【重要】代議員選挙2026 投票日程変更のお知らせ

2026年7月23日
#校友会 #代議員選挙

正会員各位 令和8年7月23日一般社団法人多摩美術大学校友会選挙管理委員会委員長 植村 博 一般社団法人多摩美術大学校友会 代議員選挙2026 投票日程変更のお知らせ  代議員選挙2026における投票用紙の発送に予定より時間を要しております。これに伴い、選挙期日および開票日の日程を以下のとおり変更します。会員の皆様にご不便とお手数をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。 なお、各選挙区の推薦者数は、選挙区ごとの被選挙権者数をもとに算出した人数とします。選挙区ごとに推薦者数が異なるため、投票用紙に記載された推薦者数(〇をつける数)をご確認の上、選出をお願いします。 記 1. 選挙期日(投票締切日) 令和8年9月30日(水)同委員会に必着※指定の期日までに選挙管理委員会に到達した投票のみを有効とします。投票方法:郵送投票のみ※電磁的方法による投票は一切認められません 投票の手順:①被選挙人名簿不掲載届を提出された方を除き、各選挙区の被選挙権者氏名を記載した「投票用紙(兼名簿)」を会員の皆様へ郵送します。なお、本用紙には当法人所定の角印が印刷されているほか、偽造防止措置を施しています。②投票用紙に記載された被選挙権者氏名一覧の中から、各選挙区で定められた推薦者数分の氏名を選び、その氏名を「○(マル)」で囲んでください。③記入した無記名の投票用紙を、同封の「指定返送用封筒」に封入してください。重複投票やなりすまし防止(本人確認)のため、返送用封筒の表面には必ず投票者の「署名」をご記載のうえ、ご郵送ください。 【重要】投票の無効について(※ご注意ください)①各選挙区で指定された推薦者数を超える人数を「○」で囲んだ投票は無効となります。②当法人所定の角印が印刷されていない投票用紙および複写・偽造その他不正に作成された投票用紙による投票は無効となります。③返送用封筒に投票者の署名の記載がない場合、本人確認が取れず無効となる場合があります。※投票の秘密は、外封筒により投票者(本人)の確認を行った後、封入された投票用紙を分離して開封する等の方法により厳格に確保されます。 2. 開票日 令和8年10月2日(金) 3.当選者の決定 選挙区ごとに集計を行い、本委員会が当選者を決定します。得票数が同数の者がある場合、その他当選者の決定に支障がある場合は、選挙管理委員会立ち会いのもと、抽選その他公平な方法により決定します。 4. 結果の公表および当選者への通知 開票結果は本ホームページ上にて公表いたします。同時に、当選された方に対しては、原則として電磁的方法(電子メール等)にて個別に結果を通知いたします。その後、代表理事より正会員の皆様へ選挙結果の通知をします。 5.お問い合わせ先 一般社団法人多摩美術大学校友会 選挙管理委員会 事務局住所:192-0394東京都八王子市鑓水2-1723E-mail:info@alumni.tama-art-univ.or.jp 以上

