吉増剛造 氏(詩人、日本藝術院会員)の特別講義を開催します。
本学学生はもちろん、教職員の方々もご聴講いただけます。

 

講 師: 吉増剛造(詩人、日本藝術院会員)
対話者:佐賀一郎(グラフィックデザイン学科)
    中村寛(リベラルアーツセンター)
    石田尚志先生/鈴木余位先生(絵画学科油画専攻)
    金子遊先生(芸術人類学研究所所員、芸術学科)
日 時:2022年9月15日(木)15:00-(開場14:50)*4・5限
場 所: 多摩美術大学八王子キャンパスレクチャーAホール
対 象: 本学学生・教職員 *参加・聴講自由
主 催:芸術人類学研究所
共 催:絵画学科油画専攻・芸術学科

 

 

吉増剛造(詩人)
[プロフィール]
1939年東京生まれ。詩人。日本藝術院会員。
24歳のとき詩集『出発』でデビューして以来、現代詩の最先端を疾走し続ける。おもな詩集に、『黄金詩篇』(1970年、高見順賞)、『熱風 a thousand steps 』(1979年、歴程賞)、『オシリス、石ノ神』(1984年、現代詩花椿賞)、『螺旋歌』(1990年、詩歌文学館賞)、『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』(1998年、芸術選奨文部大臣賞)、『表紙omote-gami』(2008年、毎日芸術賞)など多数。
朗読パフォーマンスの先駆者としても知られ、日本各地およびフランス・イタリア・アメリカ・ブラジル・韓国などで詩の朗読を行う。2006年から詩のドキュメントともいえる「gozo-ciné」を発表。
2011年の東日本大震災以来、「怪物君」の創作が、詩とドローイング、素描メモなど、様々な形で始まり、2016年に東京国立近代美術館で「声ノマ 全身詩人、吉増剛造」展、2017年から2018年に、足利市立美術館、沖縄県立博物館・美術館、松濤美術館で「生涯テノ詩聲 詩人吉増剛造展」を開催。2022年10月にはオルタナティックバンド「空間現代」とのコラボレーションを追ったドキュメンタリー映画『背 吉増剛造×空間現代』(七里圭監督)の公開が控えている。
多摩美術大学では1984-1990年にかけて教鞭を執るほか、他大学においても様々な形で教育に関わり、多くの若い表現者たちにも影響を与え続けている。