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【特集記事】第1回 卒業生の職場訪問 山口範友樹さん(KLAMP STUDIO)

2022年12月16日

世界的フィギュア原型師・山口範友樹氏のスタジオを訪問! 『ONE PIECE』や『進撃の巨人』、『ドラゴンボール』といった超人気作品から数々の名作フィギュアを生み出してきた原型師・山口範友樹氏。造形美を評価する造形フィギュアの世界大会での優勝や、アーティストとのコラボ作品の発表など、名実ともにトップ原型師として注目を集めている。今回「フィギュアが大好きで、卒業後はフィギュア関係の仕事を志望している」という多摩美の学生が、制作現場(KLAMP STUDIO)を訪問。山口氏が原型師を目指したきっかけや、原型師の仕事内容の解説やこだわりなど、フィギュア制作のお話をたっぷり聞かせてくれた。 山口範友樹(Yamaguchi Noriyuki)原型師。1978年、東京都生まれ。多摩美術大学美術学部二部デザイン学科ヴィジュアルコミュニケーションデザインコース卒業。在学中に原型師・澤田圭介氏に出会い、弟子入り。造型・原型制作、造型に対する考えを学び、現在は玩具メーカー内の造型室「KLAMP STUDIO(クランプスタジオ)」を主宰。フィギュアの造形バトル「造形王頂上決戦」連覇の実績を持つほか、海外のアート展にも作品を出展。国内外問わず活躍の場を広げている。 https://www.youtube.com/embed/o5zsXMg2lC4 「原型師という仕事について」 「僕らの仕事は、マンガやアニメなどの二次元を立体化するというもの。フィギュアのデザインから彩色まで、原型制作をひとしきり行います。それに付随するパッケージの企画を行うこともあります。」 視覚デザイン学科の学生だった山口氏は、フィギュア制作に携わり始めた頃、造形に関する知識はほぼゼロ。原型師になるために、「すべての優先事項は原型師になること」としていたという。 「自分の場合、もともとフィギュアが大好きだったわけではないんです。たまたま大学4年生の時に素晴らしい師匠に出会い、原型師という仕事を知りました。原型師になったきっかけは、師匠の“モノで人を黙らす仕事”に感銘を受けたから。自分にとっては震えるほどの衝撃的な出会いで、原型師になると決めました。そこから一人前になるのに、10年くらいかかったかな」 フィギュア造形の世界バトル「造形王頂上決戦」にて連覇の実績を持ち、「世界で最も『ONE PIECE』フィギュアの制作に長けている」ことを自認する他、オリジナル作品をアート展へ出品することも。今や業界のトップランナーである。 「最先端テクノロジーと手技で作る」 造形室KLAMP STUDIOは、デジタル技術を積極的に取り入れている。仏像などの文化財のデータ採取にも使用するという超高精度な3Dスキャナーや、画面上で立体を作るヘラタブなど、最先端のテクノロジーをこれほど備えた造形スタジオは珍しい。 「これがヘラタブで操作するフリーフォーム、もともと医療用のシミュレーションマシンとして開発されたものです。立体の造形作業をデジタル上で処理でき、画面の3Dオブジェクトをなぞると触った感覚があるのがこのツールの面白いところです。原型を手で作る方法との一番の違いは“コマンドZ”ができること、粘土などの造形だと一度削ったり、形を変えると、そう簡単に元に戻せないですからね。迷うことなく大胆に手を動かせるこのスピード感がデジタルツールの革新的な機能です。僕はデジタル大好き。けれど基本は手を使うアナログ派です。アナログもデジタルも両方良さがある。要は使い方を工夫することが大事です」 「感性より努力。仕事だし」 スタジオの2階はアナログな作業をするスペース。デジタルで出力した立体も、仕上げは原型師がそれぞれの手技を駆使して行なっている。 「造形のやり方は彫刻のように掘ることもあれば、粘土で肉付けし形作っていくやり方もある。またメカっぽい角ばったものを作る場合はデジタルでの作業がやりやすく、布や筋肉の丸みを帯びた臨場感を出す場合は、手作業の方が適しているかもしれません。ただ、どういう手法で作業するかは原型師次第ですね。 僕のスタジオでは基本的にスタイルを作らない。スタイルを作ると仕事として困ることが多くなりますから。僕らが作っているのは『アート作品』ではなく『製品』であり、 量産が前提です。作品として1点ものを作るのであれば、とことん造形のみにこだわることができるのかもしれませんが、僕らが作っているのは何万個と流通する製品の原型。ですから、すべて同じクオリティで仕上がってくるようにすることを考えます。商品としてどれだけたくさんの人に喜んでもらえるものにできるかどうか。