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FACE2025 受賞・入選のお知らせ

2024年12月12日
#展覧会 #受賞

FACE2025にて多摩美術大学在学生・卒業生・修了生9名が受賞および入選されました。おめでとうございます!▶︎ 【全国公募:FACE2025】 受賞・入選者が決定しました(SOMPO美術館)  HUANG YUQI《物事の秩序Ⅱ》2024年 竹内美樹《祖母宅の庭》2024年 優秀賞HUANG YUQI(修士課程在学生)竹内美樹(修士課程在学生)入 選Senn(修士課程在学生)牧野優希(修士課程在学生)山田大輝(修士課程在学生)ウラサキミキオ(1988年美術学部卒業)笹本明日香(2008年美術学部卒業)林銘君(2023年修士課程修了)宮内柚(2023年修士課程修了) 第13回目となる現代絵画のコンテストです。「年齢・所属を問わない新進作家の登竜門」として、全国より応募された作品から入選・受賞した作品を展示します。様々な技法やモチーフで時代の感覚を捉えた「真に力があり、将来国際的にも通用する可能性を秘めた」作品をお楽しみください。*会期中には観覧者投票が行われ、オーディエンス賞が授与されます。 日 程2025年3月1日(土)〜2025年3月23日(日)時 間10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)休館日月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)場 所SOMPO美術館東京都新宿区西新宿1-26-1観覧料800円(高校生以下無料)WEBFACE展2025

第4回 公開研究会|長崎剛志「神社とアートと庭と人」

2024年12月12日
#イベント

多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所では、自然災害と芸術表現の関係性を多角的に探るさまざまな活動を展開しています。とりわけ、長崎県島原半島に位置する雲仙・普賢岳を主題に、火山活動や噴火災害が芸術表現に与えた影響や災害記憶の継承について研究を進めています。 今回は、庭園美術を通じて文化的価値と自然への敬意を体現する数多くのプロジェクトを手がけてきた庭園美術家・長崎剛志氏を講師に迎えて公開研究会を開催します。2019年よりプロジェクトを始動、今年竣工した神仏習合の庭「諫早神社の御神苑」を中心に紹介していただき、自然の力と信仰、災害と芸術の関係について考える機会とします。研究会後半では、椹木野衣所員を交えてディスカッションも行ないます。 日程2024年12月13日(金)時間16:30〜18:00(開場 16:20)会場多摩美術大学 八王子キャンパス・アートとデザインの人類学研究所対象多摩美術大学学生・教職員、学外一般お問い合わせ多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所〒192-0394 東京都八王子市鑓水 2-1723 メディアセンター4FEmail:iaa_info@tamabi.ac.jp※参加自由 / 事前申込不要(当日会場にて記帳をお願いします)。※定員は40名程度。満席の際は入場をお断りする場合があります。 講師長崎剛志  Takeshi NagasakiN-tree代表・庭園美術家。1970年奈良県生まれ。東京藝術大学絵画科卒業後、独学で作庭を学び、1997年にN-tree(庭ノ心 ながさ木)を設立。2008~2010年にロンドンで活動。帰国後、国内外の庭園プロジェクトに関わり、2011年の東日本大震災では「復興支援プロジェクト 庭JAPAN」として松島や石巻での支援活動に取り組む。2019年より長崎県諫早神社の江戸期につくられた庭園を改修するプロジェクト「諫早神社の御神苑」を開始、2024年11月竣工。主な展覧会に「Seeds 1~5」(2005~2007年、東京)、「MEMENTO GARDEN」(2009年、ロンドン)、「石と種」展(2016年、東京)などがある。2024~2025年には長崎剛志/N-tree 28周年記念庭園美術展「原始庭苑」を東京・長崎・奈良・スペインで開催予定。

