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【公募】ART IN THE OFFICE 2023 平面作品案募集 3/15まで、エントリー受付中!

2023年2月17日
#公募

オフィスの特別な空間で、自分だけの新たな表現を探求してみませんか? ART IN THE OFFICEは、現代アートの分野で活動する新進気鋭のアーティストをサポートする公募プログラムで、今年で16回目の開催になります。現代アートが未開拓の表現を追求し、社会の様々な問題を提起する姿勢に共感し、「マネックスを通じて、 アーティストの作品を支援する場づくりをしたい」という想いから、2008年にART IN THE OFFICEは生まれました。 平面作品の展示プランを募集し、受賞アーティストの作品をマネックスグループ株式会社(以下「マネックス」)のプレスルームに約1年間展示します。審査は、アート界とビジネス界、それぞれの分野の第一線で活躍する 5名によって行われます。受賞者には、賞金を授与し制作費を支給します。また昨年度より、受賞者とアート審査員によるメンタリング(面接 / 1時間半程度)を実施し、自身の制作方法やリサーチの展開など、受賞者の今後の活動をサポートします。 審査員(敬称略) 岡村 恵子(東京都現代美術館 学芸員)*予定 菊竹 寛(Yutaka Kikutake Gallery代表) 塩見 有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト] 理事長) パックン(タレント) 松本 大(マネックスグループ株式会社 代表執行役社長CEO) 対 象 現代アートの分野で活動するアーティスト(学生可) 受賞者サポート内容 ・賞金50万円、制作費15万円 ※交通費・素材費・設置費を含む ・アート審査員によるメンタリング ・マネックスグループおよびAITのウェブサイト、プレスリリースやメールマガジンにおける展示紹介 ・マネックスグループの統合報告書への掲載やオリジナルノベルティの制作 応募エントリー 2023年2月13日(月)〜2023年3月15日(水)17:00 ※Webのみ 書類提出 2023年2月13日(月)〜2023年4月5日(水)17:00 主 催 マネックスグループ株式会社 運営協力 NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト] WEB 応募要項など詳細はこちら エントリーはこちら

【公募】ART IN THE OFFICE 2023 平面作品案募集 3/15まで、エントリー受付中!

2023年2月13日
#公募

オフィスの特別な空間で、自分だけの新たな表現を探求してみませんか?ART IN THE OFFICEは、現代アートの分野で活動する新進気鋭のアーティストをサポートする公募プログラムで、今年で16回目の開催になります。現代アートが未開拓の表現を追求し、社会の様々な問題を提起する姿勢に共感し、「マネックスを通じて、 アーティストの作品を支援する場づくりをしたい」という想いから、2008年にART IN THE OFFICEは生まれました。平面作品の展示プランを募集し、受賞アーティストの作品をマネックスグループ株式会社(以下「マネックス」)のプレスルームに約1年間展示します。審査は、アート界とビジネス界、それぞれの分野の第一線で活躍する 5名によって行われます。受賞者には、賞金を授与し制作費を支給します。また昨年度より、受賞者とアート審査員によるメンタリング(面接 / 1時間半程度)を実施し、自身の制作方法やリサーチの展開など、受賞者の今後の活動をサポートします。 審査員(敬称略)岡村 恵子(東京都現代美術館 学芸員)*予定菊竹 寛(Yutaka Kikutake Gallery代表)塩見 有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト] 理事長)パックン(タレント)松本 大(マネックスグループ株式会社 代表執行役社長CEO) 対 象現代アートの分野で活動するアーティスト(学生可) 受賞者サポート内容・賞金50万円、制作費15万円 ※交通費・素材費・設置費を含む・アート審査員によるメンタリング・マネックスグループおよびAITのウェブサイト、プレスリリースやメールマガジンにおける展示紹介・マネックスグループの統合報告書への掲載やオリジナルノベルティの制作 応募エントリー2023年2月13日(月)〜2023年3月15日(水)17:00 ※Webのみ 書類提出2023年2月13日(月)〜2023年4月5日(水)17:00 主 催マネックスグループ株式会社 運営協力NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト] WEB応募要項など詳細はこちらエントリーはこちら