それが僕ら原型師の仕事の魅せどころです。」 原型師たちは皆、一枚の絵からどのように立体としての説得力を入れていくか、想像を巡らせ考える。そこに表現力の差が出るのだという。 「例えばフィギュアには、キャラクターが着ている服にシワがあります。そのシワの表現にもトレンドがあるんです。こういったトレンドを見極めるのも勉強。たくさんものを見て、インプットを重ねることで気づけるようになります。なんにせよまずは、感性より努力ですね。それが原型師」 「コミュニケーションで仕上がりが変わる」 KLAMP STUDIO 2階の複製室は、大手玩具メーカーも見学に訪れる場所なのだそう。複製は、彩色サンプル用の原型のための工程。シリコンで出来上がった原型の型を取って複製し、それに色をつけていく。 「赤は赤でも無限に色があるので、調合して表現の目的に合った赤にします。バトルシーンだから少しくすませようとか、象徴的な立ち姿だから彩度を上げようとか、シーンを考えながら色を仕上げます。色をつけたら原型が完成です。平面から立体に起こし、最後に色をつけるところまで、全部このスタジオで完結させることができます。 僕は知らないキャラクターのフィギュア制作を依頼されたら、そのマンガを読むことはもちろん、好きな人たちがどういう思いで作品を楽しんでいるかを友人や知人にヒアリングします。なぜなら、それを知ることでフィギュアの表情もポーズも彩色も変わってくるから。そのためにはやはりコミュニケーションが大事です。」 「100人いれば、100人がほしいと思うフィギュアを作る」 「例えば『ONE PIECE』のルフィなら、100人のうち100人がほしいと思うルフィを僕は作る。そのためには世間では何が流行っているかとか、みんなはどういうことを思っているかを知ろうとする行動が不可欠。『俺のルフィを作ってやるぞ』とは微塵も思っていないし、そもそもそれでは仕事にならない。少なくとも僕ら原型師の仕事とは違う。“作家”として生きていくのではなく、“仕事”としてモノづくりに携わる以上、コミュニケーション能力はめちゃくちゃ重要だと思います」 スタジオ見学も終盤。玩具メーカーやフィギュア制作に興味のある学生たちから「学生時代に身につけておくといいことは何か」と質問が投げかけられた。 「技術や知識的なアドバンテージがあることよりも、人に何かを伝えようと努力する姿勢だと思う。つまり、見る人のことを考えられるかどうか。格好よく見せるための努力と、見る人がどう思うかを考え続けること。それが良いフィギュアの原型を作るためにも、一般的な就活の上でも、共通して重要なことだと思います。加えて、ちゃんと自分がやりたいことをアピールできることも大切。やりたいことにどれだけ優先順位をおいて、どういうつもりで向き合っているのか。僕はそれが感じられるポートフォリオがあれば、お! と手が止まりますよ」 最後に、これまでの中でもっとも技術と時間を要した仕事を語る。 「このフィギュアは友人でもあるアーティスト花井祐介くんと制作したもの。花井くんの絵を僕が立体にしました。例えば『ONE PIECE』のエースって服とか髪型とか、複雑でフィギュア制作も大変そうに見えると思うんだよね。けど、情報が多くあるものを情報通りに作るのは、技術さえ身につけば出来るようになる。正解があるんだから。一方でシンプルな二次元を立体にしたり、見た通りではないものを作ったり、技術に加えて想像力・感覚の部分を求められる仕事というのは、また一段と難しい。そして、楽しいです」 デジタルとアナログの両方を使いこなし、「欲しい!」と思わせるフィギュアの原型を次々とスピーディーに仕上げていく『KLAMP STUDIO』の山口氏。「アート作品ではなく製品づくりをしている」と言い切る彼と、最新鋭のツールを揃えたスタジオの様子から、「世の中の声に即したものづくりを徹底して追求し続ける」という、プロフェッショナルの心意気を窺うことができた。 一方で制作現場の雰囲気は柔らかく、“職人=固い気質”というイメージからはかけ離れている。「技術よりコミュニケーション」と学生らに語る山口氏の思想は、彼が指揮を執る『KLAMP STUDIO』内部にも浸透しているのだろう。 ビジネスの視点を持ち合わせながら、それだけではない。ものづくりを楽しむスタンスには学びが多くあった。原型師が違えばまったく違う表現になると改めて認識した今、フィギュアの見方・楽しみ方も変わりそうだ。 Netflix『Stranger Things』シーズン4公開記念フィギュア“COFFEE AND CONTEMPLATION”の制作秘話についての対談記事はこちらから。 https://www.youtube.com/embed/3Oy26tX7ASU

