EVENT

メディウムとディメンション:Apparition

2023年12月4日
#展覧会

展示テーマとなる「Apparition=出現」は、現実的な三次元を超えた高次元世界にある対象が、三次元世界の目前に「出現」することを指す。「出現」は現代美術における創造行為において極めて重要な観点だと企画者は考える。さまざまな表現メディアを駆使しながら、「テクノロジー」と「愛」について考察する山内祥太の作品を通じて、「Apparition=出現」の語が示す意味を現代の視点から再考する。 キュレーション中尾 拓哉(2015年博士課程修了)日程2023年12月1日(金)~2023年12月24日(日)時間13:00〜20:00定休日月火水場所青山目黒東京都目黒区上目黒 2-30-6 保井ビル1階問合せinfo@aoyamameguro.comWEBメディウムとディメンション:Apparition主催メディウムとディメンション実行委員会協力KYOTO EXPERIMENT支援令和5年度文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業 ■パフォーマンス毎週 金土日 に開催 ■トークイベント「Apparition」とはなにか?――外観と出現をめぐって安藤礼二(文芸評論家、多摩美術大学教授)×中尾拓哉×山内祥太日程2023年12月16日(土)時間15:30〜17:00 中尾 拓哉:美術評論家、芸術学。博士(芸術)。1981年生まれ。近現代芸術に関する評論を執筆。特に、マルセル・デュシャンが没頭したチェスをテーマに、生活(あるいは非芸術)と制作の結びつきについて探求している。著書に『マルセル・デュシャンとチェス』(平凡社、2017)。近年のキュレーションに「メディウムとディメンション:Liminal」(2022、柿の木荘/東京)など。中尾拓哉公式サイト 山内 祥太:アーティスト。1992年生まれ。インターネットが普及した1995年以降のリアリティとともに育った世代として、自己と世界の関係性や、自分の認識する世界と現実の間にある裂け目といったものを、さまざまな方法で明らかにしようと試みてきた。映像、彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなど表現メディアは多様で、クレイアニメーション、クロマキー、3DCG、3D印刷、VR、モーションキャプチャなどの技術も自由自在に用いる。山内祥太公式サイト

チャリティビエンナーレ2023|開催のお知らせ

2023年11月22日
#イベント #展覧会 #校友会

 この度、一般社団法人多摩美術大学校友会主催の「チャリティビエンナーレ2023」をフェイアートミュージアムヨコハマにて開催します。 多摩美術大学校友会では、1998年より会員の芸術活動支援と社会貢献を目的に、美術作品を販売するチャリティ展を開催してきました。多摩美術大学の在学生と卒業生が参加する本展では、絵画・版画・彫刻・工芸品からテキスタイルやアクセサリーまで幅広いジャンルの小作品を展示・販売します。販売収益の半分は、「多摩美術大学校友会奨学金基金」と「社会貢献のための寄付金」に充てられます。ぜひ皆様お誘い合わせの上、ご来場ください。 展覧会概要 主催一般社団法人多摩美術大学校友会出品者多摩美術大学の在学生と卒業生 109名日程2023年12月10日(日)~12月24日(日)時間10:00~19:00(最終日は17:00まで)休廊日月曜日会場FEI ART MUSEUM YOKOHAMA横浜市神奈川区鶴屋町3-33-2 横浜鶴屋町ビル1Fアクセス各線「横浜駅」西口より徒歩6分 西口地下街を通り「南12 番出口」より出て左「鶴屋町3 丁目交差点」前方左角入場料無料問合せFEI ART MUSEUM YOKOHAMATel:045-411-5031Mail:info-artmuseum@fukasaku.jp イベント概要 日時12月17日(日)14:00~・16:00~料金一般 1,000円|出品者 無料*当日会場受付にてお支払いください*お釣りのないようご用意ください定員一般 先着30名|出品者 定員なしご案内イベント開催中も入場無料で作品鑑賞が可能ですが、イベント会場での鑑賞となるため、他の時間帯でのご来場をおすすめします。作品鑑賞のみをご希望のお客様にはご不便をおかけしますが、予めご了承ください。 14:00 〜スペシャルゲストによるトークショーコレクターから見た 魅せる作品 売れる作品山本冬彦氏(コレクター&アートソムリエ) 山本冬彦(やまもと・ふゆひこ)1948年石川県生まれ。東京大学卒業後、合繊会社・保険会社勤務などのサラリーマン生活を続けながら、趣味として毎週末銀座・京橋・日本橋界隈のギャラリー巡りをし、その時々の若手作家の作品を購入し続けるサラリーマンコレクター。放送大学・理事を最後に退職し現在は銀座に隠居。隠居後も銀座の隠れ家を拠点に毎日のギャラリーめぐりとコレクションを続け、雑誌・新聞などの取材やビジネスパーソンへのアート普及のための講演や執筆活動なども行う。 16:00 〜チャリティビエンナーレ賞 授与式優れた作品にチャリティビエンナーレ賞を授与します*授与式は一般の方もご覧いただけます*1作品につき3万円(総額30万円)の賞金を授与します*これまでの個展バックアップ賞に代わるものとして本賞を新設します*個展バックアップ賞、チャレンジ賞の受賞歴がない方が対象です 授与式終了後レセプションパーティー多摩美術大学ジャンベ民族楽器部によるジャンベ演奏ジャンベ民族楽器部は、西アフリカ発祥の楽器であるジャンベを中心に演奏しているパフォーマンス集団です。ダンス、歌、リズムでアフリカの風を吹かせに行きます!*レセプションパーティーでは、飲食をしながらご歓談いただけます https://alumni.tama-art-univ.or.jp/news/event/%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%aa%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%93%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%83%ac2021%ef%bd%9c%e9%96%8b%e5%82%ac%e5%a0%b1%e5%91%8a 前回の様子はこちらからご覧いただけます

