【特集記事】第3回 卒業生インタビュー 李 焱さんvol.3

2026年10月20日

3歳から水墨画を描き始め、8歳より国内外の展覧会で多数受賞、12歳で中国代表としてオーストラリア訪問、15歳で米スタンフォード大学美術館個展開催。17歳、北京中国美術館での展示は歴代最年少とされています。1992年に来日し、多摩美術大学に入学、博士後期課程を修了されるまで多摩美には9年間在籍されました。近年は島川美術館、カメイ美術館、竹泉荘ホテル、南三陸ホテル観洋などで作品を展示・発表されました。グルーバルに活躍される李焱さんに校友会代表として2026年度入学式の祝辞をいただきました。入学式当日、校友会スタッフ(多摩美卒業生)が李焱さんの幼少期から現在の活躍に至るまでのお話を伺いました。 李 焱(Li Yan) 3歳 水墨画を始める 8歳 国内外の展覧会で多数受賞 12歳 中国代表としてオーストラリア訪問 15歳 米スタンフォード大学美術館で個展 17歳 北京中国美術館で展示(歴代最年少) 2004年 多摩美術大学大学院博士後期課程修了、第一号芸術博士取得 2008年 桂林市美術館で個展 2012年 古元美術館で個展 2014年 中国国家博物館で個展 2023年 Shinwa Wise Holdings 株式会社(銀座)で個展 2024年 栃木県真岡市久保講堂で個展 2025年 Shinwa Auction 株式会社(丸の内)で個展 https://www.youtube.com/watch?v=X7J3fATTItg ─── ここまで訪日後の多摩美での学びや、その後の研究や創作活動について伺ってきましたが、最後に今後の展望についてお伺いしたいと思います。現在、李さんは東北の被災者支援などの活動もされていると伺ったんですが、そのことについても教えていただけますか? 李:南三陸の話ですね。 活動の発端は、南三陸ホテル観洋で女将を務めている阿部憲子さんとの出会いでした。阿部さんは、東北の震災の時に千何百人の人を助けたものすごく素敵な方なんです。東日本大震災は、私が竹泉荘を始めてちょうど1年後のことでした。ご存知のように当時は津波とかすごく大きな影響を受けていました。 震災時/復興の記録 お客さんもいない状態だったので、周りの旅館の多くは休館してしまったんです。でもその時に、竹泉荘の香港オーナーは休館させずに開け続けたんです。(※原発事故を考慮し、震災後半年間は休業)営業し続けることで、被災者の方々にとってほんの少しでも希望になるのなら、支えになりたいと言ったんです。外国人の私たちも頑張るので、地元の方々にも頑張ってほしいという思いでした。私もそのことにすごく大きな愛情を感じました。 その後は地元の人たちとも協力しあって、少しずつ良くなっていきました。ただ今度は、震災から約10年がたった頃に、コロナパンデミックが起きてしまいました。みんなで復興を必死に頑張ってきた中で、またあのような状態になってしまい、本当にどうしたらいいのか分からず途方に暮れてしまいました。 そんな時に、仙台のある美術館に声をかけていただき展示をする機会がありました。その展示に阿部さん(観洋の女将)も見にきてくださいました。その時、阿部女将は私に「震災から10年が経って、みんなも少しずつ落ち着いてきたけれど、何かが足りないと思う」と言われました。そして、その“何か”を補うために私の作品(芸術)から感じたエネルギーやパワーを、南三陸の方々にもお見せし、少しでも支えになれたらということでした。 阿部さんはいつも人のことを第一に考える方です。私も阿部さんのそうした姿勢や言葉に共感し、芸術の力で少しでも皆さんのお役に立てるのであればやってみたいと思いました。それで、南三陸の皆さんに向けて3枚の大きな絵(F100号)を描いたんです。 制作した作品、《空即是色》、2022年、油彩、南三陸ホテル観洋蔵 その絵は南三陸をテーマにして制作し、完成後は南三陸に寄付させていただきました。そして多くの方に見ていただけるよう、ホテル観洋の正面ロビーに展示していただいています。作品を通じて、少しでも皆さんに喜んでいただければと願っています。 ロビーの展示風景 それともう一つ、東北で芸術を介したプロジェクトを進めています。それが多摩美の学生さんたちが制作した作品をパブリックアートとして展示する活動です。 実は私は多摩美で絵画だけでなく彫刻も取り組んでいました。ただ、在学中に制作した作品を卒業時には全て壊さなくてはなりませんでした。それはすごく悲しかった経験です。 そんな経験をきっかけにこのプロジェクトは進められています。 東北の田舎や旅館には空きスペースや土地がたくさんあるんですが、そうした場所を活用した展示ができたなら、作品を残す助けになるのではないかと考えています。 彫刻作品の展示候補地 先ほども申し上げた通り、作品は生命だと思っています。芸術家の生命です。学生さんが本当に一生懸命に作った作品を、簡単に壊すことは私には納得できないのです。ですから私はこのプロジェクトに対しても全力で取り組みたいと考えています。 今、彫刻学科の高嶺格先生やメディア芸術コースの佐々木成明先生、竹泉荘や南三陸だけでなく気仙沼など色々な地域の方々にもご協力をいただいています。そしてこの取り組みは、さらに沢山の地域に広げられたらと考えています。 