藤田雅彦さん「第9回ものづくり日本大賞」四国経済産業局長賞受賞

2023年2月13日
#受賞

本学卒業生の藤田雅彦さんが、経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携して開催する「第9回ものづくり日本大賞」にて四国経済産業局長賞を受賞されました。おめでとうございます! 「ものづくり日本大賞」は製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するものです。 受賞者 藤田雅彦(1992年 美術学部卒)、ほか受 賞「第9回ものづくり日本大賞」四国経済産業局長賞(製品技術開発部門)案件名官学民が連携、協働で取り組んだ宇宙食開発-高齢者の生の声が宇宙食になるまで―授賞式四国経済産業局 高松サンポート合同庁舎北館 6階607会議室授賞式2023年3月20日(月)11:00〜WEB第9回「ものづくり日本大賞」受賞者決定第9回ものづくり日本大賞受賞者一覧(四国地域) 藤田雅彦さんは類似した取り組みで、食創会(公益財団法人 安藤スポーツ・食文化振興財団 主宰)が主催する「第20回(2015年度)安藤百福賞」にて第20回記念特別奨励賞を受賞されています。 受 賞「第20回(2015年度)安藤百福賞」第20回記念特別奨励賞受賞者藤田雅彦('92日画)、ほか案件名骨までも柔らかく食べられる干物「まるとっと」の開発WEB安藤百福賞 過去の受賞者一覧

【特集記事】第1回 卒業生の職場訪問|山口範友樹さん×花井祐介さん対談(vol.4)

2023年2月3日

原型師 山口範友樹×アーティスト花井祐介  特別対談 アートだけど、アートに閉じない。 「好き」に奔走できる、同い年ふたり 数々の名作フィギュアを生み出し、海外のアート展でも作品が評価されるKLAMP STUDIO原型師・山口範友樹と、グローバルブランドからもラブコールが絶えないアーティスト・花井祐介の対談を全4回で配信。Netflix『Stranger Things』の登場人物をモデルにした注目のフィギュア<COFFEE AND CONTEMPLATION> 制作の舞台裏エピソードを交え、それぞれの視点からものづくりやアートについて聞かせてくれた。 山口範友樹(Yamaguchi Noriyuki)原型師。1978年、東京都生まれ。多摩美術大学美術学部二部デザイン学科ヴィジュアルコミュニケーションデザインコース卒業。在学中に原型師・澤田圭介氏に出会い、弟子入り。造型・原型制作、造型に対する考えを学び、現在は玩具メーカー内の造型室「KLAMP STUDIO(クランプスタジオ)」を主宰。フィギュアの造形バトル「造形王頂上決戦」連覇の実績を持つほか、海外のアート展にも作品を出展。国内外問わず活躍の場を広げている。 花井 祐介(Hanai Yusuke)アーティスト・イラストレーター。50〜60年代アメリカのカウンターカルチャーに大きく影響を受けた独自のスタイルを形成し、アメリカやフランス、オーストラリアなどで作品を発表。VANSやBEAMSをはじめとするグローバルブランドへのアートワーク提供のほか、ローカルに根ざしたショップとのコラボレーションも行う。 ⇐ vol.1 〜 何者でもなかった、ふたり〜 は こちら ⇐ vol.2 〜 “雰囲気”が出る理由〜 は こちら  ⇐ vol.3 〜 “仕事、になること〜 は こちら (さらに…)

