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チャリティビエンナーレ2023|開催いたします!

2023年8月23日
#校友会 #展覧会 #公募

「チャリティビエンナーレ2023」を以下の日程で開催いたします!募集要項・出品申込書は秋頃公開予定です。 多摩美術大学校友会では、社会貢献と会員の芸術活動支援を目的に、2021 年度から隔年開催の「チャリティビエンナーレ」を開催しています。正会員と学部3年生以上の準会員(在学生)が出品できます。特別価格の小作品を校友会が委託販売し、収益の半分を出品作家に、半分を「奨学金基金」と「社会貢献のための寄付金」に充てています。 ⇒これまでのチャリティビエンナーレ ■展覧会開催概要日程2023年12月10日(日)〜2023年12月24日(日)時間10:00〜19:00(最終日は17:00まで)休廊日月曜日会場FEI ART MUSEUM YOKOHAMA横浜市神奈川区鶴屋町3-33-2 横浜鶴屋町ビル1F ■作品搬入搬入下記1,2のいずれかを選択してください1 直接搬入12月6日(水)11:00〜18:0012月7日(木)11:00〜18:002 業者搬入12月5日(火)11:00〜18:0012月6日(水)11:00〜18:00搬入先多摩美術大学校友会チャリティビエンナーレ事務局横浜市神奈川区鶴屋町3-33-2 横浜鶴屋町ビル1FFEI ART MUSEUM YOKOHAMA 内 ■出品資格下記のいずれかに該当している方が出品できます。□多摩美術大学校友会正会員の方終身会費を納めた多摩帝国美術学校、多摩造形芸術専門学校、多摩美術短期大学、多摩美術大学、多摩美術大学大学院、多摩芸術学園を卒業または修了した方が正会員です。正会員の確認はこちらからお問合せください。□多摩美術大学に在学中で学部3年生以上の方(大学院も含む) ■出品料                                         一般5,000円                    在学生3,000円                              ※今年から出品料が必要となります。※出品料は募集要項記載の振込先で受付けます。 ■チャリティビエンナーレ賞              優れた10作品を選出し、1作品につき3万円(総額30万円)の賞金を授与します。

【特集記事】多摩美校友会×BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN 新城宏明さん クリエイター座談会 後編

