●多摩美術大学芸術人類学研究所より展覧会のお知らせです。
日 程:2022年06月03日(金)〜2022年06月18日(土)
時 間:10:00〜17:00
休館日:日曜日
場 所:多摩美術大学(八王子キャンパス) アートテーク・ギャラリー2F
東京都八王子市鑓水2-1723
観覧料:無料
問合せ:tel. 042-679-5697 / mail. iaa_info@tamabi.ac.jp
WEB:UNZEN——「平成の島原大変」: 砂守勝巳と満行豊人をめぐって
主催運営:多摩美術大学芸術人類学研究所
監 修:椹木野衣
キュレーション協力:砂守かずら
多摩美術大学芸術人類学研究所では、この度、「UNZEN―「平成の島原大変」:砂守勝巳と満行豊人をめぐって」を開催いたします。
日本列島は、その群島的な特性や複雑な地形などによって古来より多くの自然災害に見舞われてきました。本展では、自然災害とかつてないかたちで直面することとなった平成年間(1989 – 2019)から、1991年に起きた長崎県島原半島に位置する雲仙・普賢岳の噴火による被災地を記録した写真家・砂守勝巳(1951– 2009)の作品と、島原に暮らすなかで噴火による山の変化を記録し、それらの写真をもとに水彩画を描いた元高校教員・満行豊人(1937 – )の作品を中心に据えて紹介します。また、現地に残る「噴火災害の記憶」を伝えるさまざまな資料を加えることで、人類にとって自然災害とはなにか、自然災害によってなにが失われ、なにが残されるのか、その記憶は、芸術・表現を通じてどのように後世に伝えうるかについて考察を深める機会となれば幸いです。
■関連プログラム①:朗読「雲仙・普賢岳噴火災害によせる朗読二題」 動画配信
日 時:6月10日(金)より配信予定
配 信:https://www.youtube.com/user/tamabiIAA/videos(芸術人類学研究所YouTubeチャンネル)
作・朗読:内嶋善之助(島原市・舞台作家)
演 目:「普賢岳diary」より、「朗読詩 アンタレスの涙」より
■関連プログラム②:シンポジウム「表現と記録、記憶の継承 UNZENからはじめる」
日 時:6月17日(金)14:50〜16:30(14:20開場)
会 場:多摩美術大学 レクチャーCホール
定 員:先着80名程度
参加方法:先着整理券制。当日13:00より展示会場(アートテーク・ギャラリー2F)入口付近にて整理券を配布。
●登壇者
岡村幸宣(原爆の図 丸木美術館学芸員)
笹岡啓子(写真家)
椹木野衣(本展監修、多摩美術大学教授/芸術人類学研究所所員)
砂守かずら(砂守メディアアーカイヴス代表)
※シンポジウムは、授業「現代美術ゼミ」との合同開催のため履修学生が参加します。
※シンポジウムへの参加受付は、定員に達し次第締め切りとなります。
※開催内容は、都合により変更になる場合がございます。詳細は研究所ウェブサイトまたはtwitterをご確認ください。