代議員選挙2026公示

2026年5月29日
#校友会 #代議員選挙

正会員各位 令和8年5月31日一般社団法人多摩美術大学校友会選挙管理委員会委員長 植村 博 一般社団法人多摩美術大学校友会 代議員選挙2026公示  当法人の代議員選挙管理規則に基づき、代議員選挙2026を実施します。 代議員は、主に年1回6月に開催される定時社員総会(オンライン)に参加し、当法人の事業・決算報告及び事業計画案・予算案等の確認(審議・決議)を行う役割を担っています。本選挙では、この代議員を選出します。 本選挙におきましては、立候補の受付は行いません。現職の役員(理事・監事)を除く正会員の皆様全員が、自動的に「被選挙人(代議員候補者)」および「選挙権者」となります。 被選挙人を辞退される場合は、下記の受付期間内に「被選挙人名簿不掲載届」をご提出ください。 記 必ず、「多摩美術大学校友会 代議員選挙のご案内」動画をご視聴ください。 1. 代議員の定数 60名以下 ※当選辞退等により欠員が生じた場合は、60名未満で確定することがあります。※選挙区について:本選挙は、会員の皆様が卒業または修了した「学科」および「卒業・修了年」を基準とした選挙区ごとに実施します。選挙区ごとに得票数を集計し、当選者を決定します。 2. 代議員の任期 自:令和9年6月6日至:令和13年の定時社員総会終結の時まで(令和13年6月上旬頃を予定) 3. 被選挙権者(候補者)および選挙権者 被選挙権者:当法人の正会員全員(※ただし、現職の理事および監事は除きます)選挙権者:当法人の正会員全員 4. 被選挙人名簿不掲載届受付期間 受付期間:令和8年6月1日(月)から 令和8年6月30日(火)まで(必着)提出方法:次の「被選挙人名簿不掲載届」Webフォームより提出をお願いします。※期日を過ぎた被選挙人名簿不掲載届は受理できません。締め切り後、届出者を除いた「被選挙権者名簿」を本委員会にて速やかに作成します。※国内の方でインターネット環境の利用ができない方のみ代議員選挙2026のご案内はがきの返信面を受付期間必着で返送してください。 5. 被選挙人名簿への掲載範囲 ①正会員で被選挙人名簿不掲載届の提出が無い方を掲載します。②連絡拒否者は不掲載とします。③住所不明者は以下のとおりとします。 ア.住所が不明の方で、メールアドレスのご登録がある方は掲載します。 イ.住所・メールアドレスともに不明の方は不掲載とします。 6. 選挙期日(投票締切日) 令和8年8月31日(月)同委員会に必着※指定の期日までに選挙管理委員会に到達した投票のみを有効とします。投票方法:郵送投票のみ※電磁的方法による投票は一切認められません 投票の手順:①被選挙人名簿不掲載届受付締め切り後、各選挙区の被選挙権者氏名および当法人所定の角印が印刷され、偽造防止措置を施した「投票用紙(兼名簿)」を会員の皆様へ郵送します。②投票用紙に記載された被選挙権者の中から、10名以内を推薦者として選び、その氏名を「○(マル)」で囲んでください。③記入した無記名の投票用紙を、同封の「指定返送用封筒」に封入してください。重複投票やなりすまし防止(本人確認)のため、返送用封筒の表面には必ず投票者の「氏名」および「会員番号」をご記載のうえ、ご郵送ください。 【重要】投票の無効について(※ご注意ください)①10名を超える人数を「○」で囲んだ投票は無効となります。②当法人所定の角印が印刷されていない投票用紙および複写・偽造その他不正に作成された投票用紙による投票は無効となります。③返送用封筒に投票者の氏名・会員番号の記載がない場合、本人確認が取れず無効となる場合があります。※投票の秘密は、外封筒により投票者(本人)の確認を行った後、封入された投票用紙を分離して開封する等の方法により厳格に確保されます。 7. 開票日 令和8年9月2日(水) 8.当選者の決定 選挙区ごとに集計を行い、本委員会が当選者を決定します。得票数が同数の者がある場合、その他当選者の決定に支障がある場合は、選挙管理委員会立ち会いのもと、抽選その他公平な方法により決定します。 9. 結果の公表および当選者への通知 開票結果は本ホームページ上にて公表いたします。同時に、当選された方に対しては、原則として電磁的方法(電子メール等)にて個別に結果を通知いたします。その後、代表理事より正会員の皆様へ選挙結果の通知をします。 10.お問い合わせ先 一般社団法人多摩美術大学校友会 選挙管理委員会 事務局住所:192-0394東京都八王子市鑓水2-1723E-mail:info@alumni.tama-art-univ.or.jp 以上

会員活動助成2026|助成対象が決定しました!

