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第3回 公開研究会|石倉敏明「アートとデザインの共異体」

2024年11月29日
#イベント

日本で初めてとなった2006年の「芸術人類学研究所」(「アートとデザインの人類学研究所」の前身)立ち上げに関わり、以来、芸術人類学者としての研究活動のみならずアーティストとのコラボレーションにおいても果敢なチャレンジを続ける石倉敏明氏をお迎えして公開研究会を開催します。 大きな社会変革期を迎え、旧来的な「業界」や「共同体」を前提としたフレームには収められなくなっていくアートやデザインの諸実践を、「共異体」というキーワードによって読み解きつつ、新たな立脚点を探ります。研究会後半では、佐藤直樹所員を交えてディスカッションも行います。 日程2024年12月2日(月)時間16:30〜18:00(開場 16:10)会場多摩美術大学 八王子キャンパス・アートとデザインの人類学研究所対象多摩美術大学学生・教職員、学外一般お問い合わせ多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所〒192-0394 東京都八王子市鑓水 2-1723 メディアセンター4FEmail:iaa_info@tamabi.ac.jp※参加自由 / 事前申込不要(当日会場にて記帳をお願いします)。※定員は40名程度。満席の際は入場をお断りする場合があります。 講師石倉敏明  Toshiaki Ishikura芸術人類学者。1974年東京生まれ。秋田公立美術大学准教授。シッキム、ダージリン、ネパール、東北日本等でのフィールド調査にもとづく比較神話学や複数種をめぐる芸術人類学の研究、アーティストとの協働制作や展覧会企画を行う。2019年、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際芸術祭日本館展示「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」に参加。共著書に『Lexicon 現代人類学』(奥野克巳共著)、『野生めぐり 列島神話の源流に触れる12の旅』(田附勝共著)、『モア・ザン・ヒューマン マルチスピーシーズ人類学と環境人文学』など。国際芸術祭あいち2025キュレトリアルアドバイザー。

12月5日(木)2024 Pacific Rim-Japan Stage 最終発表会

2024年11月26日
#展覧会 #イベント

12月5日(木)に、八王子キャンパス アートテークギャラリー1階にて、2024 Pacific Rim-Japan Stage 最終発表会を開催します。“Pacific Rim”は、アメリカの協定校であるArtCenter College of Designと2006年から実施している国際協働教育プログラムです。両校の学生たちが、少子高齢化問題から日本の伝統工芸まで、グローバルかつローカルなテーマを取り上げ、アート&デザインが果たすべき役割について探究し、革新的な解決案を提示します。 今年度のテーマは『Healing Light - 癒しの光』です。 ストレスや精神的負荷が増加する現代において、人間主体の照明は私たちの身体的健康と精神的幸福にどのように影響するのでしょうか。多摩美術大学とArtCenter College of Designの学生による専攻領域を超えた学際的な9チームが、日本における光と影に対する深い理解と最先端技術、生体リズムを意識したデザイン(サーカディアンデザイン)、空間に自然の要素を取り入れるデザイン(バイオフィリックデザイン)など、癒しの要素を含むデザインについて研究を行いました。学生たちが作り出した繊細な光の数々をお楽しみください。 日程2024年12月5日(木)時間14:30~19:00入場料無料場所多摩美術大学八王子キャンパスアートテークギャラリー1階東京都八王子市鑓水2-1723WEBPacific Rim Project※予約不要※英語による発表および講評

FUCHU ART PARADE フチュウ アート パレード     

2024年11月15日
#展覧会

「キテキテ府中」× 「THE ART FUCHU 」のコラボアートイベント! けやき並木を中心に隔月で開催する「キテキテ府中」と、11月29日から始まる暮らしと表現の芸術祭「THE ART FUCHU」がコラボレーションしてお届けする1日限りのアートイベント。けやき並木通りに非日常の空間が立ち上がり、いつもと違う世界観の中でアートを体験するイベントです。様々なアーティストによるパフォーマンスやワークショップ、演奏の他、秋を楽しむミニマルシェも開催! ◆FUCHU ART PARADE 日程2024年11月24日(日)時間11:00~16:00雨天中止場所けやき並木通り京王線府中駅より徒歩1分、JR府中本町駅より徒歩8分主催府中市、まちづくり府中 ◆THE ART FUCHU 2024 暮らしと表現 2016年、2018年に開催した「フェット FUCHU TOKYO - 暮らしと表現の芸術祭 -」がコロナ禍を経て、名称を「THE ART FUCHU」に一新し、6年ぶりに復活します。THE ART FUCHU の THE (ジ)は地、地域、地元を意味し、むさし府中を舞台に、市民が運営する様々なアートに関連する催しを市内各地で同時開催するアートフェスティバルです。 出品者高嶋英男(2012年修士課程修了)小林大悟(2014年美術学部卒業)佐藤翔子(2007年修士課程修了)ほか開催期間2024年11月29日(金)~ 2024年12月8日(日)展示会場によって、日程と時間が異なります。詳細はホームページより。開催地府中市内とその付近地域ホームページFUCHU ART PARADE地アートフチュウ2024 - 暮らしと表現の芸術祭-

第3回「記憶の道」シンポジウム 『明日のアニミズム』

2024年11月13日
#講演 #多摩美

多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所よりシンポジウムのお知らせです。森羅万象に霊魂が宿っていると考えるアニミズム。19世紀後半にイギリスの人類学者エドワード・バーネット・タイラーが使って以来、この言葉は150年あまりのあいだに人類学や宗教学を超え、広範な分野に影響を与えてきました。アニミズムはラテン語で霊魂、生命や息を意味する anima を語源としますが、例えばアニメーションも絵に息を吹き込み、生き生きと動き出すという意味では、anima をとおしてアニミズムとつながります。ウォルト・ディズニー初期の監督作品「骸骨の踊り」に始まり、モノに気が宿り楽しませる作品は枚挙にいとまがありません。映像芸術をはじめとして、20世紀のアニミズムはメディアの発達とともに、姿かたちを変えて生き続けていると言えるでしょう。人工知能の爆発的進化により、人間以外のモノに、ときに人間以上の知性を認めざるを得ない今日、アニミズムはきわめて現代的なテーマとして刺激的な問いを投げかけているように思います。第3回となる「記憶の道」シンポジウムは、血湧き肉躍るイメージと言葉の場所になると期待しています。  日程2024年11月15日(金)時間19:00〜21:00(開場18:40)場所多摩美術大学TUB東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F(東京ミッドタウン・デザインハブ内)対象本学学生・教職員、学外一般参加方法*会場参加は先着順での受付。(定員30名程度)*当日はYouTubeでのライブ配信あり。登壇者※敬称略山城知佳子(ゲスト)港千尋(多摩美術大学教授)椹木野衣(多摩美術大学教授)佐藤直樹(多摩美術大学教授)金沢百枝(多摩美術大学教授)主催多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所WEB第3回「記憶の道」シンポジウム 『明日のアニミズム』

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