多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科 2024年度 卒業制作演劇公演『半神』

2024年12月10日
#公演

メンバー多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科 在学生ほか日程2024年12月20日(金)〜2024年12月22日(日)タイムスケジュール12月20日(金)19:00 12月21日(土)13:00 ・18:00 12月22日(日)13:00 ※上演時間は、約120分を予定場所二子玉川ライズ スタジオ&ホール東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズ料金一般:4,500円U25:3,500円高校生:1,000円当日券:各500円増(一般・U25)チケット< 一般・U25 >演劇最強論-ing(会員登録不要・手数料なし)ローソンチケットLコード:34657チケットぴあPコード:530332< 高校生以下|当日精算>申し込みフォーム※詳細はWEBをご確認ください問合せ『半神』制作部:sdd8th.tamabi@gmail.comWEB公演_半神主催多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科協力二子玉川ライズ 多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科には、<演劇舞踊コース>と<劇場美術デザインコース>があります。コースごとの専門性を深めると同時に、「合同授業」を通じて交差し合いながら《上演芸術》を学んでいます。 卒業制作演劇公演では、4年間の学びの集大成として、両コースのコラボレーション作品を上演します。 今年度は、萩尾望都と野田秀樹が共同で戯曲化した名作『半神』に挑戦。 結合双生児の2人の行く末を、8期生はどのように表現するのか、二子玉川で奏でられるシンフォニーをご照覧あれ! -introduction- おまえたちは双子のシンフォニー    決して第九を超えることのできぬ運命 醜いが頭の良い姉シュラと、美しくて誰からも愛されるが頭が弱い妹マリア。 結合双生児である2人は、時に反発し、時に依存しあいながら生きてきた。 しかし10歳を目前にして、双子が共有する心臓が限界を迎える。 そこで主治医は2人の分離手術を提案する。 生き残ったのはシュラかマリアか...

第3回 公開研究会|石倉敏明「アートとデザインの共異体」

2024年11月29日
#イベント

日本で初めてとなった2006年の「芸術人類学研究所」(「アートとデザインの人類学研究所」の前身)立ち上げに関わり、以来、芸術人類学者としての研究活動のみならずアーティストとのコラボレーションにおいても果敢なチャレンジを続ける石倉敏明氏をお迎えして公開研究会を開催します。 大きな社会変革期を迎え、旧来的な「業界」や「共同体」を前提としたフレームには収められなくなっていくアートやデザインの諸実践を、「共異体」というキーワードによって読み解きつつ、新たな立脚点を探ります。研究会後半では、佐藤直樹所員を交えてディスカッションも行います。 日程2024年12月2日(月)時間16:30〜18:00(開場 16:10)会場多摩美術大学 八王子キャンパス・アートとデザインの人類学研究所対象多摩美術大学学生・教職員、学外一般お問い合わせ多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所〒192-0394 東京都八王子市鑓水 2-1723 メディアセンター4FEmail:iaa_info@tamabi.ac.jp※参加自由 / 事前申込不要(当日会場にて記帳をお願いします)。※定員は40名程度。満席の際は入場をお断りする場合があります。 講師石倉敏明  Toshiaki Ishikura芸術人類学者。1974年東京生まれ。秋田公立美術大学准教授。シッキム、ダージリン、ネパール、東北日本等でのフィールド調査にもとづく比較神話学や複数種をめぐる芸術人類学の研究、アーティストとの協働制作や展覧会企画を行う。2019年、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際芸術祭日本館展示「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」に参加。共著書に『Lexicon 現代人類学』(奥野克巳共著)、『野生めぐり 列島神話の源流に触れる12の旅』(田附勝共著)、『モア・ザン・ヒューマン マルチスピーシーズ人類学と環境人文学』など。国際芸術祭あいち2025キュレトリアルアドバイザー。