2026年3月27日
#校友会 #助成金

選考委員会において、厳正な審査を行い、以下の47件を助成対象として採択しました。 ※本採択は申請金額の満額助成をお約束するものではございません。助成金額は校友会マイページログイン状況および企画実施後1ヶ月以内に提出いただく報告内容を精査のうえ決定いたします。 ※審査の内容はお答えできませんのでご了承ください。   →会員活動助成の詳細はこちら 1.芸術活動 企画者名藤元翔平企画名称THE BIENNIAL ART EXHIBITION PERSONAL STRUCTURES IN VENICE 2026企画分類展覧会実施期間2026/5/9〜2026/11/22実施場所Palazzo Mora(イタリア) 企画者名HU Qi企画名称個展企画分類展覧会実施期間2026/10/16~2026/10/25実施場所芳澤ガーデンギャラリー 1、2 企画者名シアカ章子企画名称ART EXPO NEWYORK  2026企画分類展覧会実施期間2026/4/9~2026/4/12実施場所Peer36(アメリカ) 企画者名homeCerami企画名称未定企画分類展覧会実施期間2026/5~実施場所子の星ギャラリー(東京都) 企画者名飯田秀夫企画名称HIDEO IIDA Solo Exhibition  飯田秀夫個展企画分類展覧会実施期間2026/4/17〜2026/4/26実施場所Gallery Mcube(ネパール) 企画者名早﨑真由企画名称日本の大人企画分類公演実施期間2026/4上旬〜2026/5上旬予定実施場所未定 企画者名井上花音企画名称こっそりえとわーる(仮題)企画分類展覧会実施期間2026/9/4〜2026/9/6実施場所HUG FOR _ .(神奈川県) 企画者名鈴木國男企画名称水で繋がるアートワークスvol7企画分類展覧会実施期間2026/12/18~2026/12/23実施場所ギャラリー枝香庵flat(東京都) 企画者名松橋惟真 企画名称『おんなじ』企画分類公演実施期間未定実施場所未定 企画者名西山瑠依企画名称西山瑠依と8人の表具師展企画分類展覧会実施期間2026/11/7~2026/11/15実施場所ギャラリー「間」成田(千葉県) 企画者名多摩さつき会企画名称第8回多摩さつき会展企画分類展覧会実施期間2026/5/1〜2026/5/6実施場所Gallery Concept21(東京都) 企画者名ゑゑ企画名称背表詩企画分類展覧会実施期間未定実施場所未定 企画者名田中べにこ企画名称POP-UP Festa, Olá Portugal!企画分類展示、講演及びトーク、パフォーマンス、制作ワークショップ実施期間2026/8/22〜2026/8/23実施場所ハコギャラリー(東京都) 企画者名釜石十軒企画名称ちゃかほい展企画分類展覧会実施期間2026/10実施場所渋谷区文化センター大和田ギャラリー(東京都) 企画者名タマビ博士会企画名称第三回多摩美術大学大学院博士展~博士号取得者による展覧会~企画分類展覧会実施期間2026/11/9~2026/11/13実施場所中国文化センター(東京都) 企画者名須藤瑞己企画名称未定企画分類公演実施期間2026/5/27〜2026/5/31実施場所ひつじ座(東京都) 企画者名ニューヨーククラブ企画名称Home Away From Home XXII 企画分類展覧会実施期間2026/9/17〜2026/9/26実施場所Tenri Gallery(アメリカ) 企画者名千葉多摩美会企画名称第29回千葉多摩美会展企画分類展覧会実施期間2026/6/9~2026/6/15実施場所千葉県立美術館(千葉県) 企画者名やつげんき/tsukuring企画名称アシタもつくるための橋企画分類展覧会実施期間2026/8/7〜2026/8/23実施場所アートスペース「現在|ima」(山形県)ギャラリー「ASITA_ROOM」 (大阪府) 企画者名栗本佳典企画名称個展企画分類展覧会実施期間2026/7/28~2026/8/2実施場所ギャラリー恵風(京都府) 企画者名濵田路子企画名称未定企画分類展覧会実施期間2026/7/27〜2026/8/2実施場所ギャラリー恵風(京都府) 企画者名えがしらももか企画名称双群青企画分類展覧会実施期間2026/8/10~2026/8/16実施場所ぎゃるりじん(神奈川県) 企画者名檜木小春企画名称未定企画分類展覧会実施期間未定実施場所未定 企画者名Super Open Studio NETWORK企画名称未定企画分類展覧会実施期間2026/11上旬〜中旬実施場所アリオ橋本(神奈川県)を予定 企画者名Kim seonghee企画名称未定企画分類展覧会実施期間2026/5/1〜2026/5/14実施場所東京都目黒区駒場4-8-2(東京都) 企画者名中平果步企画名称未定企画分類展覧会実施期間202610/6〜2026/10/122026/10/17〜2026/10/23実施場所京都市立芸術大学(京都府)多摩美術大学(東京都) 企画者名宮島えりか企画名称こけしのほとけさま展〜歓喜天様と十一面観音様編〜企画分類展覧会実施期間2026/12/16〜2026/12/18実施場所ギャラリーボチュー(宮城県) 企画者名松井絵里企画名称YUBI・ゆび・ユビユビ=ゆーまいびー企画分類公演実施期間2026/7/23〜2026/7/26実施場所スタジオ空洞(東京都) 企画者名西内穂波 企画名称未定企画分類公演実施期間2026/8/19〜2026/8/23実施場所cafe&bar 木星劇場(東京都) 企画者名熊倉涼子企画名称遺伝子と品種改良をテーマにした個展企画分類展覧会実施期間2026/6〜2026/7(詳細未定)実施場所Satoko Oe Contemporary(東京都) 企画者名アラキケイ企画名称アラキケイ個展(仮)企画分類展覧会実施期間2026/11〜2027/3実施場所未定 企画者名多摩美中部の会企画名称第20回多摩美中部の会展 企画分類展覧会実施期間2026/11/10~2026/11/15実施場所ギャラリーブランカ(愛知県) 企画者名Randy TAKAHASHI企画名称Randy TAKAHASHI Wall Painting(仮)企画分類ウォールペイント実施期間2026/4~2026/6内実施場所デザインフェスタギャラリー(東京都) 企画者名林理有多企画名称未定企画分類展覧会実施期間2026/10予定実施場所多摩美術大学彫刻棟ギャラリー(東京都) 企画者名武藤礼奈企画名称はなうたを口ずさみながら企画分類展覧会実施期間2026/6/2〜2026/6/7実施場所art gallery OWL(神奈川県) 企画者名平田守企画名称不透明性の主権(仮)企画分類展覧会実施期間2027/3/1〜2027/3/31の中から2週間程度実施場所未定 企画者名山村榛菜企画名称未定企画分類展覧会実施期間2026/11/2〜2026/11/7実施場所ギャラリーQ 企画者名Quno企画名称未定企画分類パフォーマンス実施期間2026/9/19~2026/9/20実施場所未定 企画者名飯塚うなぎ  企画名称妖精大図鑑 ASAKUSA THUNDER GATE(仮)企画分類公演実施期間2026/10/21〜2026/10/25実施場所浅草九劇(東京都) 企画者名首藤栞音企画名称未定企画分類展覧会実施期間未定実施場所未定 企画者名廣野唯生企画名称演劇舞踊コース自主企画「演舞新歓2026」企画分類公演実施期間2026/4/24実施場所多摩美術大学上野毛キャンパススタジオC(東京都) 2.教育普及 企画者名永井雅人企画名称版画家と音楽家が語る「西洋音楽の楽譜と作曲家肖像画の発達 版画・印刷技法との関わりから」企画分類講演会実施期間未定実施場所未定 企画者名多摩教育の会企画名称多摩教育の会図画工作、美術教育の実技等研修講座及び二次対策講座企画分類講演会実施期間2026/8/4〜2026/8/20実施場所多摩美術大学八王子キャンパス(東京都)実践女子大学渋谷キャンパス(東京都) 3.会員連絡 企画者名遠藤貢治企画名称エヒメノタマビ企画分類総会実施期間未定実施場所愛媛県美術館(愛媛県) 企画者名多摩教育の会企画名称総会の開催及び多摩教育の会のたよりNo.37の発行、役員会の実施企画分類総会及び会報の作成発行、役員会の実施等実施期間2026/4/4〜2027/3/6実施場所多摩教育の会事務局上目黒住区センター(東京都) 企画者名ニューヨーククラブ企画名称ニューヨーククラブ運営企画分類理事会、ズーム会議など実施期間2026/4/1~2027/3/31実施場所中里スタジオ、集会所、その他ズーム 企画者名多摩美中部の会企画名称多摩美中部の会 第20回総会企画分類総会実施期間2026/11/10実施場所ギャラリーブランカ(愛知県) ※本一覧は申請順に掲載しております。

