展覧会

第2回 FEI PURO ART AWARD 大賞者展 陳柏欣「南の方」

2024年8月2日
#展覧会 #イベント

出品者陳柏欣(博士課程在学生)日程2024年9月2日(月)~9月14日(土)  時間11:00~19:00(最終日は17:00まで)日・祝(休廊)場所Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi (ヒデハルフカサクギャラリー六本木)東京都港区六本木7-8-9 深作眼科ビル1F・B1ACCESS*都営大江戸線「六本木駅」7番出口より徒歩2分*東京メトロ日比谷線[六本木駅]4a出口より徒歩3分*東京メトロ千代田線[乃木坂駅]3番出口より徒歩3分入場料入場無料画廊SNS状況により時間変更等の可能性がございます。最新の情報は下記HP・SNSでご確認下さい。HPFacebookXHideharu Fukasaku Gallery Roppongi では、2023年に系列画廊Hideharu Fukasaku Gallery & Museum (旧FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)にて開催された平面作品公募展「第2回 FEI PURO ART AWARD(フェイ ピューロアート アワード)」にて大賞を受賞した陳柏欣(チェン ポーシン)の個展を開催致します。陳の個展は2024年2~3月開催「六本木アートウィーク 陳柏欣個展-南国の事情-」に続く弊廊2回目です。 台湾出身の陳は現在多摩美術大学大学院博士後期課程2年次に在学、日本画を専攻しています。学部より積極的に作品発表を行い、数々の公募展で受賞しています。今年で8年を数える留学生活の中で、日本の文化と社会を理解するに従い台湾への理解も深まっていったと言います。本展では故郷への思いなど心に浮かんだことをバナナやパパイヤなど果実・ソテツなどの植物に託し、大胆な構図と鮮やかな色遣いで描いた作品を発表予定です。作品を通じて台湾への興味を深めてもらえればこれ以上の喜びはないと語る陳。是非ご高覧ください。

メディウムとディメンション:Maze

2024年7月26日
#展覧会 #イベント

出品者髙田安規子(2001年美術学部卒業)ほか日程2024年7月26日(金)〜 2024年9月2日(月)時間11:00〜17:00休館火・水・木場所GASBON METABOLISM(ガスボン メタボリズム)山梨県北杜市明野町浅尾新田12キュレーション中尾拓哉(2015年博士課程修了)トークイベント「MAZE」とは何か?――迷路と迷宮をめぐって鈴木俊晴(豊田市美術館学芸員)× 中尾拓哉 × 出品作家8月18日(日) 13:00〜15:00「メディウムとディメンション:Maze」は、「Maze=迷路」をテーマに9つの展覧会を同時開催する展覧会です。9つの展覧会は1つの会場で、それぞれに特異性をもって、それ以外の8つの展覧会と時間と空間を共有し、重なり合います。 会場となる「GASBON METABOLISM」は、山梨県北杜市の巨大工場跡地をリノベーションし、その広い敷地においてギャラリー、展示スペース、制作スタジオ、アーティスト・イン・レジデンス、作品倉庫などの機能を多目的に展開する施設です。この地でさまざまな用途のもとに集まる多数の作品もまた、ともに9つの展覧会と時間と空間を共有し、重なり合います。作品とは、いつも見えない境界を通過していき、そのたびごとに、固有の領域と空間の関係を取り結び続けるものです。 異なる機能によって作品が行き交う場において、同じく異なるテーマによって開催される9つの展覧会。通常、展覧会は展覧会ではない空間と分けられています。しかし、それゆえに9つの展覧会は、展覧会のフォーマットがつくり出す見えない壁(パーティション)を通り抜けながら、いくつもの回廊(ギャラリー)を入り組ませる、複数の作品の内外の時間と空間が複層する1つの展覧会「Maze=迷宮」へと変貌するのです。本展は、アートにおける時間と空間、その認識の境界について再考することで、現代表現に潜む複雑性の意義を問い直します。