【特集記事】第1回 卒業生インタビュー わたなべひろこ先生vol.3

2024年11月26日

戦後のファイバーアート界を牽引! 多摩美テキスタイルデザインの源流を創った わたなべひろこ名誉教授にインタビュー 1957年多摩美術大学図案科(平面)卒業後、フランス留学を経て多摩美術大学に着任したわたなべひろこ先生。現在はNPO国際テキスタイルネットワークジャパンの代表として、後進の育成にも力を入れています。第一回目となる今回の「卒業生インタビュー」では、同学科卒で親交の深い深津裕子教授(校友会事務局長・リベラルアーツセンター教授)がわたなべ先生のお話を伺いました。 わたなべ ひろこ(Watanabe Hiroko) 1957年多摩美術大学卒業 新制度1期生 1959年多摩美術大学着任 1957〜59年フランス留学 1964〜65年フィンランド留学 2007年シルクロードプロジェクト実施 国際トリエンナーレ、ビエンナーレ等の審査員 国際展のキューレタ等、文化交流を務める https://www.youtube.com/watch?v=H7K_oUF0YoM デザイナー/アーティストとしての取り組み 深津:先生にはテキスタイルデザイナーとしての活躍と、ファイバーアーティストとしての活動の二つの軸があるかと思いますが、それについてお話を伺えますか? わたなべ:先ほどの着任の話に少し戻るんだけど、着任時は自分が学校の先生っていう意識よりもね、自分の出た学校でもあるし、先輩として一生懸命やるっていう感じの方が強かったと思うのね。学校はむしろお手伝いっていうか、臨時の気持ちだったからお金貰おうと思ってなかったの。ですから、「生活するためには自立しなきゃいけない、自立してこそ学校のお役に立てる」っていうふうに思ってたから。だからデザイン事務所を作って、自分で仕事を探して、少しずつ少しずつ自分の仕事で食べていけるようにしていったわけです。自分の作品というよりは、相手の要求に合わせたものを作って差し上げるっていう仕事ですよね。おかげで私も海外でいろんな評価を少しずついただきました。 それで意外や意外に、「ファイバーアート」っていう新しい分野が生まれ、そういったことに参加しながら食べるための仕事と並行して少しずつでやってきました。なかなかスムーズに両立することが難しくて、本当に胸が痛いこともありますが、おかげさまでいろんなところで評価をいただいています。イタリアやフランス、ポーランドなどの国際展の審査委員などもやらせていただいたりもしています。 今日もパリオリンピック2024に関連する展覧会に向けて作品を発送するところなんです。出品作品の全てが80cm×80cmのサイズで色は赤一色で統一されているそうなんです。 なかなか自分の思う作品が作れないのが悩みですね。でも自分の作品を作ることよりも、やっぱりもっと世の中に役に立つことをした方がいいんじゃないかなと思ってね。 深津:赤と言えばね、先生の一番シンボリックな作品のシリーズですよね。 わたなべ:自分の思っていることの何分の1もなかなか実際にはできないなと思うんですけどね。でもベストを尽くしてやるしかない。たいしたことはできないけれども、悔いなく、二度とない命ですから。それなりに「悔いなく生きたい」と思ってるんですけど、なかなかね、悔いなくというところまで‥。 多摩美退職後の活動 シルクロード横断プロジェクトとギャラリースペース21 深津:先生は退職後に壮大なプロジェクトをされましたね。 わたなべ:はい、シルクロードを横断するプロジェクトですね‥。在職中は何ヶ月も休めないからできなかったですし、部分的には調査をしていましたけど砂漠を通ることが禁止されていた時期もあり、通れるようになってから退職後の75歳の時に念願だったプロジェクトを実施しました。シルクロードの終着地である日本の東大寺から出発して、大陸に渡り草原ルートを辿ってローマまで横断しました。各地で地元の方たちと対話をしながらワークショップや展覧会を行いましたし、東洋と西洋の境に位置するイスタンブールの国立マルマラ大学と組んでシンポジウムをやったんです。その時にシルクロードの子供たちと日本の子供たちの絵を交換してきて、日本の北から南10ヶ所で展覧会もやりました。 日本のファイバーアート展を立ち上げニューヨークでの発表後、サンフランシスコ、フィンランド、スペイン、ポルトガル、オランダ等、各地で行いました。 それから他にも日本のファイバーアーティストを育てるための展覧会「テキスタイル・ミニアチュール展『一本の糸からときを超えて』」を1986年に私の持ちギャラリーで開催しました。21世紀に至るまで、10回行いました。当時はこんなファイバーアートの展覧会をやってくれるギャラリーがなかったんです。絵じゃないから馬鹿にされてね。だから新しいテキスタイルアーティストを育てるための発表空間が欲しいと思って、新橋にあった私の事務所のところにギャラリーを作り行ったんです。そこは21世紀までやるっていうことで「ギャラリースペース21」という名前で開いたんです。ただ、私はギャラリストではないので21世紀に入ってギャラリーを閉じ、同時に私も展示に関わる任を終えました。その後、「テキスタイル・ミニアチュール」は「百花」シリーズとして後輩方々が継承してくださり、現在でも国内や海外で展覧会が開催されています。 多摩美生への言葉 深津:最後に在校生の皆さんに向けた言葉をいただけますか? わたなべ:私はこれまで50カ国ぐらいの世界をたくさん回ってるけど、日本のようにこんなに四季の美しい国は他にない。そしてこんなに素晴らしい感性を持った民族ってそんなにいないと思う。だから、皆さんにはそれをもっと知って欲しいし、自分の文化を大切にして欲しい。陶芸なんか見ても世界一だと思う。 私たちは確かに白磁や青磁を中国や韓国から習ったかもしれないけど、日本はどんな飲食店に行っても食べ物によって全部器が違います。窯も沢山あって、どこへ行っても素晴らしい焼き物がある。 同じように染織を見ても、皆どれも素晴らしい。こんな素晴らしい国なのに、何でもっとそこに住んでいる人が良さを自覚しないのか。大切にしないのか‥。 中国をはじめ、アジアの多くの国はエネルギッシュに世界に向かって発信をしています。日本も自分たちの良さをもっと知って欲しいし、体感してもらいたいし、そして自信を持ってインターナショナルに出してほしいですね。皆さんには、日本の良さをエネルギッシュにメッセージし発信してほしいと思います。 インターナショナルになるということは、なんでもかんでも一緒になって混ざるってことじゃなくて、やっぱり日本という個性を持ちながら協調性や共通性を持つっていうこと。そうしなかったらみんな一緒になってつまらないと思うのね。 考えてみると、私は多摩美に生かされ育てられたんじゃないかと思うのね。だから、今、多摩美に少しでもお返しができたらなと思ってやってるんだけど。それと同時に、多摩美を通して日本というものを世界にメッセージしていきたい。だから皆さんには、その核を作っていただきたいのね。そのお役に立つようであればと思って、今も多摩美に関わらせていただいているところなんです。 vol.1~「Textile Art Studio 1975年 設立」「男性優位な社会を跳ね退けて志した美術への道」はこちら vol.2~「テキスタイルとの出会いから渡欧へ」「染織デザイン専攻の設立と目指した教育」はこちら