FACE2023 受賞・入選のお知らせ

2022年11月24日
#展覧会 #受賞

FACE2023にて本学在校生・卒業生18名が受賞および入選されました。おめでとうございます!WEB:【全国公募:FACE2023】 受賞・入選者が決定しました(SOMPO美術館) 優秀賞中嶋弘樹(2020年 大学院修了)読売新聞社賞橋口元(2012年 美術学部卒)審査員特別賞(野口玲一審査員)霧生まどか(2016年 大学院修了)審査員特別賞(大島徹也審査員)宮内柚(大学院在学生)入選黄地香の子(学部在学生)木村美有(2022年 美術学部卒)小谷里奈(2012年 大学院修了)末松由華利(2010年美術学部卒)関帆乃加(学部在学生)高橋ヨシ(2020年 美術学部卒)ナカバヤシアリサ(2017年 美術学部卒)平野史恵(2011年 美術学部卒)福田良亮(2002年 学部中退)彭家楽(学部在学生)もりかわさく(学部在学生)山口彩紀(大学院在学生)林銘君(大学院在学生)六無(2003年 大学院修了) ■ FACE展2023FACE2023に入選した作品約80点(内受賞作品9点)が展示されます 日程2023年2月18日(土)〜2023年3月12日(日休館日月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)時間10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)場所SOMPO美術館東京都新宿区西新宿1-26-1WEBFACE展2023問合せtel. 050-5541-8600(ハローダイヤル)

金智暎『SILHOUETTE OF LIGHT : the garden of eternity』出版のお知らせ

2022年11月21日
#出版

書籍名SILHOUETTE OF LIGHT : the garden of eternity(光のシルエット:永遠の庭園)著者金智暎 キム・ジヨン(2013年 大学院修了)発行元라틀리에 지영発売日2022年11月11日(金)定価110,000wonWEBNAVER(販売サイト)作家HP    概要 光で描いた花のシルエット—横浜、京都、そして東京アートブックデザイン;多層的レイヤーを視覚的に具現する ラトリエ・ジヨンでは2022年11月11日、作家・金智暎のアートブック《光のシルエット:永遠の庭園》を発行する。“光で描いた花の幻影を集める”というコンセプトをもとに、インスタントフィルムをデジタル化したー絵画のような写真を集めた写真集である。芸術家の作品の概念ー多層的なレイヤーをブックデザインでも視覚的に具現した。金智暎作家が横浜、京都、東京で撮ったインスタントフィルムの中で140枚が選ばれた。写真の持つ物性と光で’刻む’ように現象されたイメージは、誰もが心の中で抱いている郷愁、つまりノスタルジアを呼び起こす。時を経っても、色合わせた写真でも、記憶は永遠でそのイメージの持つ力と永遠性はずっと続く。 光のシルエットは総3つの章で構成される。2019年の横浜(春)、2018年の京都(夏)、2011〜2013年の東京(四季)。そのほか、図版、作品論、作家ノート、作家略歴および詳しい発行記録が書かれた。全てのステイトメントは、韓国語と日本語、2種類の言語で書かれた。