10年前に竹泉荘のホテルを始めた頃から、アートをテーマにしたホテルをやってみたかったんです。そんな思いもあるので、今も頑張って取り組んでいます。 ─── そうですよね。美大の学生さんや研究室に勤めている助手さんたちからは、多くの時間と材料費をかけて制作した作品であっても、保管する場所がないと聞いたことがあります。せっかく制作した作品を解体するしかないという話も聞きました。 李:はい、ですからこのプロジェクトはお互いにとっていいことなんですよ。作品もしっかり残せて、地域の方にもアートを共有できる。それを続けていればいつか芸術の街になるかもしれない。 それともう一つ取り組んでいることがあります。それは3年前に島尾先生とも偶然話したことがきっかけなんですが、博士課程を卒業した皆さんのことなんです。島尾先生は卒業後の皆さんとの交流や連絡のやり取りがなくて寂しいと仰ってました。これは本当にもったいないことだと思います。 それで私は博士会を作りました。その後、博士の卒業生たちを集めて展覧会も行いました。 この活動についても多摩美がすごく応援してくださり、その後も毎年開催し、今年も実施します。なぜか私も責任感を感じて続けていますが、今回で3回目の開催なんですが、開催するごとにどんどん卒業生も増えて交流が生まれています。こうやって卒業生たちが一緒にできることはすごくいいことだなと思っています。 ─── 校友会の会員活動助成にも応募してくださっていますよね。それをみて、私もとても素晴らしい活動だなと感じていました。他にも個人的な取り組みや目標などありましたら教えてください。 李:はい、いま意識しているのは「健康と美術」です。健康じゃないと絵を描けないじゃないですか。実は私、あまり睡眠をとらないんです。それで10年ぐらい前にある人からモーツァルトを聞くと睡眠がよくなるとアドバイスをいただきました。それから今は、中国の漢方や気功だとか、健康と深い繋がりのあることを取り入れています。 それは自分自身の健康のためだけということではありません。美術は人の心と繋がり、人の癒しになります。だからこそ、作り手である私が健康であることを大事にし、創作を続けていきたいと考えています。 ─── 最後に、若いアーティストや多摩美の学生さんへメッセージをお願いいたします。 李:先にも申し上げたように、やはり「自由に、自信を持って前向きに頑張ってほしい」と思っています。 今すぐに結果は出ないかもしれませんが、頑張っているといつか自然に結果が出てくると思います。 ─── 美術の世界は簡単に答えが見つかるような世界でないですもんね。 李:本当に修行のようなものだと思います。一生やり続けることに意味がある。だから私も頑張り続けたいと思っています。 例えば博士課程の時は本当に大変ショックを受けたことがあります。私は1期生だったので、2期生を迎え入れるタイミングで作品発表をする場があったんです。 その時は、ただただ上手に絵を描きたいと思って制作し、発表したんです。そしたら李先生か横尾先生がその絵を見て、「あなたはもう上手に表現する必要はないですよ。技術は必要ないです」と言われてしまいました。 その言葉に、すごくショックを受け、反省したことを覚えています。やはり先生方には当時の制作に対する状況を見透かされていたんです。 指摘されたことはものすごくショックだったけれど、それを深く受け止めて頭を切り替えることにしたんです。だから、その日の午後に描き途中の絵をやめて、キャンバスを全て張り替えました。それまで培ってきた技術ではなく、私が本当に描きたいものは何か。本当に研究し表現したいこととは何かを問い直したんです。もっと誠実に初心に帰って向き合うことにしたんです。 そんな時に、たまたま廊下で辻惟雄先生にあって、「大丈夫?」と声をかけてくださいました。それで、「新しいキャンバスで描き始めました!」と答えると、「え!李さんが立ち直るまでに3ヶ月はかかるかと思っていましたよ。さすがですね!」と笑いながら嬉しそうに応援してくれました。 当時、辻先生は学長でしたが、毎週月曜日に一対一で論文の指導をしていただいていました。今でもお世話になっています。 そうやって周りの方に助けてもらいながら、挫けずに自信を持って前向きに続けてきたから、今の自分があると思っています。 続けるといっても、それ自体も大変なことだとは思います。いつまで続ければいいのかわからない中で、自分と向き合うことは難しいことだとは思います。 でも、例えば、今はちょうど牡丹の時期ですよね。私は牡丹が好きで、育てているんです。 だけど、花が咲くのは一瞬で、一週後には花が落ちてしまう。そこまで育てるのに大変な時間と苦労があっても、一週間しか咲かない。 学生の皆さんも一緒で、綺麗な花が咲くまでに、たくさんの栄養とたくさんの時間が必要なんです。他にも風通しを良くしてあげたり。そうやって手間暇をかけても、どのタイミングで咲くか咲かないかはわからない。 《牡丹》、2026年、水墨画、作家蔵 でも、それまでちゃんとしておかないとその機会は訪れないから、目の前の成功を求めるのではなく、いつか咲くかもしれないその一瞬のチャンスに向かって、一生向き合い続ける。それが大事だと思っています。 以上、全3回の連載でした。お読みいただきありがとうございました。 vol.1~ はこちら vol.2~ はこちら