高橋士郎 自由の気膜 Shiro Takahashi・Freedom Membrane

2023年11月15日
#講演 #多摩美

この度、多摩美術大学では2021年急逝した髙橋士郎名誉教授(1970年大学院修了)の業績を紹介する展覧会「高橋士郎 自由の気膜 Shiro Takahashi・Freedom Membrane」を開催します。  2021年に急逝した高橋士郎名誉教授は、メディア芸術黎明期のパイオニア的アーティストであり、デザイン教育にコンピュータを導入した立役者です。1970年万博に20代で参加した後、空気膜造形の発明やキネティック彫刻の制作により世界に発表の場を持ちつつ、多摩美術大学ではコンピュータとインターネットの研究会を立ち上げ、キネティックアート、コンピューターアート、メディアアート、情報デザインといった新しい分野に取り組みました。30年以上にわたる教育と研究の積み重ねは、1998年の情報デザイン学科新設とメディアセンター創設につながる、社会の高度情報化に対応するべく美術教育の内容を更新し続ける試みでした。情報デザイン学科の新設後は、独自のメディア芸術教育のプログラムを作り上げるいっぽう、自身の作品だけでなく、学生作品を積極的に活用した情報芸術論を立ち上げました。本展はこうした高橋の多岐にして複雑な活動の全体像を紹介し、世界にむけて発信する契機となることを目標とします。高橋氏の膨大な創作活動とユニークな作品から、未来を見つめる視線を感じることができます。わたしたちにとって新しい表現を考える契機となるかもしれません。 日程2023年11月13日(月)~12月9日(土)時間11:00〜17:00休場日火曜、日曜、11月18日(土)、12月2日(土)場所多摩美術大学 八王子キャンパス アートテークギャラリー東京都八王子市鑓水2-1723 入場料無料主催多摩美術大学 髙橋士郎研究会協力株式会社バボット、多摩美術大学情報デザイン学科助成公益財団法人 小笠原敏記記念財団多摩美術大学共同研究「高橋士郎の創作・研究・教育実践の体系化のための基礎研究」

長亭GALLERY展2023

2023年11月13日
#展覧会

出品者高橋遥(2018年美術学部卒業)もりさこりさ(美術学部在学生)堺 大輝(2022年美術学部卒業)白帆ひろみ(2021年美術学部卒業)オオウチ リサ(2021年美術学部卒業)宮川 遥弥(2017年修士課程修了)ナカバヤシアリサ(2017年美術学部卒業)ほか日程2023年12月1日(金)~2023年12月10日(日)時間13:00~19:00休廊日月・火場所長亭GALLERY東京都中央区日本橋久松町4-12コスギビル4F問合せinfo@changting-gallery.comWEB長亭GALLERY展2023  この度、長亭GALLERYでは12月1日から12月10日の会期にて、公募形式によるグループショー「長亭GALLERY展」のファイナリスト展を開催致します。入選者の入選作品を展示し、グランプリ・優秀賞・特別賞・奨励賞、また来場者による人気賞を決定致します。 近年のアートシーンの盛り上がりに比例するように、そこで活動する若手アーティストの数やその幅もまた活況を呈していると感じます。そうした状況のため、一方では然るべき機会に恵まれず、アーティストとアートシーン、またコレクターとの繋がりを得ることができないケースも存在するのではないでしょうか。長亭GALLERYではアーティストのステップアップ、そしてそのための機会提供をすることを目的に今回の公募を企画しました。 審査員にはアーティストの小林正人氏、OJUN氏、諏訪敦氏、またアーティストの薄久保香氏を迎え、厳正な審査のもと、多数の若手アーティストが活躍する今日の日本のアートシーンの一端を切り取ってみたいと考えます。会場では審査員によるグランプリ・優秀賞・特別賞・奨励賞の他に、来場者の投票に基づく人気賞も用意する予定です。  私たちが生きている今日の時代、社会を深層を汲み取り、作品に落とし込み、そうして次に待つであろう新しい時代を予感させる作品たちを、是非とも会場でご覧頂ければ幸いです。

第2回「記憶の道」シンポジウム 『石の物語 Stone Story』

2023年11月10日
#講演 #多摩美

多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所よりシンポジウムのお知らせです。「記憶の道」シリーズとして第2回となる本年度のシンポジウムは、「石の物語」をテーマに開催します。石器の発明から建築の素材にいたるまで、「石」はつねに人間とともにあり、その歴史と記憶を伝えてきました。文字が刻まれ、石像が掘り出される石は、人類にとって、デザインとアートの礎でもあります。美術家・雨宮庸介氏をゲストに迎え、人間の創造性を永い時間のなかで眺めながら、わたしたちの現在を議論したいと思います。 日程2023年11月10日(金)時間19:00〜21:00(開場18:40)場所多摩美術大学TUB東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F(東京ミッドタウン・デザインハブ内)対象本学学生・教職員、学外一般参加方法*会場参加申込は先着順での受付。申込が定員に達し次第、募集を締切。⇒11/8 申込を締め切りました。*当日はYouTubeでのライブ配信あり。登壇者※敬称略雨宮庸介(ゲスト)港千尋(多摩美術大学教授)椹木野衣(多摩美術大学教授)佐藤直樹(多摩美術大学教授)金沢百枝(多摩美術大学教授)安藤礼二 (多摩美術大学教授)主催多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所問合せMAIL:iaa_info@tamabi.ac.jpWEB第2回「記憶の道」シンポジウム 「石の物語 Stone Story」