イベント

新施設構想のための実験イベント vol.2 開催「A:思えばそれはBの話であったし Cさえも含まれていたの」

2025年6月27日
#展覧会 #イベント

※多摩美術大学関係者(学生・教職員)向けのイベントです 出演・制作等予定⾬宮庸介、湯浅良介研究室、⼤平智⼰、清水将吾、布施琳太郎、渡辺眞弓、千葉広樹、橋⽖皓佐、⼩桧⼭聡⼦/⼭フーズ、飯⽥将茂、海野紀恵、JACKSON  kaki、伊藤道史、⽥坂和実/DUSTBUNNY、アディリジャン・ヌリマイマイティ、⿅野震⼀郎、妹尾亮太、四宮スズカ、内⽥詢乃、三田航平、桐⼭明⽇⾹、百瀬梓、松⽥愛⼦、ほか日 程2025年6月25日(水)時 間13:00~19:00会 場BLUE CUBE(仮称・旧 METRO)ホームページ新施設構想のための実験イベントvol.2 BLUE CUBE にて新施設構想のための実験イベント第2弾を⾏います。同会場は⼋王⼦キャンパスに隣接する⼤型⾷品卸売専⾨店跡で、今後は美術館や多⽬的スペースを備えた新しい形の全学施設を検討しています。そこで同会場の可能性を探る2段階⽬の試みとして、絵画学科油画専攻の⾬宮庸介准教授を中⼼に教員や学⽣・卒業⽣の有志によって組み⽴てられるイベントを開催します。今回は13時から19時までを公開時間とし、旧METROの⼤きな⾯積を占める冷蔵庫でできたバックヤードも使⽤した複合的なイベントを試みます。軸となる複数のVR作品は⼋王⼦校舎やBCの歴史と個⼈的な歴史が交差するもので、体験後には異なったレイヤーの解像度を獲得していくことになるはずです。また、今後リノベーションが⾏われていくその場所にとっては、ある種の記録となっていくでしょう。それ以外にも展⽰やパフォーマンス、ケータリングやトークなどが緩やかに関係を結びながら断続的に⾏われていきます。 ぜひこの機会に⾜をお運びください。 ※学生の方は会場入口の学生証読取機にて参加確認をさせていただきます※お手洗いの数が限られていますので、ご了承ください※近くに自動販売機はありません

画廊からの発言 新世代への視点2025

2025年6月25日
#展覧会 #イベント

8画廊が推薦する40歳以下の新鋭作家による個展を各会場にて開催します。 出品者飯島暉子(2017年美術学部卒業)、ほか日 程2025年7月21日(月・祝)~2025年8月2日(土)※ギャラリー椿のみ19日(土)より開催時 間11:30~19:00(最終日は17:00まで)休館日日曜日入館料無料会 場藍画廊東京都中央区銀座1-9-8奥野ビル502ギャラリイK東京都中央区京橋3-9-7京橋ポイントビル4FギャラリーQ東京都中央区銀座1-14-12楠本第17ビル3Fギャラリー椿東京都中央区京橋3-3-10第1下村ビル1Fギャルリー東京ユマニテ東京都中央区京橋3-5-3京栄ビル1Fコバヤシ画廊東京都中央区銀座3-8-12ヤマトビルB1ギャラリー58東京都中央区銀座4-4-13琉映ビル4FSteps Gallery東京都中央区銀座4-4-13琉映ビル5F特 典・新世代への視点スタンプラリー参加画廊の展示をご覧いただき、各画廊にて備えた応募用紙にスタンプを集めてください。8画廊全てのスタンプを集めた方には2つの特典をプレゼント!・特典1…[新世代オーディエンス賞2025]〈観客が選ぶアーティストの作品をプレゼント〉8画廊の中から最も良かったアーティストを1名選んで応募してください。最多得票のアーティストに投票していただいた方の中から抽選で1名様に、該当アーティストの作品(5万円相当)をプレゼントいたします。(プレゼント作品は、作家・事務局側にて選ばせていただきます旨、予めご了承ください。)・特典2…[作品代金10%OFF]応募用紙の提示で購入代金10%を割引いたします。(「新世代への視点2025」の期間に購入された作品に限定。作品代金お支払いの際に購入された画廊にお問合せください。クレジットカードのお支払いは不可とさせていただきます。)〈応募方法〉応募用紙にご自身のお名前、最も良かったアーティスト名、選んだ理由、ご住所、電話番号(メールアドレス)をご記入のうえ、いずれかの参加画廊にご提出ください。締め切り:8月2日(土)当選結果は厳正な抽選のもと、ギャラリーQウェブサイト内「新世代への視点2025」にて発表させていただきます。ギャラリーQのホームページはこちら関連イベント◆参加無料「新世代への視点2025トークイベント」出品作家の作品紹介とともに、現在の日本美術界の動向をお話しいただきます。登壇者:大島哲也(多摩美術大学芸術学科教授、多摩美術大学美術館館長、美術評論家)、    出品作家進 行:上田雄三(ギャラリーQ)日 時:2025年7月26日(土) 17:00~18:30会 場:ギャルリー東京ユマニテ(東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F) ※予約不要主 催東京現代美術画廊会議事務局藍画廊〒104-0061東京都中央区銀座1-9-8奥野ビル502TEL & FAX:03-3567-8777