【特集記事】第3回 卒業生インタビュー 李 焱さんvol.2

2026年10月13日

3歳から水墨画を描き始め、8歳より国内外の展覧会で多数受賞、12歳で中国代表としてオーストラリア訪問、15歳で米スタンフォード大学美術館個展開催。17歳、北京中国美術館での展示は歴代最年少とされています。1992年に来日し、多摩美術大学に入学、博士後期課程を修了されるまで多摩美には9年間在籍されました。近年は島川美術館、カメイ美術館、竹泉荘ホテル、南三陸ホテル観洋などで作品を展示・発表されました。グルーバルに活躍される李焱さんに校友会代表として2026年度入学式の祝辞をいただきました。入学式当日、校友会スタッフ(多摩美卒業生)が李焱さんの幼少期から現在の活躍に至るまでのお話を伺いました。 李 焱(Li Yan) 3歳 水墨画を始める 8歳 国内外の展覧会で多数受賞 12歳 中国代表としてオーストラリア訪問 15歳 米スタンフォード大学美術館で個展 17歳 北京中国美術館で展示(歴代最年少) 2004年 多摩美術大学大学院博士後期課程修了、第一号芸術博士取得 2008年 桂林市美術館で個展 2012年 古元美術館で個展 2014年 中国国家博物館で個展 2023年 Shinwa Wise Holdings 株式会社(銀座)で個展 2024年 栃木県真岡市久保講堂で個展 2025年 Shinwa Auction 株式会社(丸の内)で個展 https://www.youtube.com/watch?v=X7J3fATTItg ─── ここまで、中国から日本にわたり、多摩美に在籍した当時のお話を伺いました。続いては、卒業後から現在の活動についてお伺いしたいと思います。これまで水墨画と油彩画の融合について探究し表現されてきたかと思いますが、そのことについてお話を伺えますか? 李:先ほどもお話しさせていただきましたが、私は小さい頃から水墨画を描いていて、その後多摩美に入ってからは油彩を描き研究を続けています。論文では「気韻生動」(中国絵画における伝統的理念)という言葉についても書きましたが、水墨画を描く時は一瞬一瞬の緊張感と丁寧さ、そして空間が大切です。その空間には東洋的思想の「空」も含まれています。一方で、今、私が油彩画を描く時は、沢山の色彩を使って描きます。印象派の絵画に感動したように私は色彩が好きなんです。 でも、小さい頃に描いていた水墨画の感覚がまだ残っていて、その感覚を捨てるのではなく、もっと大事にしたいと思っています。そして実際に描くときも無意識にそのバランスを取ろうと、調和させようとしながら今も作品をどんどん制作しています。 去年一昨年と、SHINWA AUTIONギャラリーで油彩画と水墨画の作品を展示しました。その時は油彩画の上に墨を使いましたが、その墨の空間や表現の中に偶然性が生じます。そしてその偶然性の中に、感覚と理性のバランスを感じることができるのです。 展示風景より、右が《明心見性》、2025年、油彩、作家蔵 《明心見性》、2025年、油彩、作家蔵 ─── その感性と理性のバランスとは、具体的にどのようなイメージなのでしょうか。 李:話は変わりますが、例えば私が運営をしている竹泉荘(宮城県蔵王町のラグジュアリーホテル)で、以前、有名な料理研究家にお越しいただき、その方の料理をいただく機会があり、見た目は綺麗で、非常に斬新でした。 展示風景より、《韻・律5枚組》、2023年、油彩、竹泉荘蔵 展示風景より、《水墨画牡丹シリーズ》、2010年、水墨画、竹泉荘蔵 たいへん創意工夫をされ、たくさん説明されました。でも、実際に食べてみると、味はそれほどでは無かったのです。どれほどコンセプトが優れていても、料理はやはり美味しくなくては。美術も一緒で、感性と理性のバランスが取れて初めて良いものになると思います。 その判断は人それぞれ違うと思いますが、そのバランスが取れると最高ですよね。 ですから、絵を描くときも基礎や様々な形式あるいは経験も大事ですし、全部含めてバランスを取らないといい絵にならないと思っています。 ─── 「感性と理性」以外にも、制作で大事にされている言葉などはありますか? 李:はい、先ほども学長がおっしゃっていましたが「もっと自由で、もっと自信を持って前向きに」が大事だと思っています。(令和8年度入学式での学長挨拶) これまで沢山の展覧会を開催されてきたと思いますが、そうした場で印象に残っていることや出会いがありましたら教えてください。 3・4年前に展覧会をした時、小学生か中学生の女の子が私の作品の前に立ってずっと見ていたんです。そしたら急にその子が泣きだしたんですよ。私はその様子を見て、何があったのか最初は分からなかったんですが、彼女が「絵を見ていたら感動して涙が出てきたんです」と言ってくれました。絵の前にずっと立って泣いている彼女の様子や、彼女のその言葉に私も感動してしまい、訳も分からず一緒に泣いてしまいました。そしたら今度は、彼女のお母さんもそれを見て泣きはじめ、3人で一緒に泣いた思い出があります。 エピソードの作品、《天地合一》、2021年、油彩、作家蔵 なんで泣いてしまったのかわかりませんが、私の絵に対して女の子が心で何かを感じたことに私は感動したんだと思います。 vol.3の公開は10月20日(火)を予定しています。楽しみにお待ちいただけると嬉しいです! vol.1 はこちら

