EVENT

「YUBI・ゆび・ユビユビ=ゆーまいびー」

2026年5月13日
#公演

出品者さるさるさる松井絵里(2024年美術学部卒業)制 作片岡わかな(2025年美術学部卒業)日 程2026年7月23日(木)~2026年7月26日(日)7月23日(木)  19:00〜7月24日(金) 14:00〜7月25日(土) 14:00〜/19:00〜7月26日(日) 12:00~/17:00~※受付開始は開演の30分前※上演時間は約90分を予定チケット一般:3500円 U25:2800円 高校生以下:1000円 応援チケット(グッズ付き):5000円チケット予約フォーム:https://r7ticket.jp/saruyubi/※当日精算のみ会 場スタジオ空洞東京都豊島区池袋3-60-5 地下1階お問い合わせ(企画)さるさるさる松井絵里X,Instagram:@sarusarusarueriEmail:saru.eri.sarusaru@gmail.comWEB:https://sarueri.com/ さるさるさる松井絵里とは? 多摩美術大学にて出会ったメンバーで2024年に結成。 自身の個人卒業制作のため、作・演出の松井絵里が俳優の徐永行と制作の片岡わかなとグッズデザインを担当した池田敦哉に声をかけ、卒業後に旗揚げ。とびはねた仮想空間と、軽やかな音楽にダンス。渋い状況をなんとか笑いとばしたら、終わりに向かって密やかに提案をする作風が特徴。 趣意 本企画は、松井絵里の「自分の中には100人の小さな自分がいる」という感覚を出発点としている。人はしばしば一貫した人格を持つ個として理解されるが、実際には日常の中で立場や感情に応じて多様な「小さな自分」が現れては消えていく。その断片的な自己が矛盾しつつも共存することによって、ひとりの「私」が成り立っている。 この戯曲では、その内面的な多層性を「ふとしのゆび」という形象に置き換えている。登場人物である「ゆび」は、「小さな自分」であり、「分裂した個」でもある。あなたが心に振り回されてしまったり、自身の許容することのできないエゴや心の邪悪さに辟易したりしても、それもまた「小さな自分」が顔を出してきただけだと許容し、そういった自分も愛せるようになってほしいという願いを作品に込めた。 「私」が抱える感情や心はたった一つであるという一般的な考え方をほどき、この物語では、私たちは、「分裂したいくつもの個(ゆび)」が集結した新しい「個(手)」であるという考え方を観客に届けることを目標としている。 さるさるさる松井絵里第2回公演 『YUBI・ゆび・ユビユビ=ゆーまいびー』 作・演出:松井絵里 ー全員、指。全員、私。ー 「ぃらっしゃっせ〜」 ぼくはふとし。 ここは、24時間営業のコンビニ。 レシートを破ると、切れたぼくの指。 赤い血がにじんでいく。 この身体も、24時間働いてる。ぺろりと舐めると、なんて苦い。 今日、ぼくの親指が家出した。 出演 徐永行 稲川悟史 うりのつる 濱野ゆき子 古川路(TeXi’s) 村田天翔 吉沢菜央(キルハトッテ) スタッフ 舞台美術 小駒豪マシン制作池田敦哉照明渡邉結衣音響永田那由多(corvox_コロボックス)衣裳今井桃子(ザジ・ズー) 音楽西﨑達磨(ザジ・ズー/ギザドド) 振付・ステージング木皮成演出助手倉上舞舞台監督金野千穂ビジュアル撮影岡村和戯曲相談    柴幸男(ままごと)宣伝美術池田敦哉記録撮影青木哲制作片岡わかな制作アドバイザー藤井ちより協力ザジ・ズー サンバーチャイチャイ 劇団木霊 び/わ TeXi’s corvox_コロボックス 範宙遊泳 Quno企画さるさるさる松井絵里助成アーツカウンシル東京[スタートアップ助成] 協賛一般社団法人多摩美術大学校友会 松井絵里コメント 紙がこすれて指をよく切ってしまいます。 にじむ血を見ていると、たまらなく悲しくなります。 私の一部のはずなのに、不器用で不自由で愛おしい! そんな指(みたいなやつ)がいっぱい出ます。 さるさるさる松井絵里の「YUBI・ゆび・ユビユビ=ゆーまいびー」 呪文みたいで、嘘みたいだけど、ほんとうです。 みんな、となえて、みにきてね。

橋本トモコ個展 つなぐ、めぐる

2026年5月13日
#イベント #展覧会

出品者橋本トモコ(1996年修士課程修了)日 程2026年5月8日(金)~2026年5月24日(日) 時 間金  15:00~19:00土日 12:00〜18:00休館日月曜~木曜日会 場gallery neo_/Senshu〒305-0047 茨城県つくば市千現1丁目23−4 マイコーポ 二の宮 101お問合せsen.jotarotomoda@gmail.com この度 gallery neo_/Senshuでは5月8日(金)より「橋本トモコ個展 つなぐ、めぐる」を開催することとなりましたのでここにご案内申し上げます。 橋本トモコはこれまで古典的な油彩技法を用い作品を制作してきました。そして絵画をどの様に成立させるかに意識を置いていました。それは、キャンバスの中の構造だけではなく、作品の置かれる空間の中においてでもありました。それ故モチーフそのものよりも、形が周囲の空間をどのように生み出すかや、画面の中の形と余白の関係、さらには展示空間との関係を重視し、絵画が置かれる環境や鑑賞者の動線までを含めて作品を構成するインスタレーション的な視点を絵画に取り組む試みを展開してきました。 その構成された展示の中で、あまり表に出ないようにされていた一つ一つの画面の中の感情が、2019年のスイスバーゼルのアーティスト・イン・レジデンスに滞在して以降現れるようになりました。近年の制作では感情や記憶、時間の流れといった要素を無理に排除するのではなく、それらを自然に受け入れていこうとする姿勢へと変わりました。風景や水の流れといったモチーフを通して、人が生きる時間の重なりや消えることのない痛みや記憶の存在が静かに示されています。 スイスでの滞在中に見た美しい川。その川に浮かび、いづれは底へ沈み、水に溶けていくオフィーリアをそこに感じた作家は、同時にその水が川を下り海に戻り、また雨となって人々を癒す水となっていくという、存在するものはいつかは朽てはて、そしてめぐっていくのだという事へ思い至ります。 2022年の展示「川を歩く」(CAFE&SPACE NANAWATA)ではその思いを背景に川の持つ時間を空間に示そうと試みました。 今展示は近年試みできた「時間の流れを空間の中に現す」に繋がる展示になっています。「つなぐ、めぐる」という言葉には、生と死の間にめぐる喜びも悲しみもすべて尊く、それはまた次の生への育みとなり連なるめぐっていくことを示しているように感じ取れます。 古典技法によって薄い層を重ねながら時間を蓄積するように制作される橋本トモコの絵画は、これまで人々が繋いできた希望や祈りを静かに受け入れ、また次へつなごうとする行為のようにも感じます。 新しく取り組んでいる版画作品も今展示の中で別の時間軸の存在として美しい風景を構成します。