【作品募集】アジアのTAMABI

2022年10月18日
#公募

多摩美術大学に関わるアジアからの留学生の皆様へ 【アジアのTAMABI】ご参加のお願い毎年、多摩美術大学にはアジアをはじめとする留学生が入学してきます。しかしこの2年間、新型コロナの影響で留学が決まっていても入国できない状態でした。泣く泣く留学を断念した学生もいたでしょう。3月から入国制限が緩和され、留学生が戻ってきたのがわかります。それでも2年間のブランク、オンラインでの講義で、多摩美術大学で本来学んだであろう充分な制作時間を持つことができなかったことでしょう。作品発表の機会も少ないと思います。そこで、FEI ART MUSEUM YOKOHAMAは、留学生に作品の発表の場を提供し、思う存分制作に集中してほしいと考えました。対象は新4年生~大学院2年生、卒業修了してから2年以内のアジアからの留学生です。以下の概要をご覧になり、どうぞご検討ください。 * 参加希望の作家はfei@fukasaku.jpまでご連絡ください。改めて展示までのタイムスケジュール、展示確認書をお送りいたします。   ■概要会 期:2023年4月18日(火)〜2022年4月30日(日)時 間:10:00~19:00(最終日17:00)場 所:FEI ART MUSEUM YOKOHAMA(フェイアートミュージアムヨコハマ)・・・・〒221-0835神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-33-2 横浜鶴屋町ビル1F休廊日:月曜日対 象:新4年生~大学院2年生、卒業修了してから2年以内の、アジアからの留学生定 員:25~30名 *定員に達し次第締め切ります。 ■搬入搬出・陳列について搬 入:業者搬入 2023年4月15日(土)17:30~18:30・・・・直接搬入・陳列 2023年4月16日(日)10:00~19:00搬 出:2023年4月30日(土)17:00~19:00*搬入出費用は作家様ご負担でお願いしております。ご了承ください。*作家様不在の搬入出・陳列の場合、業者受取り・配送ともに画廊スタッフが行います。*陳列は画廊スタッフもお手伝い致します。ご不在の場合は展示指示をお願い致します。*会場に駐車場はございません。近隣のパーキングをご利用ください。*日程についてお困りの方はご相談ください。   ■その他*掛率・・・作家5(額込税込)*DM(またはフライヤー)・ポスター他・・・画廊で作成致します。*参加費等は頂きません。ご質問、疑問等がございましたら、お気軽にご相談ください。

公募美術展「第57回神奈川県美術展」 本学在学生・卒業生3名受賞のお知らせ

2022年9月12日
#展覧会 #受賞

公募美術展「第57回神奈川県美術展」にて本学在学生・卒業生3名が受賞されました。おめでとうございます! 工芸部門 大賞 …………………… 小野坂葉子(院TD在学生)平面立体部門 特選 ……………… 林銘君(院日在学生)平面立体部門 県議会議長賞 … 馬場美桜子('16院油) WEB:2022年度「第57回神奈川県美術展」入賞作品    大学院テキスタイルデザイン1年の小野坂さんが第57回神奈川県美術展で大賞を受賞(多摩美術大学) 小野坂葉子さんは2021年度校友会奨学生に選出されております。詳細はこちら。  ■ 第57回神奈川県美術展*入賞・入選作品(342点)が展示されます日 程:1期展(平面立体)2022年9月7日(水)~2022年9月18日(日)2期展(工芸・書・写真)2022年9月21日(水)~2022年10月2日(日)時 間:10:00~18:00(入場は閉場の30分前まで)(最終日は14:00まで)入場料:無料場 所:神奈川県民ホールギャラリー    横浜市中区山下町3-1問合せ:tel. 045-662-5901WEB:第57回 神奈川県美術展  ■ 厚木巡回展*入賞、入選作品の一部が展示されます。日 程:2022年10月5日(水)~2022年10月10日(月・祝)時 間:10:00~17:00入場料:無料場 所:厚木市文化会館 展示室(地下2階)    厚木市恩名1-9-20WEB:第57回神奈川県美術展 厚木巡回展

下總 良則 氏がグラフィックデザインの国際コンペ「Graphis Design Annual 2023」でGoldを受賞

2022年9月8日
#受賞

本学卒業生が制作担当した「株式会社天煌堂のコーポレートロゴ」が、国際グラフィックデザインコンペ「Graphis Design Annual 2023」にてGoldを受賞しました。おめでとうございます!当受賞は、Graphis Design Annual 2023の全717エントリーの上位2.5%に入り、ロゴ部門単独では世界第2位、日本からのエントリーの中では第1位に輝きました。 受賞者:下總 良則('05造形D)受 賞:「Graphis Design Annual 2023/Graphis」Gold受賞受賞日:2022年8月22日場 所:ニューヨークWEB:Graphis Design Annual・・・・東北工業大学ニュース Graphis(NY, USA)は、1944年から続く歴史を持ち、ブランディング、エディトリアル、パッケージ、ロゴ、ポスターなど、多岐にわたるグラフィックデザイン分野の作品が集まる、グラフィックデザインにおけるハイレベルな国際コンペのひとつです。世界中のグラフィックデザイナーたちがここでの受賞を目指し、受賞作品と入選作品は、毎年発刊される各年の年鑑(図録)に収録されます。 制作背景 株式会社天煌堂は自社のミッションとして、人が感じる悩みや不安な時間を前向きな時間に変換すること。また、日本のおもてなしの様に微細な心配りを施す商品開発を通じて社会貢献を果たし、世界で輝く実績を出す企業になることを掲げています。このことから、日本発信であることを大切にする想いをコンセプトとし、誰が見ても、日本らしさを感じさせるシンボルマークの制作が当プロジェクトのゴールに定められました。 また社名には、「天に煌めく行動ができるようになる会社」という想いと意味があります。このことから、世界中の人々に認知される日本一には何があるだろうかとの考えから、世界に誇れる日本一高い名山、富士山のシルエットをモチーフに、会社名の頭文字である天の漢字をデザインしました。