【特集記事】第3回 卒業生インタビュー 李 焱さんvol.1

2026年10月6日

3歳から水墨画を描き始め、8歳より国内外の展覧会で多数受賞、12歳で中国代表としてオーストラリア訪問、15歳で米スタンフォード大学美術館個展開催。17歳、北京中国美術館での展示は歴代最年少とされています。1992年に来日し、多摩美術大学に入学、博士後期課程を修了されるまで多摩美には9年間在籍されました。近年は島川美術館、カメイ美術館、竹泉荘ホテル、南三陸ホテル観洋などで作品を展示・発表されました。グルーバルに活躍される李焱さんに校友会代表として2026年度入学式の祝辞をいただきました。入学式当日、校友会スタッフ(多摩美卒業生)が李焱さんの幼少期から現在の活躍に至るまでのお話を伺いました。 李 焱(Li Yan) 3歳 水墨画を始める 8歳 国内外の展覧会で多数受賞 12歳 中国代表としてオーストラリア訪問 15歳 米スタンフォード大学美術館で個展 17歳 北京中国美術館で展示(歴代最年少) 2004年 多摩美術大学大学院博士後期課程修了、第一号芸術博士取得 2008年 桂林市美術館で個展 2012年 古元美術館で個展 2014年 中国国家博物館で個展 2023年 Shinwa Wise Holdings 株式会社(銀座)で個展 2024年 栃木県真岡市久保講堂で個展 2025年 Shinwa Auction 株式会社(丸の内)で個展 https://www.youtube.com/watch?v=X7J3fATTItg ─── 李さんは幼少期から水墨画の才能を発揮され、多くの注目を集めてこられました。そのような中で訪日し、多摩美へ入学された経緯や、当時の想いについてお聞かせください。 李:私が日本に来たのは1992年でした。 ちょうどその頃は進学のことを考えているタイミングで、もっと自由に絵を描きたいとか、もっといろいろなことを学びたいと考えていました。3歳から水墨画を描き始め、本当に多くの先生に教えていただくことができ、とても良い環境ではありました。 左、幼少期の作品、《仙女》、1981年、水墨画、作家蔵  右、《幼少期の制作風景が掲載された冊子表紙》、1981年発行、作家蔵 ただそうした環境の中でも、やはり自分らしく描きたいとか、もっと外の世界を見てみたいという想いが芽生えてきたんです。 そうした時に、ビザを知り合いの方が1日で発行してくれて、すぐにチケットを買い、細かいことを考える間もなく、日本に飛んで来たというのが実際のところです。荷物は辞書一冊と筆だけでした。 来日した頃、1992年 当時は日本語が全くわからない状態でしたが、大勢の方が私を支えてくださり、ここまでやってこれました。あの時、「日本に来た」ということが私にとってすごく大切で、やっと自分の夢に向かって一歩踏み出すことができたと感じていました。そしてこの機会を大事にしたいと思い、日本に来てからは日本語学校にも入り、美術だけでなく言語も学びました。 ─── 思い切った行動をとられたんですね。様々な情報やツールがある今とは違い、90年代に異なる言語や文化に飛び込もうとされたことは本当にすごいことだと思います。 李:ありがとうございます。例えば石膏デッサンや静物デッサンなどに対する考え方が、中国と日本の美大入試では全て異なっていました。そのうえ、90年頃は中国語の資料や情報がなく、先輩もいなかったので、多摩美に入った時はすごく大変でした。 入学当初に制作した作品、《人体的》、1995年、油彩、作家蔵 ─── そんな中で、どうして多摩美を選ばれたのですか? 李:実は東京芸大に行った時に平山郁夫先生にご相談したんです。それで多摩美を紹介されて、受験することにしたんです。 ─── 平山先生のご紹介だったんですね。一方で、それまで水墨画を描いていたのに、なぜ油画専攻を選ばれたのですか。 李:そうですね。日本に来て、最初は日本画を勉強していました。でも、ルノワールなどの印象派の展覧会を日本で見る機会があり、その時に「わぁ!素敵だなぁ!」と、色彩の綺麗さにとても感動したんです。その一瞬で「よし、私も!」となってしまって、油彩画を描きたいと考えたんです。 当時は油絵の道具を何も持っていなかったので、生活費を全部使って必要な道具を揃えました。だから食事ができなくなって…。でも、食事とかは大した問題ではありませんでした。それよりも、その日の感動をなんとか表現したくて、寮に戻ってすぐに油絵の自画像を描いたんです。その絵は今でも残っています。 初めて描いた油彩、《自画像》、1993年、油彩、作家蔵 そうやって描いてみると、まったく勉強したこともない新しいものを勉強したいと強く思えて、だから油画専攻に入学したんです。 ─── 日本に来られた時と同じように、強い衝動に突き動かされて油彩画を始められたんですね。そうして学部に入学し、博士課程の一期生として卒業されるまで多摩美には9年間在籍されました。その中で影響を受けた先生や、新設当時の博士課程の様子を教えてください。 李:私が博士後期課程に入ったのは2001年で、開設して一年目でした。ですから私は、博士後期課程の一期生として入学したんです。開設といっても、当時は教室も研究室もない状態で…。ですから臨時で共通教育棟(現:リベラルアーツセンター)の3階の教室を使ったんです。そこに沢山の先生たちが集まって、いろいろ話し合っていました。私よりも先生たちの方が大変だったと思います。 博士後期課程在学中の制作風景、《桂林風景シリーズ・1年次課題制作》、2001年、油彩、作家蔵 博士後期課程在学中の展示風景、《髄處作主シリーズ・1年次課題制作》、2001年、油彩、作家蔵 その頃、先生方の中で一番大変だったのは、「どのようにして博士号を取らせるか」だったと思います。博士号取得には絵を描くだけでなく、理論をしっかり持つことが重要です。先生たちは理論と創作をどのように指導すべきか、深く考えていらっしゃいました。 現在はしっかりとした規定があって、1年間の必要な発表回数などがありますけど、一期生だった私の時には明確な規定がなく、多い時は1年間に6回ぐらい発表をしました。同時に論文も必要だったので、毎日必死でした。こうして振り返ってみると、当時は実験のような状態だったと感じます。 また、必死に作品や論文を書くんですが、様々な先生にご指導いただいていたので、異なる意見を自分の中でまとめるのが本当に大変でした。先生方もその難しさを気にしてくださっていて、正直に相談しながらご指導いただくことができました。 例えば、博士2年の時には横尾忠則先生からこんな言葉をいただきました。 「いろんなテーマとスタイルを追求するタイプはぼくと似ています。焦らずに色々なことを試みて下さい。」 横尾先生は、当時の私の様子をしっかりと見てくださっていて、わざわざ私に手紙を書いてくれました。この言葉は今でも私を支えてくれています。この言葉があったから、私らしくやってみようという気持ちになり、今もいろいろなことを試しながら創作を続けられています。 ─── 博士課程設置一年目は、横尾先生をはじめ、辻 惟雄先生、佐藤 晃一先生、建畠 晢先生、馬越 陽子先生、本江 邦夫先生、李 禹煥先生、若林 奮先生が担当され、二年目に東洋美術史の近藤 秀實先生、翌々年には島尾 新先生も着任されました。本当に素晴らしい方々が参画されていて、贅沢な時代でしたよね。 李:ほんとにそうですね。李先生や横尾先生、若林先生など、私はすごく幸せだったと思います。そんな先生方に一対一で教えていただけたんです。 授業だけでなく、先生のアトリエに伺わせていただくことがありました。例えば、青梅にあった若林先生のアトリエに伺った時は、普段の制作の様子や雰囲気をお話を交えながら直接感じることができました。アトリエの見学だけでなく、食事もご一緒させていただき、すごく貴重な機会になりました。 同じように李先生も学生とよく交流してくださっていて、大学院の後輩と一緒に先生のご自宅で食事をいただくことがありました。でも、私たちは緊張してみんな無口になってしまったんです。そうしたら、「もっと喋ってくださいよ」と先生からみんなに声を掛けてくださいました。絵や論文を見るだけでなく、会話をすることでいろんな気持ちや考えがわかってくる。だからそうやって、李先生は学生と同じような若々しさで気さくに会話をしてくださいました。 それ以外にも、李先生との思い出はほんとにたくさんあって、ある時、李先生が私をわざわざ研究室に招いて、ものすごく真剣な表情で「作品は子供と同じ。みんなそれを大事にしないと」と仰りました。いつもはニコニコしている李先生でしたが、その時は雰囲気が全く違っていて、ものすごくドキドキしたのを覚えています。そうしたことも含め、私は本当にいい先生と出会えて良かったと感じています。 もちろん他にもたくさんの先生方にお世話になり、論文を書く時には本江先生・辻先生・島尾先生・近藤先生、実技では馬越先生・若林先生など、多くの先生方の考え方や世界観に触れることができました。そうした経験ができたことが非常に良かったと感じています。 vol.2の公開は10月13日(火)を予定しています。楽しみにお待ちいただけると嬉しいです! vol.2 はこちら