【特集記事】第2回 卒業生インタビュー 相澤陽介さんvol.1

2025年7月17日

2001年多摩美術大学デザイン科染織デザイン専攻を卒業後、株式会社コムデギャルソンに入社、2006年には自身のブランドWhite Mountaineeringをスタートし、ヤマト運輸の新制服やLARDINI BY YOSUKEAIZAWAをデザインするなど国内外で活躍している相澤陽介さん。現在はテキスタイルデザイン専攻の客員教授も務めています。そんな相澤陽介さんに校友会代表として2025年度入学式の祝辞をいただきました。その入学式の控室にて、校友会スタッフ(多摩美卒業生)が在学時から現在の活躍に至るまでのお話を伺いました。 相澤陽介(Aizawa yosuke) 1977年 埼玉県生まれ 2001年 多摩美術大学デザイン科染織デザイン専攻(現:テキスタイルデザイン専攻)卒業   同年 株式会社コム・デ・ギャルソンに入社 2006年 自身のブランド White Mountaineeringをスタート 2012年 ロンドン五輪日本選手団のユニフォームをデザイン 2013年 MONCLER Wのデザイナーに就任 2014年 BURTON THIRTEENのデザイナーに就任 2016年 パリファッションウィークに参加 2018年 多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻の客員教授に就任 2019年 サッカーJリーグ北海道コンサドーレ札幌の取締役兼ディレクターに就任 2020年 ヤマト運輸の新制服、LARDINI BY YOSUKEAIZAWAをデザイン 2023年 東北芸術工科大学芸術学部の客員教授に就任 https://youtu.be/NpRCVCsb-s8?si=cdJIVQaZ5nlMbTjM ─── 多摩美術大学デザイン科染織デザイン専攻を進学先に選んだ理由は何でしょうか。進路につながった幼少期から高校時代の思い出がありましたら教えてください。 相澤:一つのきっかけとしては、父の影響があります。どちらかというとほぼ独学ではあるんですが、私の父親は広告ポスターなどのデザイン関係の仕事をしていました。また父は洋服などもすごく好きで、そうした父の傍で子供の頃からデザインというものを身近に感じられる環境で育ちました。 また、高校生の頃はバンドをやったりスポーツをやったりしていたんですが、父親から教えてもらったアンディー・ウォーホルの作品というのが非常に興味深く目にとまりました。実際これはアートなのかデザインなのか?ポップアートっていう名前だし、何だかわからなかったんですけど、非常に魅力的に感じ、デザイン企業で働いていた父とは真逆のシルクスクリーンであったり手作業であったりというところに憧れていきました。 ちょうど一番いいなって思ったのが美大の染織デザイン専攻か版画専攻だったんですね。なので自分としてはデザインというものも残しつつ、手作業で何かを生み出すというところに憧れて、染織デザイン専攻に進みました。 ─── 在籍されていた当時の染織デザイン専攻は相澤さんにとってどのようなところでしたか。 相澤:染織デザイン専攻はデザインという名前がついていたんですけど、工芸学科に非常に近かったものですから、正直申し上げますと、初めは間違えたかなと思いました。というのは、当時の校舎自体も古く、現在のテキスタイル棟ができる前の校舎で、技術的なものを学ぶとしても、古典的なものしか学ぶことができなかったんです。 今のテキスタイルデザイン専攻というのは最新鋭の機械であったり、現代的な教育の考え方がありますけど、どうしても染織という言葉は工芸に近く、機織りだったりとか染め物というところだったので、初めはすごく難しいなと自分では思いました。 けれども当然ですが学校なので自分たちで考え、そしてカリキュラムに沿って技術を得ていく。そうすると技術が自己表現のための武器になるということがすごく理解でき、のめり込んでいくように染織デザインというものにはまっていったのを覚えています。 ─── 入学時は現代美術のような表現を目指していたが、入ってみたら技術を学ぶところだったということですよね。先程、入学式の祝辞でも「技術が力になる」といったお話をされていましたが、それは相澤さんの在籍していた当時の経験に基づくことなんですね。 相澤:そうですね。私は今もファッションデザイナーとして長く活動していますが、感性であったりとか感覚、もしくは才能ってものは、全て受け手次第になってしまうと思うんですね。例えば、私が全く興味のないジャンルの素晴らしいものを見た時に、どう感動していいかわからないと思うんですよ。 その代わり、すごく興味のあるものに関しては、ちょっとしたことでも感動すると思うんですね。そういうふうに美術とか芸術、デザインというものを、私としては感覚値で説明するのは非常に難しいと思っています。特に多摩美では客員教授としても長年勤めてますが、そのことを学生の皆さんに理解してもらうためにも、やはり武器としての技術を身につける大切さを伝えています。 