移動美術館アート・トラック vol.7 山本麻世「だいだらぼっちの遊び場」

2025年6月25日
#展覧会 #イベント

出品者山本麻世(2005年修士課程修了)会 期2025年5月10日〜2026年3月31日場 所全国巡回中ホームページアート・トラックはこちら協賛一般社団法人多摩美術大学校友会 山本麻世は、巨大な筒状の立体作品を代表作とし、それらを空間に寄生させるように展開するアーティストです。本展のメインとなる壁面展示では、工事現場の仕切りに使われる標識テープで編まれた立体作品が大胆にうねっています。トラックのもう一面は、それが制作される際に使われた手編みの手法「リリアン編み」を実演してみせる場となっています[1]。 メインの赤い筒状の作品は《へその緒》と題されており、展示タイトルが「だいだらぼっちの遊び場」であることから、「だいだらぼっち」のへその緒がモチーフであるとわかります。「だいだらぼっち」は、日本の各地に伝承される巨人の名です。山本はこれまでも伝承や信仰の存在をアイデアの源泉にしており、本展以前の作品でも、地蔵や、仏教における「奪衣婆」、チベットに伝承される「イエティ」など、様々なモチーフを引用してきました。 本展では、だいだらぼっちのへその緒が壁面をうねり、テーブルや椅子に絡みついています。食器やカトラリーも散らされていますが、それらがへその緒の大きさと対比されることで、だいだらぼっちの圧倒的なスケールがあらわになっています。巨人であるだいだらぼっちからすれば、これらはおままごとセットであり、このアート・トラック自体もミニカーのようなおもちゃなのです。そういった意味で、ここがだいだらぼっちの「遊び場」に喩えられています。へその緒が遊び場でおもちゃに絡みつく、というユニークな場面は、そこにどんな物語があるのか、想像を誘います。 また、この《へその緒》にまつわる展示に加え、トラックの助手席から顔を出す立体作品も目を引きます。この作品は、山本によれば、山本自身のオルター・エゴ(alter ego)=分身なのだといいます。人体を口と肛門でつながる一本の筒と捉え、本作を自身の分身とし、トラックの移動に帯同させているのです。 興味深いことに、よく観察すると、本作がだいだらぼっちのへその緒とよく似た形体をしていることに気づきます。素材をゴムチューブに替え、同じ手法(リリアン編み)によって制作された、同じ形体の作品なのです。巨人のへその緒も、自身の分身も、同じ形体で表現され並置されている、という不思議な状況がつくり出されていることになります。つまり、山本の作品は「形」という目に見える要素だけで成り立っているわけではないのです。これらが並んでいることで、私たちは、山本の作品の表現性が「形」の外にある「物語」を根幹にしていると窺い知ることができると言ってもいいでしょう。そして、それら物語的な想像力こそが、山本が引用する伝承や信仰の力の真髄でもあります。 山本はモチーフの引用としてのみならず、作品を成立させる構造としても、伝承や信仰の要件をなぞってみせ、これにより、まさにここで新たな物語を産もうとしているのかもしれません。作品がどんな物語を語りかけてくるか、耳を澄ませてお楽しみください。 [1]リリアン編みの実演は開催時の都合により実施しない場合があります。 文・上久保直紀 【ワークショップ】 リリアンでアートにつながろうリリアン編みワークショップ山本が作品制作に使う手編みの手法「リリアン編み」を体験するワークショップです。毛糸などを編んで遊ぶことが一般的なリリアン編みですが、山本は作品において、テープやゴムチューブといった素材を使っています。細長いものであれば編むことができるため、ワークショップでは、山本が選んだ様々なリボンから好きなものを選び、編んでいきます。出来上がったものは、実際に展示されている山本の作品《へその緒》に繋げて、アートに参加することができます。展示に参加してもらうことで、自分がつくったものが大きなアート作品の一部になる驚きと、それを人に見てもらえる喜びを感じていただけます。各地でつくられた作品が一つに繋がり、作品は大きく延び、発展していきます。 詳細はこちらのHPよりご確認ください。

