出品者劉 丁源(2021年美術学部卒業)
ほか
 2025年11月30日(日) 〜 2025年12月29日(月)
時 間9:30〜18:30 (最終日は16:00まで)
休館日木曜日・日曜日
会 場X+gallery&Must Have Coffee
東京都練馬区旭丘1丁目56-6 青木ビル1F

少子高齢化、​人口移動、​地域の​空洞化が​進む現代に​おいて、​日本の​地方も​また、​人と​地域の繋がりを再び築こうとする​新たな​試みを模索している。​その​中で​生まれたのが「参加型地域​広報」である。​住民や​自治体が​自ら制作に​関わり、​専門性は​限られながらも、「地域を​語る」主体が​再び地域そのものへと戻ってきた。「xyz design supporters」​チームは、​こうした​流れの​中で​誕生した。​私たちはデザインの​主導的な​立場を取るのではなく、​方法と​技術の​支援を​通して、​住民が​「何を​伝えるか」と​いう​核心部分で​自ら声を​上げられるようサポートしている。​これまでに​三つの​地域プロジェクトを実施し、​170点を​超える​作品を​共に生み出してきた。​しかし、​私たちに​とって​これらの​活動は​単なる​「支援」ではない。​多くの​メンバーは​地域の​外から、或いは​海外からの​参加者である。​だから​こそ、​常に​「外部者」と​しての​視点から、​人々が​語る​ことを​通して​自らの​故郷を​再発見していく姿を見つめてきた。​その​過程で、​私たち自身も​心を​動かされ、​「私たちは​誰なのか」​「私たちの​原風景は​どこに​あるのか」と​いう​問いを​抱くようになった。​本展は、​そうした​問いの​延長線上に​ある。​タイトルの​「XYZ」には、​私たちそれぞれが​異なる​意味を​込め、叙事的あるいは​実験的な​作品を​通して、​自身の​「アイデンティティ」と​「風景」を​描き、​再構築し、共有している。​それは、​他者の​地域の​物語に​寄り添いながらも、​自らの​存在を見つめ返す試みでもある。