創作活動スペース「START Box ササハタハツ」利用者募集のお知らせ

2023年2月1日
#公募

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が、渋谷区にアーティストの創作活動スペースとして「START Box ササハタハツ」をオープンします。 本スペースは、渋谷区の水道道路沿いにある都営住宅の空き店舗を活用し、作品づくりのための環境を求めるアーティストを対象に、利用しやすい料金で貸し出しいたします。新たな創作活動が本スペースからスタートすることを期待しています。 ●募集期間 令和5年1月30日(月)~3月2日(木) ※ 申請状況等によっては受付期間を延長する場合がございます。 ●施設所在地 1.スペース1(3区画) 東京都渋谷区笹塚2丁目42番 都営笹塚2丁目アパート42-15号棟1階 2.スペース2(3区画) 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目52番 都営幡ヶ谷2丁目アパート52-1号棟1階 ●貸出期間 下記の希望する期間 1期:令和5年4月17日(月)~6月28日(水)の73日間 2期:令和5年7月10日(月)~9月27日(水)の80日間 ※ 特定の日付のみを申請することはできません。また、物品の搬出入期間を含みます。 ●使用可能時間 午前9時から午後9時まで ※ 物品の搬出入時間を含みます。 ●使用料 ①笹塚 1期:4/17~6/28(73日間) 40,880円 2期:7/10~9/27(80日間) 44,800円 ②幡ヶ谷 1期:4/17~6/28(73日間) 35,770円 2期:7/10~9/27(80日間) 39,200円 ※ 使用料金は使用有無・使用時間に関わらず、承認された期間分の金額が発生します。 ※ 使用承認後、指定口座に使用開始日の5日前までに全額をご納付ください。(希望する場合は、分割納付も可能です。) ※ 原則、1区画につき1名で使用してください。 ※ 銀行振込のみ。振込手数料は利用者負担となります。 ●応募資格 (1) 美術・映像等の創作活動場所を必要としていること (2) 利用規約を遵守できること (3) 使用申請時点で満18歳以上40歳以下であること (4) 都内在住、在勤又は最終学歴が都内の学校であること ※ オープンスタジオ、ワークショップ、作品の展示など地域住民や関係者の交流等に御協力をお願いします。 ●対象のジャンル 美術、写真、メディア芸術等のビジュアルアーツ(演劇、舞踊等は除く) ●お申し込み方法 公式ウェブサイトをご確認ください ●その他 施設の詳細やお申し込み方法については、公式ウェブサイトや募集要項をご確認ください 公式ウェブサイト 募集要項

【特集記事】第1回 卒業生の職場訪問|山口範友樹さん×花井祐介さん対談(vol.3)

2023年1月26日

原型師 山口範友樹×アーティスト花井祐介  特別対談 アートだけど、アートに閉じない。 「好き」に奔走できる、同い年ふたり 数々の名作フィギュアを生み出し、海外のアート展でも作品が評価されるKLAMP STUDIO原型師・山口範友樹と、グローバルブランドからもラブコールが絶えないアーティスト・花井祐介の対談を全4回で配信。Netflix『Stranger Things』の登場人物をモデルにした注目のフィギュア<COFFEE AND CONTEMPLATION> 制作の舞台裏エピソードを交え、それぞれの視点からものづくりやアートについて聞かせてくれた。 山口範友樹(Yamaguchi Noriyuki)原型師。1978年、東京都生まれ。多摩美術大学美術学部二部デザイン学科ヴィジュアルコミュニケーションデザインコース卒業。在学中に原型師・澤田圭介氏に出会い、弟子入り。造型・原型制作、造型に対する考えを学び、現在は玩具メーカー内の造型室「KLAMP STUDIO(クランプスタジオ)」を主宰。フィギュアの造形バトル「造形王頂上決戦」連覇の実績を持つほか、海外のアート展にも作品を出展。国内外問わず活躍の場を広げている。 花井 祐介(Hanai Yusuke)アーティスト・イラストレーター。50〜60年代アメリカのカウンターカルチャーに大きく影響を受けた独自のスタイルを形成し、アメリカやフランス、オーストラリアなどで作品を発表。VANSやBEAMSをはじめとするグローバルブランドへのアートワーク提供のほか、ローカルに根ざしたショップとのコラボレーションも行う。 ⇐ vol.1 〜 何者でもなかった、ふたり〜 はこちら ⇐ vol.2 〜 “雰囲気”が出る理由〜 はこちら (さらに…)

【特集記事】第1回 卒業生の職場訪問|山口範友樹さん×花井祐介さん対談(vol.2)

2023年1月20日

原型師 山口範友樹×アーティスト花井祐介  特別対談 アートだけど、アートに閉じない。 「好き」に奔走できる、同い年ふたり 数々の名作フィギュアを生み出し、海外のアート展でも作品が評価されるKLAMP STUDIO原型師・山口範友樹と、グローバルブランドからもラブコールが絶えないアーティスト・花井祐介の対談を全4回で配信。Netflix『Stranger Things』の登場人物をモデルにした注目のフィギュア<COFFEE AND CONTEMPLATION> 制作の舞台裏エピソードを交え、それぞれの視点からものづくりやアートについて聞かせてくれた。 山口範友樹(Yamaguchi Noriyuki)原型師。1978年、東京都生まれ。多摩美術大学美術学部二部デザイン学科ヴィジュアルコミュニケーションデザインコース卒業。在学中に原型師・澤田圭介氏に出会い、弟子入り。造型・原型制作、造型に対する考えを学び、現在は玩具メーカー内の造型室「KLAMP STUDIO(クランプスタジオ)」を主宰。フィギュアの造形バトル「造形王頂上決戦」連覇の実績を持つほか、海外のアート展にも作品を出展。国内外問わず活躍の場を広げている。 花井 祐介(Hanai Yusuke)アーティスト・イラストレーター。50〜60年代アメリカのカウンターカルチャーに大きく影響を受けた独自のスタイルを形成し、アメリカやフランス、オーストラリアなどで作品を発表。VANSやBEAMSをはじめとするグローバルブランドへのアートワーク提供のほか、ローカルに根ざしたショップとのコラボレーションも行う。 ⇐ vol.1 〜何者でもなかった、ふたり〜 はこちら (さらに…)