菊地武彦「アナムネーシス anamnesis -想起する景-」

2025年6月6日
#イベント

出品者菊地武彦(1984年修士課程修了)日程2025年7月19日(土)~2025年10月13日(祝・月)時間10:00~18:00(入館は17時30分まで)休館日月曜日(7月21日、8月11日、9月15日、10月13日は開館)7月22日(火)、8月12日(火)、9月16日(火)、9月24日(水)入館料一般:1000(800)円、高校・大学生:700(560)円、中学生以下無料※( )内は20名以上の団体料。※各種障がい者手帳をご呈示の方とその介護者1名は無料となります。※「あしかがいきいきパスポート」をお持ちの方および、両毛広域都市圏内にお住まいの65歳以上の方は無料となります(住所・年齢を証明できるものをご提示ください)。※第3日曜日(7月20日、8月17日、9月21日)は、中学生以下のお子さまを同伴のご家庭は無料となります。場所足利市立美術館栃木県足利市通2-14-7関連イベント講演・ワークショップ①《国語、数学、理科、社会・美術の中で考える》日時:7月27日(日)10:30~12:00講師:菊地武彦会場:足利市立美術館多目的ホール定員:40名※小学5年生以上〜一般の方がご参加いただけます②《トークセッション リアリティをめぐるいくつかの試み》日時:8月24日(日)14:00~15:30講師:菊地武彦 × 水野暁(画家)× 川島健二(民俗学研究)会場:足利市立美術館多目的ホール定員:40名③《絵の具ってなに?ー古代の色材からー》日時:9月20日(土)10:30~12:00講師:菊地武彦会場:足利市立美術館多目的ホール定員:15名①②③※事前に電話(0284-43-3131)へお申込みください。定員になり次第締め切らせていただきます。※参加費は無料です。ご参加の方が展覧会をご覧いただく際には当日有効の観覧券が必要です(高校生以上)。トーク(各日14:00~15:00)④《菊地武彦オープニングトーク》日時:7月19日(土)⑤《学芸員によるギャラリートーク》日時:8月2日(土)、9月6日(土)あ⑥《学芸員による鑑賞ワークショップ》日時:9月21日(日)④⑤⑥※参加費、お申込みが不要です。開始時刻に美術館受付前にお集まりください。※高校生以上は当日観覧券が必要です。主催足利市立美術館助成公益財団法人朝日新聞文化財団公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団協賛一般社団法人多摩美術大学校友会協力一般財団法人おもい・つむぎ財団

【作品募集】多摩美校友会ホームカミング展2025|申込期限(8/17まで)