2024年度 四美大アラムナイ「ランタンワークショップ」|東京造形大学校友会

2024年7月23日
#校友会 #展覧会

四美大アラムナイとは女子美術大学・多摩美術大学・東京造形大学・武蔵野美術大学の校友会・同窓会組織が連携した活動を行う取り組みです。2024年度も各校友会・同窓会で「美術を楽しむ日」を記念したイベントを開催します。東京造形大学校友会主催のイベントとして講師に石田恒平先生をお迎えし、先生のアフリカでの美術教育経験を元に、アフリカの布や廃材を使って制作します。完成したらみんなでランタンを灯しインスタレーションを行います。後日、東京造形大学校友会公式YouTubeチャンネルでワークショップの様子を公開します。どなたでもご参加、ご視聴できるワークショップとなりますので、どうぞお楽しみください。日程2024年8月26日(月) 13:00 ~ 15:00 (12:30受付開始)会場桑沢デザイン研究所本校舎6階 アトリエA.B東京都渋谷区神南1-4-17主催東京造形大学校友会定員15名応募方法応募URL又は添付のQRコードからお申し込みください。問合せ東京造形大学校友会事務室 info@zokei.net ワークショップの様子を東京造形大学Youtube 公式チャンネルにて10月2日(日)配信 石田恒平 略歴 2009 多摩美術大学 絵画学科 油画専攻卒業2024 東京造形大学 大学院造形研究科 造形専攻 造形教育研究領域修了2024 東京造形大学 大学院造形研究科 造形専攻 後期博士課程 造形教育研究領域入学 職歴2009 私立 聖徳学園中学・高等学校 2014 JICA教師海外研修参加 (モンゴル)2015 一般財団法人 東京都私立中学高等学校協会 芸術体育系教科研究会 美術委員所属(2年間)2015 ACCU ユネスコ・アジア文化センター 日韓国交正常化50周年 招聘プログラム参加2017 JICA海外協力隊参加 (アフリカ モザンビーク 2年間)職種:青少年活動(美術)2019 一般財団法人ジャパンアートマイル アートマイル国際協働学習プロジェクト参加2022 私立 聖徳学園中学・高等学校退職 (3月)2024 東京造形大学大学院造形研究科 造形専攻 後期博士課程 造形教育研究領域入学(4月)  多摩美術大学絵画学科油画専攻。大学卒業後13年間、私立聖徳学園中学・高等学校で美術教育の現場に携わってきた。2014年JICA 教師海外研修参加(モンゴル)、 一般財団法人 東京私立中学高等学校協会 芸術体育系教科研究会 美術委員。ACCU ユネスコ・アジア文化センター 日韓国交正常化 招聘プログラム参加、2017年からJICA海外協力隊としてモザンビーク共和国の中等教育学校で美術教育を教える。2022年より東京造形大学 大学院 造形研究科 造形教育研究領域に在籍、実践研究活動にあたる。モザンビークの美術教育の現場に携わってきた経験から、2023年8月に現地調査及び現地での実践活動を実施。2024年より東京造形大学 大学院 造形研究科 後期博士課程 造形教育研究領域に進学し、アートと国際協力をテーマに研究活動を行う。 