【特集記事】第1回 卒業生の職場訪問|山口範友樹さん×花井祐介さん対談(vol.1)

2023年1月13日

原型師 山口範友樹×アーティスト花井祐介  特別対談 アートだけど、アートに閉じない。 「好き」に奔走できる、同い年ふたり 数々の名作フィギュアを生み出し、海外のアート展でも作品が評価されるKLAMP STUDIO原型師・山口範友樹と、グローバルブランドからもラブコールが絶えないアーティスト・花井祐介の対談を全4回で配信。Netflix『Stranger Things』の登場人物をモデルにした注目のフィギュア<COFFEE AND CONTEMPLATION> 制作の舞台裏エピソードを交え、それぞれの視点からものづくりやアートについて聞かせてくれた。 山口範友樹(Yamaguchi Noriyuki)原型師。1978年、東京都生まれ。多摩美術大学美術学部二部デザイン学科ヴィジュアルコミュニケーションデザインコース卒業。在学中に原型師・澤田圭介氏に出会い、弟子入り。造型・原型制作、造型に対する考えを学び、現在は玩具メーカー内の造型室「KLAMP STUDIO(クランプスタジオ)」を主宰。フィギュアの造形バトル「造形王頂上決戦」連覇の実績を持つほか、海外のアート展にも作品を出展。国内外問わず活躍の場を広げている。 花井 祐介(Hanai Yusuke)アーティスト・イラストレーター。50〜60年代アメリカのカウンターカルチャーに大きく影響を受けた独自のスタイルを形成し、アメリカやフランス、オーストラリアなどで作品を発表。VANSやBEAMSをはじめとするグローバルブランドへのアートワーク提供のほか、ローカルに根ざしたショップとのコラボレーションも行う。 (さらに…)

【特集記事】第1回 卒業生の職場訪問 山口範友樹さん(KLAMP STUDIO)

