出品者:山本奈奈(’10院油)
日 程:2022年05月07日(土)〜2022年05月13日(金)
休 館:日曜日・祝日
時 間:11:00~19:00(最終日17:00 迄)
場 所Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi
・・・・106-0032 東京都港区六本木7-8-9 深作眼科ビル1F・B1

料 金:入場無料

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*状況により時間変更等の可能性がございますので最新の情報は幣廊HPやFacebook等でご確認下さい。

 

この度、Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi では、「山本奈奈 nobody else」を開催致します。
多摩美術大学にて油画を専攻した山本は、現在、人物モティーフを中心に作品発表を続けています。本展開催にあたり、山本は以下のように述べています。「角を曲がるときに、距離をうまくはかれなくて、よく体をぶつけてしまいます。自分の体の範囲に、そこでようやく気づいて、輪郭を実感することができます。出会う人や物事に対しても、距離がうまくはかれなかったせいで、居心地の悪い思いをすることがあります。絵を描くことで、現実の出来事を消化して、自分の身の置きどころを探しています。何を感じたのか、何を感じなかったのかを確かめて、私という人間の輪郭を少しずつ知っていく行為です。そうして、他のだれのものでもない自分だけのかなしみやむなしさを噛みしめます。私だけのかなしみやむなしさは、他のだれとも代わることや分かち合うことはできないけれど、それを噛みしめた行為が、だれかの慰めになるかもしれないと思っています。私がこれまで、それが書かれた本当の意味を知ることなく、他人の歌に慰められてきたように、だれかのなにかの慰めになればいいと思っています。」と。印象に残る人物表現と想像を掻き立てるタイトルで、鑑賞者を独自の心象世界に連れ出してくれます。