三遊士 展

2024年7月22日
#展覧会 #イベント

出品者 鶴見厚子(1975年美術学部卒業) YOSHI  HIGA(1961年美術学部卒業)藤貫喜由子(1961年美術学部卒業)日程2024年9月16日(月)〜 2024年9月21日(土)時間11:30~19:00(最終日は17:00迄)オープニングパーティー2024年9月16日(月)17:00~ 場所京橋・ギャラリー檜B,C〒104-0031 東京都中央区京橋3‐9‐9 ウィング京橋ビル2階 Tel ; 03‐6228‐6361   _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ 多摩美術大学の先輩後輩の間柄の3人の初めての3人展。B会場 : YOSHI  HIGA  写真、立体C会場 : 藤貫喜由子 絵画BCにまたがって : 鶴見厚子 絵画、ブローチ 三遊士展に寄せて YOSHI  HIGA 1950年代の美大は混沌としていた。 そんな中で膝を交えた同期の画学生・藤貫喜由子さんは飛び抜けていた。 行動や態度も田舎者の僕には驚異とも思えた。 互いにいい年になるまで全く別々の道を歩んだ。 二人の間に彗星の如く輝く画家鶴見厚子さんが加わっていた。 何時・何故かは定かではない。 画風、表現法、思想の異なる3人だが長年繋がっていた。 自然に三つの個性が今回一室に並ぶことになりました。 藤貫喜由子 今回は同輩の比嘉君が写真を主に出展してくれ、ニューヨークから久しぶりに来てくれるとのことで、嬉しい気持ちでいっぱいです。彼はニューヨークに長年在住、ロングアイランド大学で長く教壇に立ち、現在は名誉教授です。とても楽しい方です。学ぶところが多いと思います。 また後輩の鶴見厚子さんは、現代の女性作家として作品を多く制作し、色々なところで発表しています。評価の高い現代の有名な作家で凄い勉強家、そして明日を担う力のある女流作家です。 私は現在も、渋谷教育学園中学・高等学校で授業をしています。何となく過ごす人生です。今回の会期中に、懐かしい方々や友人・知人の方々とお会いできることを楽しみにしています。 鶴見厚子 写真家で、NYロングアイランド大学名誉教授であるYOSHI HIGA先生と、画家でモダンアート協会会員の藤貫喜由子先生は、多摩美術大学同期の大親友であり、私の敬愛する先輩たち。画家で同大学後輩の鶴見厚子はロングアイラインド大学訪問や、自身のNYでの個展やコンペ出品、受賞作家展の折に 両先輩に多大なご尽力ご支援をいただきました。この度は、両先輩からのお声かけがあり、ありがたい気持ちで参加させていただきます。 3人が本来の遊び心も垣間見せながら作品を並べます。YOSHI HIGA 先生はコロンビア大学大学院卒、東洋人初の最優秀教授賞ご受賞。自転車で北米横断の経験あり。80歳になって日本橋から琉球まで徒歩で移動。遊びのスケールが大きく、各地に友人ありというお方。藤貫喜由子先生は、国際的に大活躍の画家(国際展でのご受賞多数)姐御肌で人徳高いお方です。私は長年夢見をテーマに描いて来ましたが、今回は趣向を変えて気楽に壁に掛けられる絵を揃えました。個人的にBGMならぬBGP(バックグラウンドペインティング)と呼ぶ遊び心満載の作品です。三遊士が健在で、世界に平和が舞い戻る日が来たなら、NYでの展示も実現させたいです。 鶴見厚子 作家HP

文化を味わう ものづくり 『にほんのさけ』展

2024年7月19日
#展覧会 #イベント

出品者辛島綾(1996年美術学部卒業) 日程2024年7月5日(金)〜 2024年9月1日(日)時間11:00〜21:00入場料無料場所ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座 6FホームページATELIER MUJI 企画展「文化を味わうものづくり 『にほんのさけ』 展」 メッセージ 人はどのように生きる力を手にいれたのでしょうか。まだ何もないころを想像してください。水を求め、火を扱うようになり、米を宝とするようになりました。米の語源には収穫 までに八十八の手間がかかるという意味が込められていると言われています。決して楽ではない稲作を中心とした暮らしが日本文化となった背景には酒があります。酒は米からつ くられますが、米をつくるために酒が必要だったのかもしれません。酒は人々を高揚させ、 共に働く意力を継続させます。労力の対価であり、コミュニティーを形成するものでもあります。日本人が生きるために必要とした酒づくりの原点に触れ、人と酒の関係をしつらえました。 今回、主な表現素材として用いた縄は、人が生きるために必要とした最古の道具のひとつ です。現代の生活の中で特別なものとして意識をすることはないかと思いますが、縄がなけ れば定住生活を維持することはできなかったことでしょう。古来、人々は植物でつくられたものに祈りを込めてきました。自然の恩恵を受け、今生きていることへの感謝のかたちを表しました。