グループ活動助成2022|助成グループが決定!

2022年8月8日
#校友会 #助成金

本年度の「グループ活動助成」の助成グループ(21グループ)が決定しました。ご応募いただきありがとうございました。 ○グループ名:シラカン企画名称:シラカン 第8回公演 『マがあく』企画分類:パフォーマンス実施期間:2022/3/30(水)~2022/4/3(日)実施場所:STスポット(神奈川県) ○グループ名:fatrripm企画名称:たびするはたけ第7の蒔き『ひとつぶ、ひらけば。』企画分類:パフォーマンス実施期間:2022/5/26(木)~2022/5/29(日)実施場所:カフェムリウイ(東京都) ○グループ名:projecttiyo企画名称:プライベートマリアリンク企画分類:展覧会、パフォーマンス、インスタレーション実施期間:2022/6/24(金)~2022/6/26(日)実施場所:STADIO MATATU(東京都) ○グループ名:夜となく企画名称:夜となく旗揚げ公演「愛の夕暮れ、牛耳るフィクション!」企画分類:映像上映、パフォーマンス、発表会、演劇公演実施期間:2022/7/15(金)~2022/7/18(月) 実施場所:神奈川県立青少年センター スタジオHIKARI(神奈川県)※公演関係者の新型コロナウイルス感染に伴い、公演中止 ○グループ名:快快企画名称:快快新作公演『コーリングユー』企画分類:パフォーマンス実施期間:2022/8/26(金)~2022/9/4(日)実施場所:KAAT神奈川芸術劇場(神奈川県) ○グループ名:ジョン・スミスと探る演劇企画名称:ジョン・スミスと探る演劇『地下室の作者たち』企画分類:パフォーマンス、演劇公演実施期間:2022/9/8(木)~2022/9/11(日)実施場所:STスポット(神奈川県)※新型コロナウイルス感染拡大に伴い、公演中止 ○グループ名:Art group nihonga企画名称:多摩美日本画6人展 ーー Alternating Current企画分類:展覧会実施期間:2022/12/15(木)~2022/12/19(月)実施場所:UPSTAIRS GALLERY(東京都) ○グループ名:空の下のUMA企画名称:空の下のUMA企画分類:展覧会実施期間:2022/10/1(土)~2022/10/2(日)実施場所:相原中央公園(東京都) ○グループ名:PRESS企画名称:PRESS展企画分類:展覧会、ワークショップ実施期間:2022/10/2(日)~2022/10/10(月)実施場所:小杉画廊(神奈川県) ○グループ名:ちゃかほい会企画名称:第11回ちゃかほい展企画分類:展覧会、映像上映、出版実施期間:2022/11/1(火)〜2022/11/6(日)実施場所:渋谷文化センター大和田 展示ギャラリー(東京都) ○グループ名:緑と道の美術展出品作家実行委員会企画名称:緑と道の美術展in黒川2022企画分類:展覧会、ワークショップ実施期間:2022/11/1(火)〜2022/11/30(水)実施場所:川崎市麻生区 主に川崎市保全緑地にて(神奈川県) ○グループ名:きゅーとぴあ企画名称:きゅーとぴあ企画分類:展覧会実施期間:2022/11/4(金)~2022/11/6(日)実施場所:多摩美術大学八王子キャンパス(東京都) ○グループ名:テキスタイルパフォーマンス企画名称:テキスタイルパフォーマンス2022企画分類:パフォーマンス実施期間:2022/11/4(金)~2022/11/6(日)実施場所:多摩美術大学八王子キャンパス メディアホール(東京都) ○グループ名:Super Open Studio NETWORK企画名称:SUPER OPEN STUDIO 2022企画分類:展覧会、パフォーマンス、出版、ワークショップ、講演会、スタジオ公開実施期間:2022/11/12(土)~2022/11/20(日)実施場所:アートラボはしもと 及び 相模原地域の複数スタジオ(神奈川県) ○グループ名:多摩美神奈川同窓会ALTE企画名称:アルテ・YOKOHAMA多摩美展企画分類:発表会実施期間:2022/11/14(月)〜2022/11/20(日)実施場所:ギャラリーミロ(神奈川県) ○グループ名:芸学ラウンジ企画名称:Lunch at Geigaku’s Lounge企画分類:展覧会、パフォーマンス実施期間:2022/11/14(月)〜2022/11/20(日)実施場所:元映画館(東京都) ○グループ名:妖精大図鑑企画名称:妖精大図鑑 ドリップコーヒー(仮)企画分類:パフォーマンス実施期間:2022/11/25(金)~2022/11/27(日)実施場所:浅草九劇(東京都) ○グループ名:多摩美術大学校友会 東北支部企画名称:多摩美術大学校友会 第5回東北支部展企画分類:展覧会実施期間:2022/12/20(火)~2022/12/25(日)実施場所:ギャラリーsen(宮城県)※諸事情により開催中止 ○グループ名:Tama Creative Guild企画名称:Cross-border personality NYとTKYの交流企画分類:展覧会、映像上映、発表会実施期間:2023/3/7(火)〜2023/3/17(金)実施場所:ギャルリー東京ユマニテ、NowHereギャラリー(東京都、ニューヨーク) ○グループ名:カナタ企画名称:サラウンドスケープ企画分類:展覧会実施期間:2023/2/16(木)~2023/2/21(火)実施場所:White Gallery(東京都) ○グループ名:XPAND企画名称:インフォメーションデザイングループ展示2023 XPAND企画分類:展覧会実施期間:2023/2/23(木)~2023/3/6(月)実施場所:dessin | デッサン(東京都)

