出品者 鶴見厚子(1975年美術学部卒業) 
YOSHI  HIGA(1961年美術学部卒業)
藤貫喜由子(1961年美術学部卒業)
日程2024年9月16日(月)〜 2024年9月21日(土)
時間11:30~19:00(最終日は17:00迄)
オープニングパーティー2024年9月16日(月)17:00~ 
場所京橋・ギャラリー檜B,C
〒104-0031 東京都中央区京橋3‐9‐9 ウィング京橋ビル2階 
Tel ; 03‐6228‐6361  

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

多摩美術大学の先輩後輩の間柄の3人の初めての3人展。
B会場 : YOSHI  HIGA  写真、立体
C会場 : 藤貫喜由子 絵画
BCにまたがって : 鶴見厚子 絵画、ブローチ

三遊士展に寄せて

YOSHI  HIGA

1950年代の美大は混沌としていた。 そんな中で膝を交えた同期の画学生・藤貫喜由子さんは飛び抜けていた。 行動や態度も田舎者の僕には驚異とも思えた。 互いにいい年になるまで全く別々の道を歩んだ。 二人の間に彗星の如く輝く画家鶴見厚子さんが加わっていた。 何時・何故かは定かではない。 画風、表現法、思想の異なる3人だが長年繋がっていた。 自然に三つの個性が今回一室に並ぶことになりました。

藤貫喜由子

今回は同輩の比嘉君が写真を主に出展してくれ、ニューヨークから久しぶりに来てくれるとのことで、嬉しい気持ちでいっぱいです。彼はニューヨークに長年在住、ロングアイランド大学で長く教壇に立ち、現在は名誉教授です。とても楽しい方です。学ぶところが多いと思います。

また後輩の鶴見厚子さんは、現代の女性作家として作品を多く制作し、色々なところで発表しています。評価の高い現代の有名な作家で凄い勉強家、そして明日を担う力のある女流作家です。

私は現在も、渋谷教育学園中学・高等学校で授業をしています。何となく過ごす人生です。今回の会期中に、懐かしい方々や友人・知人の方々とお会いできることを楽しみにしています。

鶴見厚子

写真家で、NYロングアイランド大学名誉教授であるYOSHI HIGA先生と、画家でモダンアート協会会員の藤貫喜由子先生は、多摩美術大学同期の大親友であり、私の敬愛する先輩たち。画家で同大学後輩の鶴見厚子はロングアイラインド大学訪問や、自身のNYでの個展やコンペ出品、受賞作家展の折に 両先輩に多大なご尽力ご支援をいただきました。この度は、両先輩からのお声かけがあり、ありがたい気持ちで参加させていただきます。

3人が本来の遊び心も垣間見せながら作品を並べます。YOSHI HIGA 先生はコロンビア大学大学院卒、東洋人初の最優秀教授賞ご受賞。自転車で北米横断の経験あり。80歳になって日本橋から琉球まで徒歩で移動。遊びのスケールが大きく、各地に友人ありというお方。藤貫喜由子先生は、国際的に大活躍の画家(国際展でのご受賞多数)姐御肌で人徳高いお方です。私は長年夢見をテーマに描いて来ましたが、今回は趣向を変えて気楽に壁に掛けられる絵を揃えました。個人的にBGMならぬBGP(バックグラウンドペインティング)と呼ぶ遊び心満載の作品です。三遊士が健在で、世界に平和が舞い戻る日が来たなら、NYでの展示も実現させたいです。

鶴見厚子 作家HP