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メディウムとディメンション:Liminal

2022年9月16日
#展覧会

キュレーション:中尾拓哉('15博士)日 程:2022年9月3日(土)〜27日(火)時 間:11:00~18:00(最終入場17:30)休催日:水・木曜日場 所:柿の木荘    〒162 - 0831 東京都新宿区横寺町31観覧料:500円WEB:メディウムとディメンション:Liminal主 催:Nest-A株式会社(CAVE-AYUMIGALLERY)協 力:ANOMALY、Maki Fine Arts、rin art association、Satoko Oe Contemporary、TARO NASU、Yutaka Kikutake Gallery、青山|目黒、上見設計室、岡建工事、岸総合計画研究所、TRANSISTOR、柿葉舎     築50年の木造アパート「柿の木荘」の改修、その「前/後」にまつわる展覧会 出品アーティスト:磯谷博史、長田奈緒、鎌田友介、佐々木耕太、鈴木のぞみ、髙田安規子('01彫刻)・政子、玉山拓郎、津田道子、平川紀道('07院デ)、平田尚也、古橋まどか、山根一晃   「メディウムとディメンション:Liminal」は戦後の神楽坂に建設された木造アパートの改修にともない、さまざまなかたちで時間と空間にアプローチする展覧会です。1966年に建てられた木造アパート「柿の木荘」は、かつて賃貸アパートとして、そして2016年からは主にアーティスト・イン・レジデンスの滞在施設として使用されてきました。しかし、パンデミックの影響により存続できない状態となり、このたび新たな用途のために改修が行われます。和製英語である「アパート」は一つの建物の中に別々に住まいがある住居を指し、本来の語である「Apartment」もまた「apart」、すなわち「(時間・空間的に)離れて」という意と無関係ではありません。複数人の住まいとして同じ/別々の日常を繰り返してきた建物に存在した時間と空間を行き来しながら、その内部と外部へ複層的に時間と空間を結んでいく/解いていくこと。本展は、私たちのすぐそばにある「消えていくもの」と「現れてくるもの」、そして「変わるもの」と「変わらないもの」の間にある「Liminal(境界的)」な状態から現在をとらえ直し、新たな次元、あるいはそれぞれの時間と空間の中に足を踏み入れていく試みです。

吉増剛造 特別講義 「なぞる こする ひっかく 歌と生命のカリグラフィー」

2022年9月15日
#講演

吉増剛造 氏(詩人、日本藝術院会員)の特別講義を開催します。 本学学生はもちろん、教職員の方々もご聴講いただけます。   講 師: 吉増剛造(詩人、日本藝術院会員) 対話者:佐賀一郎(グラフィックデザイン学科)     中村寛(リベラルアーツセンター)     石田尚志先生/鈴木余位先生(絵画学科油画専攻)     金子遊先生(芸術人類学研究所所員、芸術学科) 日 時:2022年9月15日(木)15:00-(開場14:50)*4・5限 場 所: 多摩美術大学八王子キャンパスレクチャーAホール 対 象: 本学学生・教職員 *参加・聴講自由 主 催:芸術人類学研究所 共 催:絵画学科油画専攻・芸術学科     ◆吉増剛造(詩人) [プロフィール] 1939年東京生まれ。詩人。日本藝術院会員。 24歳のとき詩集『出発』でデビューして以来、現代詩の最先端を疾走し続ける。おもな詩集に、『黄金詩篇』(1970年、高見順賞)、『熱風 a thousand steps 』(1979年、歴程賞)、『オシリス、石ノ神』(1984年、現代詩花椿賞)、『螺旋歌』(1990年、詩歌文学館賞)、『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』(1998年、芸術選奨文部大臣賞)、『表紙omote-gami』(2008年、毎日芸術賞)など多数。 朗読パフォーマンスの先駆者としても知られ、日本各地およびフランス・イタリア・アメリカ・ブラジル・韓国などで詩の朗読を行う。2006年から詩のドキュメントともいえる「gozo-ciné」を発表。 2011年の東日本大震災以来、「怪物君」の創作が、詩とドローイング、素描メモなど、様々な形で始まり、2016年に東京国立近代美術館で「声ノマ 全身詩人、吉増剛造」展、2017年から2018年に、足利市立美術館、沖縄県立博物館・美術館、松濤美術館で「生涯テノ詩聲 詩人吉増剛造展」を開催。2022年10月にはオルタナティックバンド「空間現代」とのコラボレーションを追ったドキュメンタリー映画『背 吉増剛造×空間現代』(七里圭監督)の公開が控えている。 多摩美術大学では1984-1990年にかけて教鞭を執るほか、他大学においても様々な形で教育に関わり、多くの若い表現者たちにも影響を与え続けている。