2025年6月5日
#校友会 #展覧会 #イベント #公募

多摩美術大学創立90周年と一般社団法人多摩美術大学校友会創立30周年の記念事業として、正会員・準会員(在学生)・賛助会員が出品できる展覧会を開催します。優れた作品には賞(総額60万円)を授与します。 出品申込期限2025年8月17日(日)※お申し込みには作品サイズと作品画像の提出が必要です。 申込フォーム 募集要項PDF 作品募集要項 出品資格下記のいずれかに該当している方が出品できます。● 多摩美術大学校友会正会員・準会員(在学生)・賛助会員正会員は多摩帝国美術学校、多摩造形芸術専門学校、多摩美術短期大学、多摩美術大学、多摩美術大学大学院、多摩芸術学園のいずれかを卒業、修了、一時在籍し終身会費を納めた方です。準会員は在学生です。大学院に在学中の方も出品資格をお持ちです。※応募前に校友会マイページへのログインをお願いします(新入生は除く)。 ログイン情報が不明な方はメールでお問合せください。※2001年度卒業生(2002年3月卒業)より終身会費は入学時に予納いただいております。 大学院に在学中の方も参加資格をお持ちです。※終身会費の納入はこちらをご参照ください。終身会費について終身会費の納入状況(出品資格)が不明な方は、必ず出品料のお振込み前に下記1,2のいずれかの方法でご確認ください。 1 各種お手続きフォームよりお問い合わせいただく 2 校友会事務局(info@alumni.tama-art-univ.or.jp)へお問い合わせいただく →「氏名、会員番号、卒業年、卒業学科専攻」をわかる範囲でお知らせください 募集作品・規定下記のA,Bからいずれかひとつを選んでお申し込みください。 A 平面小作品サイズ46cm×46cm 以内(額を含めたサイズ)点数1点規定● 壁掛け展示が可能な作品● 額装する場合、額の表面はアクリル素材に限ります。● 作品裏面に展示用の金具・ヒモ等をつけてください。● 作品裏面に天地がわかるよう記入してください。● 作品裏面・箱(梱包材)には作家名を記入してください。 B 立体小作品サイズ30cm×30cm×30cm 以内点数1点規定● 自立可能な作品● 天地・左右・正面等がわかるような展示指示書(形式自由) を添付してください。● 作品裏面・箱(梱包材)には作家名を記入してください。 出品料無料 ※但し、搬入・搬出に業者を利用し、展示を運営に委託する方は自費(送料+展示代行料2,000円)となります。 搬入・搬出搬入下記1,2のいずれかを選択してください。1 直接搬入10月6日(月)11:00〜16:002 業者搬入(元払い)10月6日(月)12:00〜16:00搬出下記1,2のいずれかを選択してください。1 直接搬出10月25日(土)11:00〜16:002 業者搬出(着払い)10月24日(金)・25日(土)発送場所〒192-0394東京都八王子市鑓水2-1723多摩美術大学八王子キャンパスアートテークギャラリー2階(201・202)担当:深津裕子注意事項作品の搬入・搬出にかかる費用は出品者負担となります。 申込方法(フォームのみ)出品申込期限:2025年8月17日(日)※お申し込みには作品サイズと作品画像の提出が必要です。※ご自身のメールアドレスに届く【回答のコピー】が【申込完了】の証明となります。 大切にお控えください。▼下記の申込フォームよりお申し込みください。 申込フォーム 賞               10月18日(土)のガーデン同窓会内で表彰します。※受賞者は10月16日(木)までに校友会ホームページ・SNS で発表します。「理事長賞」・・・1名(10万円)「学長賞」・・・1名(10万円)「校友会賞」・・・1名(10万円)「30周年記念賞」・・・10名(3万円) 注意事項● 実行委員会で作品の展示をします。● 出品作品と額装の状態に起因する破損、また、輸送中の破損について責任を負いかねます。● 出品作品は受付後、十分注意をして取り扱いますが、不可抗力による損傷については、主催者および運営は一才責任を負いません。必要に応じ、ご自身で保険をおかけください。● 公序良俗に反する、またはそのおそれのある表現を含む場合、出品をお断りする場合があります。● 未乾燥、未完成の作品は受け付けられません。 展覧会開催概要日程2025年10月8日(水)〜2025年10月23日(木)時間10:00〜19:00(最終日は17:00まで)休廊日日曜日会場東京都八王子市鑓水2-1723 多摩美術大学八王子キャンパスアートテークギャラリー(201・202ギャラリー)アクセスJR横浜線・京王相模原線橋本駅北口から神奈川中央交通バス「多摩美術大学行」で約8分。または、 JR八王子駅南口から京王バスで約20分。運営多摩美校友会ホームカミング展2025実行委員会主催一般社団法人多摩美術大学校友会 イベント◆ ガーデン同窓会日時10月18日(土)※時間等の詳細は決まり次第お知らせします。※会の中で授賞式を行います。◆ トークイベント日時10月18日(土)17:00〜(予定) 会員の展覧会⇒ 過去の開催状況はこちら