作・演出及川萌百花(2025年美術学部卒業)
出演者岡﨑 毬紗(呪貴族/2026年美術学部卒業)
小松 優音(2025年美術学部卒業)
吉浜芽生人(美術学部卒業)ほか
日 程2026年8月21日(金)〜8月23日(日)
21日(金)①19時〜
22日(土)②14時〜 ③19時〜
23日(日)④13時~ ⑤18時~
チケット予約フォーム
一般: 3000円
U25: 2500円
高校生以下: 1000円
応援チケット: 5000円
※全席自由席
※当日精算のみ
※当日券各種500円増し
※各種割引チケットは受付で証明書をご提示ください。
※車椅子でご来場の方はスペース確保のため事前に劇団にご連絡ください。
会 場Cafe&Bar 木星劇場
〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-1-5 第二春谷ビルB1
協力一般社団法人多摩美術大学校友会
お問い合わせX,Instagram:@oimo_hokuhoku22
Email:oimo.hokuhoku.22@gmail.com

及川萌百花個人企画とは

2025年度に多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科を卒業したメンバーが集まり、企画。

昨年3月に及川萌百花 作、演出の卒業制作自主公演「焼きついたら離れない」を公演。

今回が大学を卒業して初めての公演となる。

趣意

私たちは日々、多くのことを「当たり前」として受け入れながら生きています。食べること、恋をすること、人の名前を呼ぶこと。それらはあまりにも身近であるがゆえに、その意味や背景について考える機会は多くありません。

一方で、民話や伝承、風習、都市伝説は、そうした日常の営みに意味を与え、人々が世界を理解するための知恵として語り継がれてきました。科学や技術が発達した現代では迷信として片付けられることも少なくありませんが、その中には、今を生きる私たちにも通じる人間の欲望や恐れ、祈りが息づいていると感じています。

本公演では、日本や世界に伝わる伝承や物語をモチーフに、それらを現代へと翻案した三つの短編「あぶく」「Lamp 恋活・婚活マッチングアプリ」「勿れ」を上演します。伝承を再現することが目的ではなく、現代に置き換えることで、その物語が今の社会や私たち自身をどのように映し出すのかを探る試みです。

三作品で描かれるのは、「誰かを思う気持ちが、いつ身勝手さへと変わるのか」「人は何を基準に他者を愛するのか」「時間は本当に人を救うのか」といった、人間の根源的な問いです。それぞれ異なる題材を扱いながらも、観客の皆さまが自身の価値観や倫理観と向き合うきっかけとなることを目指しています。

昔話は過去の遺物ではなく、姿を変えながら今も私たちの生活の中に息づいています。本公演が、古くから語り継がれてきた物語と現代を結び直し、「当たり前」と思っていたものを少し違った視点から見つめる時間となれば幸いです。

-夏が来るたび、あの子は何を思い出すんだろうね-

人々が織り成す人間模様。思考の渦と後悔の波。

伝承やファンタジー物語を元にした奇譚集、3編構成

キャスト

及川 龍樹
岡﨑 毬紗(呪貴族)
小松 優音
吉浜 芽生人

スタッフ

作・演出 及川萌百花
舞台監督西内穂波
照  明前田遥来
音  響石井萌
制  作片岡わかな(さるさるさる松井絵里)
宣伝美術柿沼美保
協  賛一般社団法人多摩美術大学校友会

及川萌百花プロフィール

及川萌百花

2002年生まれ宮城県出身。
多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科演劇舞踊コース卒業。
中学より演劇に興味を持ち、大学三年次から演出や劇作を始める。
人間関係や民族信仰、スピリチュアルを題材とした作品を中心に執筆。

及川萌百花よりコメント

幼少期は、母や祖母に倣い、お盆には先祖供養を行っていました。しかし親元を離れてからは、その習慣も次第に遠ざかっていきました。

昨年の夏、私は放り出された先の社会でもがき這いずり回っていました。そんな折、祖母の訃報が届きます。その出来事が追い討ちとなり、「自分なりの供養をしたい」という思いから、筆を執りました。

本作は、大切な人を偲ぶとともに、もがいていたあの瞬間瞬間の言葉と感情を供養するための作品です。