12月5日(木)2024 Pacific Rim-Japan Stage 最終発表会

2024年11月26日
#展覧会 #イベント

12月5日(木)に、八王子キャンパス アートテークギャラリー1階にて、2024 Pacific Rim-Japan Stage 最終発表会を開催します。“Pacific Rim”は、アメリカの協定校であるArtCenter College of Designと2006年から実施している国際協働教育プログラムです。両校の学生たちが、少子高齢化問題から日本の伝統工芸まで、グローバルかつローカルなテーマを取り上げ、アート&デザインが果たすべき役割について探究し、革新的な解決案を提示します。 今年度のテーマは『Healing Light - 癒しの光』です。 ストレスや精神的負荷が増加する現代において、人間主体の照明は私たちの身体的健康と精神的幸福にどのように影響するのでしょうか。多摩美術大学とArtCenter College of Designの学生による専攻領域を超えた学際的な9チームが、日本における光と影に対する深い理解と最先端技術、生体リズムを意識したデザイン(サーカディアンデザイン)、空間に自然の要素を取り入れるデザイン(バイオフィリックデザイン)など、癒しの要素を含むデザインについて研究を行いました。学生たちが作り出した繊細な光の数々をお楽しみください。 日程2024年12月5日(木)時間14:30~19:00入場料無料場所多摩美術大学八王子キャンパスアートテークギャラリー1階東京都八王子市鑓水2-1723WEBPacific Rim Project※予約不要※英語による発表および講評

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