【重要】代議員選挙2026 投票日程変更のお知らせ

2026年7月23日
#校友会 #代議員選挙

正会員各位 令和8年7月23日一般社団法人多摩美術大学校友会選挙管理委員会委員長 植村 博 一般社団法人多摩美術大学校友会 代議員選挙2026 投票日程変更のお知らせ  代議員選挙2026における投票用紙の発送に予定より時間を要しております。これに伴い、選挙期日および開票日の日程を以下のとおり変更します。会員の皆様にご不便とお手数をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。 なお、各選挙区の推薦者数は、選挙区ごとの被選挙権者数をもとに算出した人数とします。選挙区ごとに推薦者数が異なるため、投票用紙に記載された推薦者数(〇をつける数)をご確認の上、選出をお願いします。 記 1. 選挙期日(投票締切日) 令和8年9月30日(水)同委員会に必着※指定の期日までに選挙管理委員会に到達した投票のみを有効とします。投票方法:郵送投票のみ※電磁的方法による投票は一切認められません 投票の手順:①被選挙人名簿不掲載届を提出された方を除き、各選挙区の被選挙権者氏名を記載した「投票用紙(兼名簿)」を会員の皆様へ郵送します。なお、本用紙には当法人所定の角印が印刷されているほか、偽造防止措置を施しています。②投票用紙に記載された被選挙権者氏名一覧の中から、各選挙区で定められた推薦者数分の氏名を選び、その氏名を「○(マル)」で囲んでください。③記入した無記名の投票用紙を、同封の「指定返送用封筒」に封入してください。重複投票やなりすまし防止(本人確認)のため、返送用封筒の表面には必ず投票者の「署名」をご記載のうえ、ご郵送ください。 【重要】投票の無効について(※ご注意ください)①各選挙区で指定された推薦者数を超える人数を「○」で囲んだ投票は無効となります。②当法人所定の角印が印刷されていない投票用紙および複写・偽造その他不正に作成された投票用紙による投票は無効となります。③返送用封筒に投票者の署名の記載がない場合、本人確認が取れず無効となる場合があります。※投票の秘密は、外封筒により投票者(本人)の確認を行った後、封入された投票用紙を分離して開封する等の方法により厳格に確保されます。 2. 開票日 令和8年10月2日(金) 3.当選者の決定 選挙区ごとに集計を行い、本委員会が当選者を決定します。得票数が同数の者がある場合、その他当選者の決定に支障がある場合は、選挙管理委員会立ち会いのもと、抽選その他公平な方法により決定します。 4. 結果の公表および当選者への通知 開票結果は本ホームページ上にて公表いたします。同時に、当選された方に対しては、原則として電磁的方法(電子メール等)にて個別に結果を通知いたします。その後、代表理事より正会員の皆様へ選挙結果の通知をします。 5.お問い合わせ先 一般社団法人多摩美術大学校友会 選挙管理委員会 事務局住所:192-0394東京都八王子市鑓水2-1723E-mail:info@alumni.tama-art-univ.or.jp 以上

代議員選挙2026公示

2026年5月29日
#校友会 #代議員選挙

正会員各位 令和8年5月31日一般社団法人多摩美術大学校友会選挙管理委員会委員長 植村 博 一般社団法人多摩美術大学校友会 代議員選挙2026公示  当法人の代議員選挙管理規則に基づき、代議員選挙2026を実施します。 代議員は、主に年1回6月に開催される定時社員総会(オンライン)に参加し、当法人の事業・決算報告及び事業計画案・予算案等の確認(審議・決議)を行う役割を担っています。本選挙では、この代議員を選出します。 本選挙におきましては、立候補の受付は行いません。現職の役員(理事・監事)を除く正会員の皆様全員が、自動的に「被選挙人(代議員候補者)」および「選挙権者」となります。 被選挙人を辞退される場合は、下記の受付期間内に「被選挙人名簿不掲載届」をご提出ください。 記 必ず、「多摩美術大学校友会 代議員選挙のご案内」動画をご視聴ください。 1. 代議員の定数 60名以下 ※当選辞退等により欠員が生じた場合は、60名未満で確定することがあります。※選挙区について:本選挙は、会員の皆様が卒業または修了した「学科」および「卒業・修了年」を基準とした選挙区ごとに実施します。選挙区ごとに得票数を集計し、当選者を決定します。 2. 代議員の任期 自:令和9年6月6日至:令和13年の定時社員総会終結の時まで(令和13年6月上旬頃を予定) 3. 被選挙権者(候補者)および選挙権者 被選挙権者:当法人の正会員全員(※ただし、現職の理事および監事は除きます)選挙権者:当法人の正会員全員 4. 被選挙人名簿不掲載届受付期間 受付期間:令和8年6月1日(月)から 令和8年6月30日(火)まで(必着)提出方法:次の「被選挙人名簿不掲載届」Webフォームより提出をお願いします。※期日を過ぎた被選挙人名簿不掲載届は受理できません。締め切り後、届出者を除いた「被選挙権者名簿」を本委員会にて速やかに作成します。※国内の方でインターネット環境の利用ができない方のみ代議員選挙2026のご案内はがきの返信面を受付期間必着で返送してください。 5. 被選挙人名簿への掲載範囲 ①正会員で被選挙人名簿不掲載届の提出が無い方を掲載します。②連絡拒否者は不掲載とします。③住所不明者は以下のとおりとします。 ア.住所が不明の方で、メールアドレスのご登録がある方は掲載します。 イ.住所・メールアドレスともに不明の方は不掲載とします。 6. 選挙期日(投票締切日) 令和8年8月31日(月)同委員会に必着※指定の期日までに選挙管理委員会に到達した投票のみを有効とします。投票方法:郵送投票のみ※電磁的方法による投票は一切認められません 投票の手順:①被選挙人名簿不掲載届受付締め切り後、各選挙区の被選挙権者氏名および当法人所定の角印が印刷され、偽造防止措置を施した「投票用紙(兼名簿)」を会員の皆様へ郵送します。②投票用紙に記載された被選挙権者の中から、10名以内を推薦者として選び、その氏名を「○(マル)」で囲んでください。③記入した無記名の投票用紙を、同封の「指定返送用封筒」に封入してください。重複投票やなりすまし防止(本人確認)のため、返送用封筒の表面には必ず投票者の「氏名」および「会員番号」をご記載のうえ、ご郵送ください。 【重要】投票の無効について(※ご注意ください)①10名を超える人数を「○」で囲んだ投票は無効となります。②当法人所定の角印が印刷されていない投票用紙および複写・偽造その他不正に作成された投票用紙による投票は無効となります。③返送用封筒に投票者の氏名・会員番号の記載がない場合、本人確認が取れず無効となる場合があります。※投票の秘密は、外封筒により投票者(本人)の確認を行った後、封入された投票用紙を分離して開封する等の方法により厳格に確保されます。 7. 開票日 令和8年9月2日(水) 8.当選者の決定 選挙区ごとに集計を行い、本委員会が当選者を決定します。得票数が同数の者がある場合、その他当選者の決定に支障がある場合は、選挙管理委員会立ち会いのもと、抽選その他公平な方法により決定します。 9. 結果の公表および当選者への通知 開票結果は本ホームページ上にて公表いたします。同時に、当選された方に対しては、原則として電磁的方法(電子メール等)にて個別に結果を通知いたします。その後、代表理事より正会員の皆様へ選挙結果の通知をします。 10.お問い合わせ先 一般社団法人多摩美術大学校友会 選挙管理委員会 事務局住所:192-0394東京都八王子市鑓水2-1723E-mail:info@alumni.tama-art-univ.or.jp 以上

会員活動助成2026|助成対象が決定しました!