そして、その武器を使うことで自分の次のステージが見えてくると思うんですね。やはり自分のできることとか、共通言語になるものというのは、絵を描くことであったり、私たちであれば洋服を作ることと繋がってきます。その絵を描くっていうことの何が重要かと言いますと、私は数年前、イタリアのLARDINI(ラルディーニ)というブランドで仕事をする機会がありました。場所はイタリアのマルケ州アンコーナというところで、これまでイタリアの仕事は過去にいっぱいやってきたんですけど、アドリア海側のいわゆる片田舎で仕事をしたのは初めてでした。そうするとほとんどのスタッフはイタリア語しか喋れないんです。私は今まで英語でコミュニケーションをとっていたんですが、イタリア語しか話せないモデルリスト、日本だとパタンナーって言うんですけど、イタリアだとそうした方々とものづくりをしなきゃいけない。もう言葉が通じないわけです。そうすると洋服の仕様だったり縫い方の一つ一つを、僕はその場で絵を描いて説明するんですね。要は絵を描くということが共通言語になり、言葉を超えるんですよ。そういう意味で、やっぱり技術はすごい重要なんですね。 なので技術を習得するっていうのは職業訓練みたいな雰囲気があるかもしれませんが、技術は感覚や才能を絶対に超えると思って、僕は今教鞭をとっています。 LARDINI BY YOSUKE AIZAWA カプセルコレクション ─── 私も版画を制作しているのですが、感覚とか感性で制作を進めても最終的には作品として成立させるための着地点を見つけています。その地面というか、基準になるところが技術という感じでしょうか。 相澤:例え話をしますと、私が以前教えていた多摩美とは別の大学でロリータファッションがすごく好きな学生がいたんです。ファッションというカテゴリーの中ではありますけど、正直いって私には1ミリもわからない。どういうものが良くて、どういうものが正しいのか全然わからないんですよ。 そういうことは世の中に多々あると思うのですが、その彼女の好きという感情がすごい溢れていて、さらに、洋服を縫う力、絵を描く力、それを染めて表現する力がものすごく強かったんです。なので、作品を作ってみたら面白くてしょうがなかったんですよ。 全く興味のない“ロリータ”という世界観だったんですけど、その子が作った技術というか、プロダクトとしての完成度を通して、その逆を僕は感じたんですよね。このプロダクトであれば、この人が考えていることをもっと知りたいという風になると。そうした誰もがわかる技術というものを学ぶべきだと、私は思っています。 ─── 現在の活動から大学時代を振り返って感じることはありますか? 相澤:そうですね。私は今ファッションデザイナーで、大学を卒業する時にCOMME des GARÇONS(コム・デ・ギャルソン)という会社に入って、いきなりファッションの世界でトップクラスの企業に入ったんですが、当時の私は洋服を作ったことがないかったわけですよ。 染織デザイン専攻というものはファッションを学ぶコースではないので、たまたま絵の力を使ってコム・デ・ギャルソンに入ることができました。さらに入社して1、2年目の早い段階でいきなりパリに行って、パリ・ファッションウィーク(通称:パリコレ)にスタッフとして参加できて…。 そうした経験から、既存のルールに縛られない視点を持つことができたと思っています。例えば洋服の会社にいたら洋服を作り縫わなきゃいけない、また洋服に関する知識を持っていなければいけない。だけど、そうしたことを疑っていくというか、自分ができることは何なのかというのを、ネガティブな状態からどうやってポジティブに変換していくかっていうのは、洋服を学ばなかったことによって洋服を学ぶ強さにつながっているというふうに思っています。 コム・デ・ギャルソン時代 ─── 学生時代に影響を受けた先生やアーティストを教えてください。 相澤:一番はですね、今、私が客員教授をやらせていただいている東北芸術工科大学で学長を務めている中山ダイスケさんです。 私がアンディー・ウォーホルであったりとか、ファクトリー(スーパー・ファクトリー)っていうものに憧れていた高校生卒業ぐらいの時に、作家活動をしていた彼と出会ったんですね。シンプルに言いますけど、彼が作る作品はものすごくかっこよかった。バンドだったりとかHIPHOPだったりとか、月並みな高校生が好きになるものにどっぷりはまっている中で、現代美術のアーティストがこんなに格好いいものだっていうのを初めて知ったのが中山ダイスケさんという方でした。 実際にアトリエのアシスタントを大学生の時にやらせていただいたりして、一番影響を受けました。ただ、それだけすごいインパクトがあったので、逆に自分がこれを突き詰めることはできないなって思った部分もありました。今でも交流があるということもありがたいと思っています。 vol.2~ はこちら vol.3~ はこちら