公募美術展「第57回神奈川県美術展」 本学在学生・卒業生3名受賞のお知らせ

2022年9月12日
#展覧会 #受賞

公募美術展「第57回神奈川県美術展」にて本学在学生・卒業生3名が受賞されました。おめでとうございます! 工芸部門 大賞 …………………… 小野坂葉子(院TD在学生)平面立体部門 特選 ……………… 林銘君(院日在学生)平面立体部門 県議会議長賞 … 馬場美桜子('16院油) WEB:2022年度「第57回神奈川県美術展」入賞作品    大学院テキスタイルデザイン1年の小野坂さんが第57回神奈川県美術展で大賞を受賞(多摩美術大学) 小野坂葉子さんは2021年度校友会奨学生に選出されております。詳細はこちら。  ■ 第57回神奈川県美術展*入賞・入選作品(342点)が展示されます日 程:1期展(平面立体)2022年9月7日(水)~2022年9月18日(日)2期展(工芸・書・写真)2022年9月21日(水)~2022年10月2日(日)時 間:10:00~18:00(入場は閉場の30分前まで)(最終日は14:00まで)入場料:無料場 所:神奈川県民ホールギャラリー    横浜市中区山下町3-1問合せ:tel. 045-662-5901WEB:第57回 神奈川県美術展  ■ 厚木巡回展*入賞、入選作品の一部が展示されます。日 程:2022年10月5日(水)~2022年10月10日(月・祝)時 間:10:00~17:00入場料:無料場 所:厚木市文化会館 展示室(地下2階)    厚木市恩名1-9-20WEB:第57回神奈川県美術展 厚木巡回展

下總 良則 氏がグラフィックデザインの国際コンペ「Graphis Design Annual 2023」でGoldを受賞

2022年9月8日
#受賞

本学卒業生が制作担当した「株式会社天煌堂のコーポレートロゴ」が、国際グラフィックデザインコンペ「Graphis Design Annual 2023」にてGoldを受賞しました。おめでとうございます!当受賞は、Graphis Design Annual 2023の全717エントリーの上位2.5%に入り、ロゴ部門単独では世界第2位、日本からのエントリーの中では第1位に輝きました。 受賞者:下總 良則('05造形D)受 賞:「Graphis Design Annual 2023/Graphis」Gold受賞受賞日:2022年8月22日場 所:ニューヨークWEB:Graphis Design Annual・・・・東北工業大学ニュース Graphis(NY, USA)は、1944年から続く歴史を持ち、ブランディング、エディトリアル、パッケージ、ロゴ、ポスターなど、多岐にわたるグラフィックデザイン分野の作品が集まる、グラフィックデザインにおけるハイレベルな国際コンペのひとつです。世界中のグラフィックデザイナーたちがここでの受賞を目指し、受賞作品と入選作品は、毎年発刊される各年の年鑑(図録)に収録されます。 制作背景 株式会社天煌堂は自社のミッションとして、人が感じる悩みや不安な時間を前向きな時間に変換すること。また、日本のおもてなしの様に微細な心配りを施す商品開発を通じて社会貢献を果たし、世界で輝く実績を出す企業になることを掲げています。このことから、日本発信であることを大切にする想いをコンセプトとし、誰が見ても、日本らしさを感じさせるシンボルマークの制作が当プロジェクトのゴールに定められました。 また社名には、「天に煌めく行動ができるようになる会社」という想いと意味があります。このことから、世界中の人々に認知される日本一には何があるだろうかとの考えから、世界に誇れる日本一高い名山、富士山のシルエットをモチーフに、会社名の頭文字である天の漢字をデザインしました。

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