イベント

多摩美校友会ホームカミング展2025|開催のお知らせ

2025年10月14日
#校友会 #展覧会 #イベント

展覧会概要 主催一般社団法人多摩美術大学校友会出品者多摩美術大学校友会の正会員・準会員(在学生)・賛助会員 91名日程2025年10月8日(水)~10月23日(木)時間10:00〜17:00(10月18日のイベント開催時は18:00まで)休廊日日曜日会場多摩美術大学八王子キャンパス アートテークギャラリー2階(201・202)東京都八王子市鑓水2-1723アクセスJR横浜線・京王相模原線橋本駅北口から神奈川中央交通バス「多摩美術大学行」で約8分入場料無料問合せMail:info@alumni.tama-art-univ.or.jp イベント概要 ガーデン同窓会2025日時2025年10月18日(土)※会の中で授賞式を行います。 アーティスト・トーク日時2025年10月18日(土)時間17:00〜 ご挨拶このたび多摩美術大学は創立90周年を、また多摩美術大学校友会は創立30周年という大きな節目の年を迎えることとなりました。 長きにわたり多摩美術大学および本会を支えてくださった多くの皆様に、心より深く御礼申し上げます。この記念すべき年にあたり、本展覧会はその事業の一環として開催され、正会員・準会員(在学生)・賛助会員の皆様にご出品いただいております。 世代や領域を超えた多彩な作品が一堂に会することで、多摩美術大学が歩んできた歴史と、そのなかで培われてきた豊かな創造力をあらためて感じていただける機会となれば幸いです。 本展では、歴代卒業生による成熟した表現から、在学生による新たな試みまで、多摩美術大学に連なる創作の広がりを一望していただけます。 それぞれの作品を通して、大学のこれまでの歩みを振り返るとともに、これからの未来に向けた創造の可能性や、世代を超えた新たな交流の芽吹きにもつながる場となることを願っております。 今後とも、多摩美術大学ならびに多摩美術大学校友会への変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。2025年10月8日一般社団法人多摩美術大学校友会代表理事 中村 一哉  

群馬県立日本絹の里 特別展「糸かけアートの世界 ~心を紡ぐ 絲語り~」

2025年10月9日
#展覧会 #イベント

糸掛けアートとは 釘に糸を掛けて紋様を描き出すアート。一定のリズムで糸を掛ける手しごとは、数や図形を学ぶ教育的側面や、心を整える心理学的観点など様々な分野から注目を集めています。本展では『ITOXITO いとかけいと』の、緻密で繊細な芸術性の高い世界をご堪能いただきます。 ITOXITO いとかけいと 色彩、数学、心理、様々な専門分野を研究する、糸かけ作家5人のユニット。大型作品制作、糸かけテキストの開発、ワークショップ等、糸かけの可能性を他分野へと開拓中。大型曼茶羅作品「慈海の叫び 鏡智の結晶」本店初公開。 出品者ITOXITO いとかけいと暁〜Akatski〜(1997年美術学部卒業)ほか日程2025年9月11日(木)〜 2025年11月15日(土)時間9:30~17:00休館日毎週火曜日、9月24日(水)※9月23日(火)は祝日のため開館※10月28日は「群馬県民の日」のため開館観覧料一般200円(160円)、大学生100円(80円)、中学生以下無料*( )内は20歳以上の団体料金*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をもお持ちの方とその看護者1名無料*10月28日(火)は「群馬県民の日」のため観覧料無料場所群馬県立日本絹の里主催群馬県立日本絹の里WEBwww.nippon-kinunosato.or.jp 【ギャラリートーク】 展示館を歩きながら、作品制作の背景や、糸かけアートの魅力についてお話しします。 日程①9月11日(木) ②10月5日(日) ③10月29日(水) ④11月15日(土)時間11:00~12:00講師ITOXITO いとかけいと参加費無料(高校生以上は要観覧料)申込不要 【糸糸かけアートワークショップ「プリズムダンス」】 予めピンが立てられた木の板に、糸を掛けて紋様を描き出します。 日程①9月11日(木)②10月5日(日)③10月29日(水)時間13:30~15:30講師ITOXITO いとかけいと定員①20名 ②10名 ③10名対象小学生以上(小学生には保護者同伴)参加費2,500円(高校生以上は要観覧料)申込電話予約(8月18日(月) 9:30より受付開始、先着順) 【無料無料体験「16ピンチャレンジ」】 16本のピンに様々な図案を掛けられるか、自由にチャレンジいただけます。(持ち帰り不可) 日時会期中の開館時いつでも対象どなたでも参加費無料(高校生以上は要観覧料)