アートアーカイヴシンポジウム「没後30年 秋山邦晴――現代音楽とともに」+アートアーカイヴセンター所蔵資料展10「秋山邦晴Ⅰ 音楽・美術・映像」

2026年10月1日
#展覧会 #イベント

アートアーカイヴシンポジウム「没後30年 秋山邦晴――現代音楽とともに」 全体進行諏訪未知(AAC所員・多摩美術大学准教授)オープニング内藤廣(多摩美術大学学長)資料紹介光田由里(AAC所長・多摩美術大学教授)日  程2026年10月24日(土)時  間13:10~16:30(12:40開場)入場料無料(事前申込制)発  表「秋山邦晴 現代音楽の水先案内人――ジョン・ケージ/武満徹/エリック・サティ」白石美雪(武蔵野美術大学教授)「秋山邦晴と映像」越後谷卓司(多摩美術大学教授)座談会「秋山邦晴の多摩美術大学時代」建畠晢(AACアドバイザリーボード・多摩美術大学名誉教授)ほかクロージング久保田晃弘(AACアドバイザリーボード・多摩美術大学名誉教授)会  場多摩美術大学八王子キャンパスレクチャーAホール主  催多摩美術大学附属TAUリサーチカウンシルアートアーカイヴセンター アートアーカイヴセンター所蔵資料展10「秋山邦晴Ⅰ 音楽・美術・映像」 日  程2026年9月18日(金)~2026年10月29日(木)時  間10:00~17:00休館日日曜日/9月22日(火)/9月23日(水)会  場アートアーカイヴセンターギャラリー(多摩美術大学八王子キャンパスアートテーク2F) 秋山邦晴(1929–1996)の没後30年を迎え、多摩美術大学附属TAUリサーチカウンシル アートアーカイヴセンター(AAC)では第9回アーカイヴシンポジウム「没後30年 秋山邦晴──現代音楽とともに」を開催いたします。また、アートアーカイヴセンターギャラリーでは、AAC所蔵資料展10「秋山邦晴Ⅰ 音楽・美術・映像」を開催いたします。 本学教授在任中に病を得て逝去した秋山は、日本の現代音楽草創期に独学で現場に飛び込み、道を切り開いた先駆者でした。美術家と音楽家による実験工房(1951)を拠点に欧米の現代音楽を紹介、ミュージック・コンクレート、テープ音楽のコンサートをいち早くプロデュースし、数々の音楽雑誌の編集長を務めた秋山は、武満徹、ジョン・ケージ、オノ・ヨーコらと交流しながら、現代美術との接点に立ち続けました。松本俊夫とコラボレーションした実験映画《石の詩》(1963)の作曲をはじめ、ダンス、演劇、映像など多ジャンルにわたり作曲、プロデュース活動を繰り広げる一方、ニューヨークではフルクサスに参加しました。 今回は多岐にわたる秋山の活動のなかから、現代音楽研究、映像とのコラボレーション、大学での教育活動の3項目を採り上げ、彼の業績の一部を振り返る場といたします。