2022年12月16日

世界的フィギュア原型師・山口範友樹氏のスタジオを訪問! 『ONE PIECE』や『進撃の巨人』、『ドラゴンボール』といった超人気作品から数々の名作フィギュアを生み出してきた原型師・山口範友樹氏。造形美を評価する造形フィギュアの世界大会での優勝や、アーティストとのコラボ作品の発表など、名実ともにトップ原型師として注目を集めている。今回「フィギュアが大好きで、卒業後はフィギュア関係の仕事を志望している」という多摩美の学生が、制作現場(KLAMP STUDIO)を訪問。山口氏が原型師を目指したきっかけや、原型師の仕事内容の解説やこだわりなど、フィギュア制作のお話をたっぷり聞かせてくれた。 山口範友樹(Yamaguchi Noriyuki)原型師。1978年、東京都生まれ。多摩美術大学美術学部二部デザイン学科ヴィジュアルコミュニケーションデザインコース卒業。在学中に原型師・澤田圭介氏に出会い、弟子入り。造型・原型制作、造型に対する考えを学び、現在は玩具メーカー内の造型室「KLAMP STUDIO(クランプスタジオ)」を主宰。フィギュアの造形バトル「造形王頂上決戦」連覇の実績を持つほか、海外のアート展にも作品を出展。国内外問わず活躍の場を広げている。 https://www.youtube.com/embed/o5zsXMg2lC4 「原型師という仕事について」 「僕らの仕事は、マンガやアニメなどの二次元を立体化するというもの。フィギュアのデザインから彩色まで、原型制作をひとしきり行います。それに付随するパッケージの企画を行うこともあります。」 視覚デザイン学科の学生だった山口氏は、フィギュア制作に携わり始めた頃、造形に関する知識はほぼゼロ。原型師になるために、「すべての優先事項は原型師になること」としていたという。 「自分の場合、もともとフィギュアが大好きだったわけではないんです。たまたま大学4年生の時に素晴らしい師匠に出会い、原型師という仕事を知りました。原型師になったきっかけは、師匠の“モノで人を黙らす仕事”に感銘を受けたから。自分にとっては震えるほどの衝撃的な出会いで、原型師になると決めました。そこから一人前になるのに、10年くらいかかったかな」 フィギュア造形の世界バトル「造形王頂上決戦」にて連覇の実績を持ち、「世界で最も『ONE PIECE』フィギュアの制作に長けている」ことを自認する他、オリジナル作品をアート展へ出品することも。今や業界のトップランナーである。 「最先端テクノロジーと手技で作る」 造形室KLAMP STUDIOは、デジタル技術を積極的に取り入れている。仏像などの文化財のデータ採取にも使用するという超高精度な3Dスキャナーや、画面上で立体を作るヘラタブなど、最先端のテクノロジーをこれほど備えた造形スタジオは珍しい。 「これがヘラタブで操作するフリーフォーム、もともと医療用のシミュレーションマシンとして開発されたものです。立体の造形作業をデジタル上で処理でき、画面の3Dオブジェクトをなぞると触った感覚があるのがこのツールの面白いところです。原型を手で作る方法との一番の違いは“コマンドZ”ができること、粘土などの造形だと一度削ったり、形を変えると、そう簡単に元に戻せないですからね。迷うことなく大胆に手を動かせるこのスピード感がデジタルツールの革新的な機能です。僕はデジタル大好き。けれど基本は手を使うアナログ派です。アナログもデジタルも両方良さがある。要は使い方を工夫することが大事です」 「感性より努力。仕事だし」 スタジオの2階はアナログな作業をするスペース。デジタルで出力した立体も、仕上げは原型師がそれぞれの手技を駆使して行なっている。 「造形のやり方は彫刻のように掘ることもあれば、粘土で肉付けし形作っていくやり方もある。またメカっぽい角ばったものを作る場合はデジタルでの作業がやりやすく、布や筋肉の丸みを帯びた臨場感を出す場合は、手作業の方が適しているかもしれません。ただ、どういう手法で作業するかは原型師次第ですね。 僕のスタジオでは基本的にスタイルを作らない。スタイルを作ると仕事として困ることが多くなりますから。僕らが作っているのは『アート作品』ではなく『製品』であり、 量産が前提です。作品として1点ものを作るのであれば、とことん造形のみにこだわることができるのかもしれませんが、僕らが作っているのは何万個と流通する製品の原型。ですから、すべて同じクオリティで仕上がってくるようにすることを考えます。商品としてどれだけたくさんの人に喜んでもらえるものにできるかどうか。それが僕ら原型師の仕事の魅せどころです。」 原型師たちは皆、一枚の絵からどのように立体としての説得力を入れていくか、想像を巡らせ考える。そこに表現力の差が出るのだという。 「例えばフィギュアには、キャラクターが着ている服にシワがあります。そのシワの表現にもトレンドがあるんです。こういったトレンドを見極めるのも勉強。たくさんものを見て、インプットを重ねることで気づけるようになります。なんにせよまずは、感性より努力ですね。それが原型師」 「コミュニケーションで仕上がりが変わる」 KLAMP STUDIO 2階の複製室は、大手玩具メーカーも見学に訪れる場所なのだそう。複製は、彩色サンプル用の原型のための工程。シリコンで出来上がった原型の型を取って複製し、それに色をつけていく。 「赤は赤でも無限に色があるので、調合して表現の目的に合った赤にします。バトルシーンだから少しくすませようとか、象徴的な立ち姿だから彩度を上げようとか、シーンを考えながら色を仕上げます。色をつけたら原型が完成です。平面から立体に起こし、最後に色をつけるところまで、全部このスタジオで完結させることができます。 僕は知らないキャラクターのフィギュア制作を依頼されたら、そのマンガを読むことはもちろん、好きな人たちがどういう思いで作品を楽しんでいるかを友人や知人にヒアリングします。なぜなら、それを知ることでフィギュアの表情もポーズも彩色も変わってくるから。そのためにはやはりコミュニケーションが大事です。」 「100人いれば、100人がほしいと思うフィギュアを作る」 「例えば『ONE PIECE』のルフィなら、100人のうち100人がほしいと思うルフィを僕は作る。そのためには世間では何が流行っているかとか、みんなはどういうことを思っているかを知ろうとする行動が不可欠。『俺のルフィを作ってやるぞ』とは微塵も思っていないし、そもそもそれでは仕事にならない。少なくとも僕ら原型師の仕事とは違う。“作家”として生きていくのではなく、“仕事”としてモノづくりに携わる以上、コミュニケーション能力はめちゃくちゃ重要だと思います」 スタジオ見学も終盤。玩具メーカーやフィギュア制作に興味のある学生たちから「学生時代に身につけておくといいことは何か」と質問が投げかけられた。 「技術や知識的なアドバンテージがあることよりも、人に何かを伝えようと努力する姿勢だと思う。つまり、見る人のことを考えられるかどうか。格好よく見せるための努力と、見る人がどう思うかを考え続けること。それが良いフィギュアの原型を作るためにも、一般的な就活の上でも、共通して重要なことだと思います。加えて、ちゃんと自分がやりたいことをアピールできることも大切。やりたいことにどれだけ優先順位をおいて、どういうつもりで向き合っているのか。僕はそれが感じられるポートフォリオがあれば、お! と手が止まりますよ」 最後に、これまでの中でもっとも技術と時間を要した仕事を語る。 「このフィギュアは友人でもあるアーティスト花井祐介くんと制作したもの。花井くんの絵を僕が立体にしました。例えば『ONE PIECE』のエースって服とか髪型とか、複雑でフィギュア制作も大変そうに見えると思うんだよね。けど、情報が多くあるものを情報通りに作るのは、技術さえ身につけば出来るようになる。正解があるんだから。一方でシンプルな二次元を立体にしたり、見た通りではないものを作ったり、技術に加えて想像力・感覚の部分を求められる仕事というのは、また一段と難しい。そして、楽しいです」 デジタルとアナログの両方を使いこなし、「欲しい!」と思わせるフィギュアの原型を次々とスピーディーに仕上げていく『KLAMP STUDIO』の山口氏。「アート作品ではなく製品づくりをしている」と言い切る彼と、最新鋭のツールを揃えたスタジオの様子から、「世の中の声に即したものづくりを徹底して追求し続ける」という、プロフェッショナルの心意気を窺うことができた。 一方で制作現場の雰囲気は柔らかく、“職人=固い気質”というイメージからはかけ離れている。「技術よりコミュニケーション」と学生らに語る山口氏の思想は、彼が指揮を執る『KLAMP STUDIO』内部にも浸透しているのだろう。 ビジネスの視点を持ち合わせながら、それだけではない。ものづくりを楽しむスタンスには学びが多くあった。原型師が違えばまったく違う表現になると改めて認識した今、フィギュアの見方・楽しみ方も変わりそうだ。 Netflix『Stranger Things』シーズン4公開記念フィギュア“COFFEE AND CONTEMPLATION”の制作秘話についての対談記事はこちらから。 https://www.youtube.com/embed/3Oy26tX7ASU