家村ゼミ展2025 「中村竜治 空間に、自然光だけで、フィルムを置く」

2025年9月26日
#展覧会 #イベント

出品者中村 竜治日 程2025年9月22日(月)〜 2025年10月10日(金)時 間10:00~17:00休館日9月28日(日),10月5日(日)場 所多摩美術大学️八王子キャンパス アートテークギャラリー〒192-0394 東京都八王子市鑓水 2-1723主 催多摩美術大学芸術学科 展覧会設計ゼミ9回目となる「家村ゼミ展 2025」は、「中村竜治 空間に、自然光だけで、フィルムを置く」を開催いたします。 家村ゼミ展では、中村竜治との展覧会は2度目となります。3年前に開催いたしました「中村竜治 展示室を展示」では、アートテークギャラリー1階の4つの展示室(約560平米、一部天井高9m)に、市販の白い紐だけを使用し、会期中3回の紐の設え変更を公開で行うことで「展示室を展示」いたしました。「帯」「結界」「対角線」と中村竜治が名付けたそれぞれの設えは、鑑賞者に自主的な「観察」をうながし、鑑賞者個々の目と身体で展示室を捉えなおす機会となりました。また、アートテークギャラリーが、あらかじめ展示空間として設計された空間ではあるものの、ガラス面が多く、外光が空間に影響をあたえるという、展示空間としては特異な特徴を有することも同時に、中村は気づかせてくれました。 この中村の展覧会がきっかけとなり、一昨年「空間に、自然光だけで、日高理恵子の絵画を置く」、昨年「空間に、自然光だけで、大竹利絵子の彫刻を置く」を開催いたしました。いずれの展覧会も、この展示室の特徴を生かし、4つのどの展示空間にも照明を使用せず、自然光だけの彩光とし、絵画あるいは彫刻を数点だけ置き、それぞれの作品が、大きな余白と距離を所有するという、アートテークギャラリー以外では成立し得ぬ展示になりました。 今年度の「中村竜治 空間に、自然光だけで、フィルムを置く」は、上記の展覧会、空間に自然光だけで作品を置くシリーズともいえる展覧会です。アートテークギャラリーの空間では、水を使用することが禁じられています。けれどもその空間に、およそ80 m2と300 m2、ふたつの巨大な水たまりが出現します。もちろん水による水たまりではありません。厚さ0.04mm、幅900mmの透明フィルムによる水たまりです。光と翳、空間、天気、時間、居合わせた人々の振る舞い、そういったものから個々の目と身体が体験・体感する場であることが、ここ数年開催しているシリーズの特徴ではありますが、展示空間での事前の2回の実験から、湿度や風の存在までもが本展の大きな変容要素としてあることがわかりました。刻々と水たまりが変容することを楽しみたいという気持ちと、水たまりを水たまりの状態でどうしたら会期中保てるのか、湿度や風と折り合いをつけながら作品を守る緊張感は、日々の平穏がけっして当然ではないことを実感する現在と重なるのかもしれません。 【トークイベント】日 時:2025年9月23日(火・祝)     13:00 〜16:00会 場:多摩美術大学レクチャールームC登壇者:青木淳(建築家)、中尾拓哉(美術評論家)、中村竜治(建築家)