緑と道の美術展 in 黒川2026

2026年10月1日
#展覧会 #イベント

出品者栗原勉(1981年修士課程修了)宮澤泉(1982年修士課程修了)奥野美果(1987年美術学部卒業)阿部靖道(1995年修士課程修了)長谷川創(2004年修士課程修了)坂田虹花(2026年修士課程在学生)四家真理子(2020年修士課程修了)ほか日 程2026年11月01日(日)~2026年11月30日 (月)時 間終日料 金無料場 所黒川緑地地域(川崎市黒川駅、はるひ野駅周辺)※詳細情報はポスターのマップをご参考下さい。WEB緑と道の美術展協 賛多摩美術大学ほか 【関連イベント】※詳細情報はポスターの方をご参考下さい。 作家によるプチ解説ツアー 当日担当するアーティスト数名が展示ルートを一緒に歩き、作品のご案内をいたします。 日  程会期中の土日祝(11月1日・11月8日を除く)※当日受付10:00~※雨天中止※所要時間2h程度料  金無料集合場所小田急多摩線はるひ野駅南口※受付テントへ直接お声掛けください。定  員各回先着10名限定 作品解説付きアート散策ツアー 作品設置場所でお待ちしているアーティストが作品解説を行います。 日  程2026年11月8日(日)※当日受付10:00~料  金無料集合場所小田急多摩線はるひ野駅南口※受付テントで整理券を配布します。 里山散策と収穫を楽しむ黒川地域 秋のグリーンツーリズム 日  程2026年11月21日(土)時  間9:30~12:00集合場所黒川営農団地管理組合倉庫前川崎市麻生区黒川206定  員30名程度(予定)※応募者多数の場合は抽選。 みる ふれる 小さな旅おしゃべり観賞会 アートコミュニケータ「ことラー」と作品を見たり触れたりしながら里山歩きをみんなで楽しみましょう。 日  程2026年11月22日(日)11月23日(月)※事前申込 ※当日受付可時  間13:30~15:00(予定)料  金無料集合場所小田急多摩線はるひ野駅南口 緑と道の美術展サテライト展示 当会場の他、川崎市役所本庁舎にて過去作品の一部を展示しています。 日  程2026年10月5日(日)~11月29日(月)場  所川崎市役所本庁舎川崎区宮本町1番地 1階アトリウム 奥野美果25階展望フロアEVホール 巾崎知佳

第22回 多摩美術大学校友会ニューヨーククラブ展

2026年9月18日
#展覧会

ホーム・アウェイ・フロム・ホーム  センス オブ プレイス同時開催:Keico Watanabe(渡辺啓子)個展   出品者Risa Amaya(1990年 美術学部卒業)Hosanna Amamiya(2023年美術学部卒業)Hana Asami(1985年 美術学部卒業)Rokhyun Baek(2006年修士課程修了)Tomoko Hayakawa(1987年美術学部卒業)Aiko Kurebayashi(1994年 修士課程修了)Aaron Lee(2006年 修士課程修了)Seiichi Matsumura(1985年 修士課程修了)Akiko Matsuo(1985年美術学部卒業)Miki Nagano(1978年 修士課程修了)Magico Nakamuira(2003年美術学部卒業)Sakiko Nakamura(2009年 造形表現学部卒業)Ponto Ponta(1985年 美術学部卒業)Shigeyoshi Sakai (1970年 美術学部卒業)Hiroaki Sano(1999年 修士課程修了)Akiko Siacca(1990年美術学部卒業)Motoko Tachibana(1961年美術学部卒業)Yoko Takamiya(1986年 修士課程修了)Keico Watanabe(1983年美術学部卒業)ほか日 程2026年9月17日(木)~2026年9月26日(土)レセプション9月17日(木)18:00~20:00  時 間12:00〜18:00(月曜日~木曜日)12:00〜15:00(土曜日)※初日18:00開館、最終日は15:00時まで休館日金・日曜日場 所Tenri Gallery43A W 13th St, New York, NY 10011WEBHPSNS 多摩美術大学校友会ニューヨーククラブ展は、「ホーム・アウェイ・フロム・ホーム」をテーマに2004年より毎年開催され、2026年度で22回目を迎えます。 私たちは日々、場所に立ち、移動し、記憶を重ねながら生きています。しかし、「場所」とは単なる地理的な座標ではありません。光や音、匂い、他者との関係、そして記憶が織り重なることで芽生える、きわめて個人的で流動的な感覚でもあります。  今回のテーマ「Sense of Place」は、日本を離れ、ニューヨークという多様な文化や価値観が交錯する都市で暮らし、制作を続けるアーティストたちが、それぞれの経験や視点を通して「場所」という概念を見つめ直す展覧会です。異なる文化の中で新たな視点を獲得する一方、自らのルーツや記憶と向き合いながら表現を深める参加作家たちは、絵画という表現を通して、自らが世界をどのように知覚し、そこに存在しているのかを描き出します。 ここで描かれるのは、特定の土地の記録ではありません。移ろう都市の気配、旅先でふと覚える既視感、帰る場所の曖昧さ、あるいは言葉にしがたい帰属意識。作品は、誰もが心のどこかで抱えながらも容易には言葉にできない感覚を静かに映し出します。その多彩な表現は、鑑賞者一人ひとりの身体感覚や記憶と響き合い、新たな「場所」の認識を促します。 本展は、「場所」とは何か、「帰る場所」とはどこなのかという普遍的な問いを投げかけます。作品の前に立つとき、アーティストが見つめる風景と鑑賞者自身の記憶が交差し、「私はどこにいるのか」「私にとって場所とは何か」という根源的な問いが静かに浮かび上がるでしょう。 「Sense of Place」は、場所を「見る」ための展覧会ではなく、場所を「感じ直す」ための試みです。 あなた自身の中に眠る風景が、この場所で静かに立ち上がることを願って。 また、同会場では、渡辺啓子(Keico Watanabe)の個展も同時開催いたします。渡辺は1999年、「ニューヨークの街を描きたい」という思いを胸に渡米して以来、一貫して都市の風景を描き続け、その表現を磨いてきました。作品には、確かな描写力に支えられた明るさと希望が息づき、奥行きのある街路や言葉、楽器などのモチーフには、彼女に創作の源泉を与え続けるジャズのリズムが映し出されています。また、信仰と共同体とのつながりも、その表現を支える大切な基盤となっています。多摩美術大学校友会ニューヨーククラブ展ならびに渡辺啓子個展へのご来場、ご高覧を心よりお待ちしております。