2026年3月27日
#校友会 #助成金

選考委員会において、厳正な審査を行い、以下の47件を助成対象として採択しました。 ※本採択は申請金額の満額助成をお約束するものではございません。助成金額は校友会マイページログイン状況および企画実施後1ヶ月以内に提出いただく報告内容を精査のうえ決定いたします。 ※審査の内容はお答えできませんのでご了承ください。   →会員活動助成の詳細はこちら 1.芸術活動 企画者名藤元翔平企画名称THE BIENNIAL ART EXHIBITION PERSONAL STRUCTURES IN VENICE 2026企画分類展覧会実施期間2026/5/9〜2026/11/22実施場所Palazzo Mora(イタリア) 企画者名HU Qi企画名称個展企画分類展覧会実施期間2026/10/16~2026/10/25実施場所芳澤ガーデンギャラリー 1、2 企画者名シアカ章子企画名称ART EXPO NEWYORK  2026企画分類展覧会実施期間2026/4/9~2026/4/12実施場所Peer36(アメリカ) 企画者名homeCerami企画名称未定企画分類展覧会実施期間2026/5~実施場所子の星ギャラリー(東京都) 企画者名飯田秀夫企画名称HIDEO IIDA Solo Exhibition  飯田秀夫個展企画分類展覧会実施期間2026/4/17〜2026/4/26実施場所Gallery Mcube(ネパール) 企画者名早﨑真由企画名称日本の大人企画分類公演実施期間2026/4上旬〜2026/5上旬予定実施場所未定 企画者名井上花音企画名称こっそりえとわーる(仮題)企画分類展覧会実施期間2026/9/4〜2026/9/6実施場所HUG FOR _ .(神奈川県) 企画者名鈴木國男企画名称水で繋がるアートワークスvol7企画分類展覧会実施期間2026/12/18~2026/12/23実施場所ギャラリー枝香庵flat(東京都) 企画者名松橋惟真 企画名称『おんなじ』企画分類公演実施期間未定実施場所未定 企画者名西山瑠依企画名称西山瑠依と8人の表具師展企画分類展覧会実施期間2026/11/7~2026/11/15実施場所ギャラリー「間」成田(千葉県) 企画者名多摩さつき会企画名称第8回多摩さつき会展企画分類展覧会実施期間2026/5/1〜2026/5/6実施場所Gallery Concept21(東京都) 企画者名ゑゑ企画名称背表詩企画分類展覧会実施期間未定実施場所未定 企画者名田中べにこ企画名称POP-UP Festa, Olá Portugal!企画分類展示、講演及びトーク、パフォーマンス、制作ワークショップ実施期間2026/8/22〜2026/8/23実施場所ハコギャラリー(東京都) 企画者名釜石十軒企画名称ちゃかほい展企画分類展覧会実施期間2026/10実施場所渋谷区文化センター大和田ギャラリー(東京都) 企画者名タマビ博士会企画名称第三回多摩美術大学大学院博士展~博士号取得者による展覧会~企画分類展覧会実施期間2026/11/9~2026/11/13実施場所中国文化センター(東京都) 企画者名須藤瑞己企画名称未定企画分類公演実施期間2026/5/27〜2026/5/31実施場所ひつじ座(東京都) 企画者名ニューヨーククラブ企画名称Home Away From Home XXII 企画分類展覧会実施期間2026/9/17〜2026/9/26実施場所Tenri Gallery(アメリカ) 企画者名千葉多摩美会企画名称第29回千葉多摩美会展企画分類展覧会実施期間2026/6/9~2026/6/15実施場所千葉県立美術館(千葉県) 企画者名やつげんき/tsukuring企画名称アシタもつくるための橋企画分類展覧会実施期間2026/8/7〜2026/8/23実施場所アートスペース「現在|ima」(山形県)ギャラリー「ASITA_ROOM」 (大阪府) 企画者名栗本佳典企画名称個展企画分類展覧会実施期間2026/7/28~2026/8/2実施場所ギャラリー恵風(京都府) 企画者名濵田路子企画名称未定企画分類展覧会実施期間2026/7/27〜2026/8/2実施場所ギャラリー恵風(京都府) 企画者名えがしらももか企画名称双群青企画分類展覧会実施期間2026/8/10~2026/8/16実施場所ぎゃるりじん(神奈川県) 企画者名檜木小春企画名称未定企画分類展覧会実施期間未定実施場所未定 企画者名Super Open Studio NETWORK企画名称未定企画分類展覧会実施期間2026/11上旬〜中旬実施場所アリオ橋本(神奈川県)を予定 企画者名Kim seonghee企画名称未定企画分類展覧会実施期間2026/5/1〜2026/5/14実施場所東京都目黒区駒場4-8-2(東京都) 企画者名中平果步企画名称未定企画分類展覧会実施期間202610/6〜2026/10/122026/10/17〜2026/10/23実施場所京都市立芸術大学(京都府)多摩美術大学(東京都) 企画者名宮島えりか企画名称こけしのほとけさま展〜歓喜天様と十一面観音様編〜企画分類展覧会実施期間2026/12/16〜2026/12/18実施場所ギャラリーボチュー(宮城県) 企画者名松井絵里企画名称YUBI・ゆび・ユビユビ=ゆーまいびー企画分類公演実施期間2026/7/23〜2026/7/26実施場所スタジオ空洞(東京都) 企画者名西内穂波 企画名称未定企画分類公演実施期間2026/8/19〜2026/8/23実施場所cafe&bar 木星劇場(東京都) 企画者名熊倉涼子企画名称遺伝子と品種改良をテーマにした個展企画分類展覧会実施期間2026/6〜2026/7(詳細未定)実施場所Satoko Oe Contemporary(東京都) 企画者名アラキケイ企画名称アラキケイ個展(仮)企画分類展覧会実施期間2026/11〜2027/3実施場所未定 企画者名多摩美中部の会企画名称第20回多摩美中部の会展 企画分類展覧会実施期間2026/11/10~2026/11/15実施場所ギャラリーブランカ(愛知県) 企画者名Randy TAKAHASHI企画名称Randy TAKAHASHI Wall Painting(仮)企画分類ウォールペイント実施期間2026/4~2026/6内実施場所デザインフェスタギャラリー(東京都) 企画者名林理有多企画名称未定企画分類展覧会実施期間2026/10予定実施場所多摩美術大学彫刻棟ギャラリー(東京都) 企画者名武藤礼奈企画名称はなうたを口ずさみながら企画分類展覧会実施期間2026/6/2〜2026/6/7実施場所art gallery OWL(神奈川県) 企画者名平田守企画名称不透明性の主権(仮)企画分類展覧会実施期間2027/3/1〜2027/3/31の中から2週間程度実施場所未定 企画者名山村榛菜企画名称未定企画分類展覧会実施期間2026/11/2〜2026/11/7実施場所ギャラリーQ 企画者名Quno企画名称未定企画分類パフォーマンス実施期間2026/9/19~2026/9/20実施場所未定 企画者名飯塚うなぎ  企画名称妖精大図鑑 ASAKUSA THUNDER GATE(仮)企画分類公演実施期間2026/10/21〜2026/10/25実施場所浅草九劇(東京都) 企画者名首藤栞音企画名称未定企画分類展覧会実施期間未定実施場所未定 企画者名廣野唯生企画名称演劇舞踊コース自主企画「演舞新歓2026」企画分類公演実施期間2026/4/24実施場所多摩美術大学上野毛キャンパススタジオC(東京都) 2.教育普及 企画者名永井雅人企画名称版画家と音楽家が語る「西洋音楽の楽譜と作曲家肖像画の発達 版画・印刷技法との関わりから」企画分類講演会実施期間未定実施場所未定 企画者名多摩教育の会企画名称多摩教育の会図画工作、美術教育の実技等研修講座及び二次対策講座企画分類講演会実施期間2026/8/4〜2026/8/20実施場所多摩美術大学八王子キャンパス(東京都)実践女子大学渋谷キャンパス(東京都) 3.会員連絡 企画者名遠藤貢治企画名称エヒメノタマビ企画分類総会実施期間未定実施場所愛媛県美術館(愛媛県) 企画者名多摩教育の会企画名称総会の開催及び多摩教育の会のたよりNo.37の発行、役員会の実施企画分類総会及び会報の作成発行、役員会の実施等実施期間2026/4/4〜2027/3/6実施場所多摩教育の会事務局上目黒住区センター(東京都) 企画者名ニューヨーククラブ企画名称ニューヨーククラブ運営企画分類理事会、ズーム会議など実施期間2026/4/1~2027/3/31実施場所中里スタジオ、集会所、その他ズーム 企画者名多摩美中部の会企画名称多摩美中部の会 第20回総会企画分類総会実施期間2026/11/10実施場所ギャラリーブランカ(愛知県) ※本一覧は申請順に掲載しております。

