL :03-3535-3501Email: creator-1@cgarts.or.jp(受付時間:平日10時~17時00分)➁国内クリエイター発表支援プログラムCG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会)メディア芸術クリエイター育成支援事業 国内クリエイター創作支援プログラム事務局〒104-0045 東京都中央区築地1-12-22 コンワビル 7FTEL:03-3535-3501Email: creator-2@cgarts.or.jp(受付時間:平日10時~17時00分)募集要項①国内クリエイター創作支援プログラム➁国内クリエイター発表支援プログラム