第10 回FEI PRINT AWARD大賞者「三宅葵 個展 - 日常に潜む煌めき-」展

2022年7月19日
#展覧会 #受賞

出品者:三宅 葵('21版画)日 程:2022年9月10日(土)〜9月28日(水)時 間:11:00〜19:00(最終日は17:00まで)休廊日:日曜・祝日場 所:Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi東京都港区六本木7-8-9 深作眼科ビル1F・B1問合せ:tel. 03-5786-1505WEB:「三宅葵 個展 - 日常に潜む煌めき-」展    この度、Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi では、昨年開催された弊廊の系列画廊,FEI ART MUSEUM YOKOHAMA 主催の「アートを身近なものに!」をコンセプトにした版画公募展「第10 回FEI PRINT AWARD」にて大賞を受賞された「三宅葵 個展 - 日常に潜む煌めき-」を開催致します。(*同時期に版画のみの公募から一新したFEI PURO ART AWARD 入選者展開催予定。)   作品について「私は日々日常の中で何気なく撮影している日常風景写真をiPad のお絵描きソフトを使ってドローイングし、版画作品に展開しています。日々撮影する写真は、コンポジション(物の配置)や色のバランスなどが気に入った構図を見つけるとシャッターを切っています。また、テキスタイルの柄や布の影の形などに興味を持ち撮影する事も多いです。作品に度々登場する猫は私が一人暮らしの家で飼っている猫で、私の日常にはいつもこの猫がいます。幼少期、両親が忙しく、兄弟もいない私にとって家で飼っていたペットの存在はとても大きく、今の生活でも一緒に暮らしている猫は大切な存在になっています。写真からドローイングに展開する時、モチーフの輪郭や影の形を簡略化し、色面をパズルのように組み合わせて表現しています。パズルのように組み合わせた色面の色をひとつひとつ考え直し、全てに異なる色を与えます。そのため私の作品は版数と色数がそれぞれ60 ~ 100ほど使われます。また、イメージの中のメインになりそうな要素だけを目立たせるのではなく、サブの要素の色を操作する事でメイン要素とサブ要素の主従関係を崩すような画面構成を目指しています。」とコメント頂きました。色彩をあてはめて考えるという彼女の作品は色数は多いですが統一されたトーンがあり、全体に光りが当たっているような心地よさがあります。日常風景をモチーフに描いている作品は作家の無意識な視点もあぶりだし、繊細な心の機微も感じ取る事が出来るかもしれません。是非、多くの方にご高覧頂ければ幸いです。