手でみる、かたち展

2026年10月22日
#展覧会

出品者佐善圭(1990年修士課程修了)岩崎花菜子(1999年修士課程修了)和賀碧(2016年修士課程修了)ほか日 程2026 年11 月16 日(月) ~ 2026年12 月 12 日(土) 時 間10:00 ~ 17:00(ご入館は16:30まで)会 場桜美林芸術文化ホール内 交流プラザ東京都町田市本町田2600-4 【アーティストトーク】 作家自身が作品についてお話しいたします。制作の背景やその過程、注目してほしい点など、つくり手の声を直接聞くことができます。 日時|11月22日(日) 14:00作家|岩崎花菜子、江村忠彦、櫻井かえで、佐善圭、戸田裕介、中村義孝、牧野未央、和賀碧会場|桜美林芸術文化ホール内交流プラザ予約|不要 【対話型鑑賞】 多様な世代とアートを繋ぐ活動を展開している「あーちゅびー」による、対話型鑑賞を実施いたします。見えない人も、見える人も、どなたでもご参加いただけます。ぜひ、一緒に鑑賞しましょう! 日時|11月23日(月・祝) ① 11:30 / ② 14:00ファシリテーター|あーちゅびー(アートコミュニケーター団体)会場|桜美林芸術文化ホール内交流プラザ予約|Googleフォーム / お電話 / 窓口(事前予約制・定員各回15人)※定員になり次第受付終了 【映画上映『手でふれてみる世界』】 イタリア・マルケ州に暮らす、視覚に障害を持つアルド・グラッシーニと妻のダニエラ・ボッテゴニ。二人はどの国を訪れても美術館の作品だけは鑑賞できなかった経験から、彫刻作品を中心に手で触れて鑑賞できる「オメロ触覚美術館」を創設した。作品を寄贈した彫刻家、故ジュリアーノ・ヴァンジとの交友関係や、日本では貴重な触察美術の様子を記録。活動の広がりや美術館の日常から、「触れる」という行為の可能性を紹介する。 日時|12月5日(土) 14:00~16:00登壇|岡野晃子(本作監督)、佐善圭、江村忠彦会場|桜美林芸術文化ホール内ストーンズホール予約|不要・全席自由 【ワークショップ「音のかけら─手と目と耳を結ぶ」】 鉄板を不定形に溶断した作品《音のかけら》をとおして、「鉄」という素材にふれていきます。本ワークショップでは、さまざまな大きさの鉄の響きに耳を傾けて、音から音楽、そして新たな表現へと発展する過程に迫ります。作品と一体となり、鉄がもつ特性を、音を出す行為のなかに発見していきましょう。 日時|12月6日(日) 13:30~16:30 (受付13:00)講師|金沢健一会場|桜美林芸術文化ホール内ストーンズホール対象|小学4年生以上 (大人のみのご参加大歓迎)予約|Googleフォーム / お電話 / 窓口 事前予約制・定員20人※定員になり次第受付終了 【担当学芸員によるギャラリートーク】 日時|12月12日(土) 11:00会場|桜美林芸術文化ホール内交流プラザ予約|不要※希望に応じて随時ギャラリートークをさせていただきます。お気軽にお声がけください。なお、担当者が不在の場合もございます。