FACE2023 受賞・入選のお知らせ

2022年11月24日
#展覧会 #受賞

FACE2023にて本学在校生・卒業生18名が受賞および入選されました。おめでとうございます!WEB:【全国公募:FACE2023】 受賞・入選者が決定しました(SOMPO美術館) 優秀賞中嶋弘樹(2020年 大学院修了)読売新聞社賞橋口元(2012年 美術学部卒)審査員特別賞(野口玲一審査員)霧生まどか(2016年 大学院修了)審査員特別賞(大島徹也審査員)宮内柚(大学院在学生)入選黄地香の子(学部在学生)木村美有(2022年 美術学部卒)小谷里奈(2012年 大学院修了)末松由華利(2010年美術学部卒)関帆乃加(学部在学生)高橋ヨシ(2020年 美術学部卒)ナカバヤシアリサ(2017年 美術学部卒)平野史恵(2011年 美術学部卒)福田良亮(2002年 学部中退)彭家楽(学部在学生)もりかわさく(学部在学生)山口彩紀(大学院在学生)林銘君(大学院在学生)六無(2003年 大学院修了) ■ FACE展2023FACE2023に入選した作品約80点(内受賞作品9点)が展示されます 日程2023年2月18日(土)〜2023年3月12日(日休館日月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)時間10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)場所SOMPO美術館東京都新宿区西新宿1-26-1WEBFACE展2023問合せtel. 050-5541-8600(ハローダイヤル)