

民俗学者にして国文学者でもある折口信夫(1887-1953)は、専門の領域を超え、現代日本の文学(三島由紀夫、大江健三郎、中上健次)や、建築、音楽、演劇、舞踏といった諸芸術にまで大きな影響を与え続けています。神話と「歴史」、祝祭と「場所」、物質と「生命」、性と「身体」、呪術と「言語」などの再考を促し、文学を含む芸術表現全般にわたる問いを投げかけてきました。あらためて折口信夫の営為を再考するとともに再興し、解体するとともに再構築する研究会を組織します。
日程 | 2025年3月19日(水) |
時間 | 13:30〜16:00(開場 13:10) |
会場 | 多摩美術大学 八王子キャンパス・アートとデザインの人類学研究所 (メディアセンター4F) |
対象 | 多摩美術大学学生・教職員、学外一般 ※参加自由 / 事前申込不要(当日会場にて記帳をお願いします)。 ※定員は40名程度。満席の際は入場をお断りする場合があります。 |
お問合わせ | 多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所 〒192-0394 東京都八王子市鑓水 2-1723 メディアセンター4F Email:iaa_info@tamabi.ac.jp |
WEB | 公開研究会「折口信夫を読む」 |
主催 | 多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所 |
共催 | 多摩美術大学図書館 |
講師 | 安藤礼二 氏(批評家、芸術学科教授、図書館情報センター長) 仁科 斂 氏(小説家、来期より芸術学科非常勤講師) 石橋直樹 氏(批評家) |
発表タイトル | 安藤礼二 「天皇の解体と再構築 折口信夫と出口王仁三郎」 仁科 斂 「文体試論:寂しさの存在(論)的差異」 石橋直樹 「後期折口信夫へ至る三つの行路ー憲法・歴史・国学」 ※発表の後、討議と質疑応答を予定しています。 |
講師プロフィール | 安藤礼二|Reiji Ando 多摩美術大学芸術学科教授、図書館情報センター長。主著に『神々の闘争 折口信夫論』『折口信夫』『大拙』『列島祝祭論』『縄文論』『井筒俊彦 起源の哲学』など多数。 仁科 斂|Wren Nishina 1994年生まれ。「さびしさは一個の廃墟」で新潮新人文学賞受賞(2024年11月号)。ハンナ・アーレントと折口信夫を研究。受賞作は磯崎新の「廃墟」も論じられている。 石橋直樹|Naoki Ishibashi 2001年生まれ。「〈残存〉の彼方へ 折口信夫の「あたゐずむ」から」で三田文學新人賞受賞(2023年春季号)。近代の民俗学とともに近世の国学、平田篤胤なども研究。 |