【公募】令和8年度アニメーション文化調査研究活動助成制度

2026年9月16日
#公募

趣旨公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団は、アニメーション文化の理解及び発展のために、国内外におけるアニメーションに関する調査研究活動に対し、助成を行う。 対象とする研究の領域・アニメーションの理論・歴史に関する研究・アニメーション制作方法及びその技術に関する研究・その他、アニメーションに関し、上記の趣旨に寄与する研究助成額1研究計画あたり50 万円以内募集対象次のいずれかの条件を満たす者とする。・大学院修士又は博士課程に在籍する者及び調査研究期間中に 進学を予定する者・大学、研究機関、教育機関等において調査研究活動に従事する者・博物館(相当施設を含む。)及び図書館で調査研究活動に 従事する学芸員・図書館司書等の職員・その他、当該研究活動に従事できると当財団が認める者その他の条件・調査研究活動計画は、申請者が主体となって行う調査研究と する。申請者は個人又はグループに限る。・他の調査研究助成制度から既に助成を受けているか、 受けることが決定している調査研究は対象外とする。・申請者の国籍、居住地は問わないが、申請及び調査研究発表は 日本語に限る。・調査研究成果は完全なオリジナルであること、及び調査研究 内容に含まれる第三者の著作物に関しては適法に著作権等の 処理がなされていることとする。・成果物の著作権は提出した個人(又はグループ)に所属する。 ただし、本件助成の趣旨に鑑み、当財団又は当財団の許諾する 第三者が、提出された成果物を、当財団又は当財団の許諾する 第三者の出版物(紀要・広報等による紙媒体又は電子メディアで   の出版、出版物の対価が有償か無償を問わない。)に使用し、 又はWeb等のネットワーク上での公開をする場合等含み、 無償で使用できるものとし、本件助成の期間が終了した後も 同様とする。募集期間~2027年1月31日(日)(必着)申請方法・当財団の指定する助成申請書に必要事項を記入し、調査研究活動 計画書(書式自由)とともに提出する。・個人(又はグループ)が応募できる調査研究計画はひとり (又は1グループ)あたり1件に限る。・申請の際の申請書、調査研究活動計画書、添付された資料等は 返却しない。選考方法事務局による書類審査により、応募要項に合致していることを認められた調査研究活動計画書について、当財団理事及び評議員、外部の学識経験者で構成する選考委員会により選考会議を開催し、審査選考と助成額の決定を行う。研究成果の提出当助成が決定した場合、当財団と研究成果の提出に関する誓約書を締結し、2028 年3月31 日までに研究成果を文書にして提出する。研究成果は当財団が行う普及啓発活動や出版物(Web 等を含む。)に、財団が自由に使用できることを条件とする。詳細https://www.ghibli-museum.jp/news/015011/問い合わせ公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団 調査研究助成係電話 0422-70-5509

Up & Coming 第21回展「土をかえす。」

2026年9月16日
#展覧会

出品者上岡安里(2018年美術学部卒業)折原智江(2015年美術学部卒業)神谷紀彰(2016年美術学部卒業)ほか日 程2026年10月3日(土)~2026年11月8日(日)時 間12:00~19:00※金曜・土曜は20:00まで休廊日火曜日会 場Up & Coming東京都渋谷区神宮前3-42-18WEB関連イベントなど詳細はこちら 私たちが住む現代の都市は、コンクリートやアスファルトに覆われ、かつての風景は影を潜めています。開発の波に飲まれ、土はその存在すら感じません。しかし、私たちが足元に見失ったその土こそが、生命を支える最も重要な要素であり、自然との共生を取り戻す鍵なのではないでしょうか。 「土をかえす」とは、単に土を元の状態に戻すという意味にとどまりません。それは、私たちが忘れ去ってしまった自然とのつながりを取り戻し、地球に対する責任を再認識することでもあります。私たちの生活は土と密接に関わっていますが、都会の喧騒の中ではそれを感じる機会が少なくなっています。ビルや道路の下に眠る土は、かつて命を育んだ大地です。 「還す」、「返す」、「反す」、「孵す」、「帰す」――「かえす」という行為は一つの形だけではなく、様々な意味や方法を含んでいます。何をかえすかも人それぞれです。私たちはそれぞれの形で土に向き合い、何かをかえしていきます。土を「かえす」ことは、単に物理的な行為ではなく、私たちが自然と再び結びつき、その恩恵を未来にかえしていくことでもあります。 土を「かえす」ことは、単に物理的な行為ではなく、私たちが自然と再び結びつき、その恩恵を未来にかえしていくことでもあります。

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