穴 The Hole 大河紀作品集

2026年10月15日
#出版 #展覧会

書籍編集者より グラフィックデザイン学科2014年卒業生で、アーティストとして活動する大河紀の初の作品集『穴 The Hole 大河紀作品集』が2026年10月21日(水)に株式会社玄光社より発売される。なお、本書制作に関わったデザイナー・カメラマン・編集者も同学科を卒業している。 また、下北沢にあるBONUS TRACK GALLERY2での個展にて本書を先行販売する。個展会場・玄光社のオンラインストア限定で、原画そのものが書籍カバーになった「特装版」も販売する。会期中の土・日曜日には大河紀本人による作品解説・サイン会も予定している。 書籍名  :穴 The Hole 大河紀作品集著 者  : 大河 紀(2014年美術学部卒業)デザイナー:香取 有美(2014年美術学部卒業)カメラマン:吉川 周作(2016年美術学部卒業)編集者  :佐々木 彩乃(2026年美術学部卒業)ジャンル :書籍・MOOK > 画集・作品集出版年月日:2026/10/21書店発売日:2026/10/21ISBN   :9784768332283Cコード  :0071判型・ページ数:B5・160ページ定価   :4,400円(税込)出版社HP :穴 The Hole 大河紀作品集 ◆著者個展日 程 :2026年10月17日(土)〜25日(日)時 間 :11:00~19:00場 所 :BONUS TRACK GALLERY2(ボーナストラックギャラリー2)     東京都世田谷区北沢2丁目22−2号・1号     「下北沢」駅 南西口より徒歩2分 詳細は大河紀のInstagramを参照。 大河 紀 おおかわ・のり 1991年岡山県出身、東京を拠点に活動するアーティスト。2014年、多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。形には「正しい見方」が存在するという前提への問いを軸に、抽象と具象、有機的な形態と人工的な線など異なる視覚言語を一つの画面に共存させ、像が一つの意味へと固定されない絵画を制作している。東京、ニューヨーク、ソウル、バンコクなど国内外で個展・グループ展を通じて作品を発表している。ファインアートの制作と並行して、Visaのグローバルプロジェクトをはじめ、Miu Miu、shu uemura、大阪・関西万博など国内外のブランドとのコラボレーションも手がけている。 受賞歴は「HB File Vol.30  日下潤一特別賞」、「第22回グラフィック  1_WALL  上西祐理奨励賞」、「第215回ザ・チョイス」入選(以上2020年)、「JK-G ART COMPETITION 2023」ファイナリスト(2023年)、「長亭gallery 2024」入選(2024年)、「Independent Tokyo 2025」準グランプリ(2025年)等。

開所20周年記念 第5回「記憶の道」シンポジウム 『文様創造:生成する記憶の未来へ』

2026年10月14日
#講演 #多摩美

多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所よりシンポジウムのお知らせです。1968年に本学第2代学長に就任した人類学者・石田英一郎は、初代校長・杉浦非水らによる図案・文様研究の精神的系譜を受け継ぎ、八王子校地への移転を含む総合美術大学の構想を打ち出しました。石田学長は〈文様をして人間の創造の歴史を語らしめよ〉と説き、文化人類学・芸術・デザインの融合を目的として文様研究所を設置、その理想を受け継ぎ2006年に開設されたのが芸術人類学研究所(現アートとデザインの人類学研究所)です。 20周年を迎えたいま、その原点を国際的な交流を通して共有するために、台湾の「人間国宝」とも称される重要伝統工芸保存者、尤瑪・達陸氏を講演者としてお迎えします。台湾原住民タイヤル族出身の尤瑪氏は、作家として活躍する一方で、多くの後進を育てている教育者でもあります。文様研究所の活動を引き継ぎ、世界の文様アーカイヴを創造している「多摩美術大学文様研究プロジェクト」の協力を得て開催される本シンポジウムを通して、創造の歴史と未来について、ジャンルを越えた対話の場をひらきたいと心より願っています。  日 程2026年10月17日(土)時 間10:00 〜 15:30(開場 9:30)場 所多摩美術大学 レクチャーAホール対 象本学学生・教職員、学外一般参加方法*本学学生・教職員は事前申込不要。直接会場へお越しください。*一般の方は事前申込制(定員は先着100名程度、申込が定員に達し次第締切)登壇者※敬称略尤瑪・達陸(ゲスト)深津 裕子(多摩美術大学教授、校友会事務局長)佐々木 成明(多摩美術大学教授)港 千尋(多摩美術大学教授)椹木 野衣(多摩美術大学教授)佐藤 直樹(多摩美術大学教授)安藤 礼二(多摩美術大学教授)金沢 百枝(多摩美術大学教授)陳 芃宇(多摩美術大学講師)主 催多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所共 催多摩美術大学芸術学科「21世紀文化論」協 力多摩美術大学文様研究プロジェクト(科研費)後 援台北駐日経済文化代表処 台湾文化センターW E B開所20周年記念 第5回「記憶の道」シンポジウム 「文様創造:生成する記憶の未来へ」

実りのかたち -Autumn Art Selection-

2026年10月14日
#展覧会

出品者石渡 由菜(2020年美術学部卒業)峯野 布祐子(2016年修士課程修了)NOGCHI(2022年修士課程修了)ほか日 程2026年11月20日(金)~2026年11月26日(木)時 間10:00~19:00 ※最終日17:00まで料 金入場無料会 場Hideharu Fukasaku Gallery & Museum〒221-0835神奈川県横浜市西区楠町5-1 深作眼科ビル1F[ACCESS] *各線「横浜駅」西口 より徒歩6分 *横浜駅西口ジョイナス地下街[南12番出口]より出て左 [鶴屋町3丁目交差点]前方左角WEBhttps://hfg-art.comお問い合わせTEL:045-411-5031 FAX : 045-411-5032 E-mail : artmuseum@fukasaku.jp  このたび Hideharu Fukasaku Gallery & Museum(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)では、さまざまなジャンルの作品を一堂にご紹介するグループ展「実りのかたち -Autumn Art Selection-」を開催いたします。 木々が色づき、実を結ぶ秋。豊かな季節の訪れとともに、私たちの暮らしの中にも、さまざまな「実り」がもたらされます。本展では、そんな秋の情景に寄り添いながら、作家それぞれの感性や技術によって生み出された、絵画・立体・工芸など、多彩な作品をご紹介いたします。 「芸術の秋」と呼ばれるこの季節に、作品をじっくりと味わう鑑賞の喜びや、気に入った作品を身近に迎える楽しみなど、自分の感性に響く一作と出会う特別な時間をお楽しみください。 また、会期中には出展作家によるワークショップも開催予定です。会場に広がる個性豊かな「実りのかたち」を、ぜひご高覧ください。 【ワークショップ情報】①「羊毛のミニポーチ作り」日時:11月22日(日) 11:00~ / 15:00~(各回90分)参加費:3,500円 (税込)定員:各回4名 ②「小さな世界をつくる植木鉢作り」日時:11月26日(木) 13:00~ (60分)参加費:5,500円 (税込)定員:5名 ︵︵︵︵︵︵︵︵︵ ▶︎申込方法下記の予約サイトより詳細をご確認のうえ、お申込みください。 
https://tol-app.jp/s/ep2t2kguwsc3i00yne93※お電話・FAX・メールでのご予約は受け付けておりません。︵︵︵︵︵︵︵︵︵  

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