2023年8月10日

クリエイターには地方を盛り上げる力がある! 建築士・新城宏明×画家・上田季沙×美術造形作家・前田耕 都心を離れ、神奈川県・三浦半島を拠点に活動する多摩美OB3人。建築士でありシェアオフィサーとして「BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN」を主宰する新城宏明と、そのカフェスペースに勤務する画家・上田季沙。そして三崎に工房を構え、リノベーション事業にも注力している美術造形作家の前田耕。年齢も専門分野も違うけれど、自然につながったという3人で座談会を実施。地方を拠点に活動する面白さを聞かせてくれた。 <前編>はこちら 新城 宏明(Hiroaki Arashiro) 一級建築士、建築デザイナー。ボリビア生まれ、横浜育ち。多摩美術大学造形表現学部デザイン学科スペースコミュニケーションコース卒業。建築の専門学校を卒業し、造作大工として活動した後、3年次編入で多摩美に入学。空間デザインを専攻し、デザインに対する美意識を高める。現在は神奈川県三浦海岸でシェアスペース「BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN」を主宰。自然豊かな環境を拠点とし、クリエイティブの力で街の活性化を企む。 上田 季沙(Kisa Ueda) 神奈川県生まれ、画家。ストリートダンスに没頭していた経緯をもとに、多摩美術大学美術学部版画専攻に在学時より、身近な存在だった音楽にインスピレーションを得た制作「楽雲 -gakumo-」をスタート。主に鉛筆と色鉛筆を使い、音楽には欠かせないリズムや流れを「雲」として落とし込むことに加え、音楽特有の流れのまま「景色」や「生物」なども描きこむ。細密且つ幻想的な唯一無二の作品を生み出している。2024年4月に神奈川県鎌倉市での個展開催が決定。 受賞歴 / 2020「LUXEMBOURG ART PRIZE」芸術功労証書受賞 前田 耕(Koh Maeda) 長崎県生まれ、造形美術作家。多摩美術大学グラフィツクデザイン学科を卒業後、アーティストとして活動し、個展や国際交流展等で数々の作品を発表している。幼いころの”龍踊り”のイメージを根底に、龍を題材とした作品を多く生み出す。大型の作品を手がけることを背景に、神奈川県三崎にアトリエを構える。空き家・空き店舗のリノベーションビジネスを主宰。 僕らがローカルを選ぶワケ。「まちのポテンシャル」 前田:新城くんは「エリアリノベーション」を三浦に来る前から構想していたの? 新城:空き家をリノベーションするような活動がしたいとは思っていました。自分で空き家を購入して、それをシェアハウスにするのもいいですし、何より自分の好きなようにできるというのが楽しそうで。三浦海岸に移住した一つの大きな理由でもあります。 前田:そういう物件は都内にはないからね。やりたいことをイメージできていたからこうやって場づくりもできているわけで。 上田:私は三浦半島に戻ってきてフットワークが軽くなったと思います。 前田:そうさせる“まちのポテンシャル”があるのかも。 新城:三浦海岸は徐々に移住者が増えて、お店も増えています。僕は、そういう方々と一緒にもっとまちを活性化させたいと思っています。さらに言うと、個人的な理想は三浦海岸のビーチをクリエイターが集まって色々クリエイティブなことをしているような“クリエイティブリゾート”にしたいと思っています。 前田:今の若い世代って、センスのいい子が多いんだよね。だから三崎にもいつの間にかオシャレな店が増えている。そういう自然な流れが起きているときだから、いつの間にか誰かと一緒に何かをやっていて、面白くなるとか。そういうのはすごくいいよね。 新城:前田さんはすごいですよね。どこにいても人を集めてしまう(笑) 上田:私は人見知りだし、お酒も飲み歩かない。個人で描く以外にできることがあるとしたら、壁に絵を描くとか…。 前田:僕の場合は上田さんと逆。ほとんど個人で作り上げるものがないんですよ。で、今の話を聞いて、今ちょうど壁画の仕事をしているから手伝ってほしいなぁ、と。 上田:ホントですか? 嬉しい。ぜひお手伝いさせてください。 新城:あはは、こんな感じですよね。知り合って、みんな得意なことをやる感じ。 「面白いことには、人が集まる。」 前田:最近は若い子がアトリエを訪ねて来てくれて、「こういうのやりたいんですけど、どうしたらいいですか」と相談されるようになってきたんだよね。それで、「あぁじゃあやりますか」という風に動き出すことも多い。 新城:やっぱり、「場所を持つ」というのはとても大事ですよね。場所をつくると人に出会える。僕も「BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN」をつくってよかったと思っています。ただの移住だったらあまり出会えないだろう人たちとも出会えますから。 上田:私は「家で完結させたい」という側面も持っているかもしれない。ギャラリー併設のカフェをオープンさせて、カフェ仕事の合間に絵を描く。そして、地域にアーティストの方がいるのであれば、ギャラリーにはそういう方の絵を展示して、土地に根ざしたギャラリーに育てていけたらいいな、と。 前田:新城くんや上田さんのように「まちに対して何か」というのは正直僕にはあまりないんだ。ただ、移住者が増える傾向にある今、古い町と新しい人、その辺のバランスを上手く取ってまとめながら、面白くしたいな、とは思っています。 前田:僕は今吉祥寺にも家があるんだけど、吉祥寺がちょうどいい感じなんだよね。クリエイターと町の人がちょうどいいくらいのバランスで関係し合っている。町を歩いて、ふらっと入った居酒屋でわちゃわちゃと飲んでいると、割と家族っぽい感じになるんです。下町もあって、新しい店もある。さらに、歩いている人と大体知り合いで。 新城:それは前田さんだから(笑) 前田:かもしれないけれど、町を歩いていて「おー!」みたいに挨拶して「ここ行こうよ!」みたいな流れって楽しいよ。 上田:確かに、新しい人ばかりでは、まちがバランスを崩してしまうのかも。 前田:そういう意味では、三崎は変な変わり方をしなかったかな。なんか昔の田舎のコミュニティーに似ているんですよね。地元の人たちもいて、新しい人たちもいるけれど、地元の人たちは新しい人たちを歓迎してくれている。それで一緒に賑やかにすることを楽しんでいます。 新城:三浦がそうなっていくのはまだちょっと先かなと思います。移住者の方も、まだ大半が都内でお仕事をされている方が多くて。生活地として移住をしている人が多いので、ここを拠点にして何かを…というタイプの人はまだ少ないと感じています。三崎のような空気感ってどうしたら醸成できるんでしょうね。 前田:三崎って特徴のある街だと思っていて。もともとマグロ漁が盛んな港で、昔から外側から来る人がいっぱいいたと思うんです。だから、外から来た人の2世がそのまま三崎に住んでいたりするから、なんか普通の港町の凝り固まった感じとは違うと思うんです。だから今も外から来る人たちを面白がって受け入れてくれる。そういう体質がもともとあるところなんだと思います。 新城:三浦海岸は京急が通っているので、すぐ都心に出られる。だからこそまだ都内で働いている人たちが生活地として選んだりしていると思います。三崎とはちょっと対局な感じかもしれませんね。まちを歩けば自然につながるという期待値は低いかもしれないです。 前田:じゃあそれを、どうするの? 新城:場所づくりですね。外から来る人も、地元の人たちも、気軽に来てもらえるような場所にBAYSIDE SHAREがなれば繋がって行けると考えています。そうすれば、地元の人たちも応援してくれるのかな、と。 上田:十分面白いですよね。都心にいなくても。 前田:都心である必要性ってそもそも俺よく分からないんだけど。特にこの辺りは、2時間あれば東京に出れるじゃない? 上田:そうですね。 前田:だからそもそも東京である意味は?という話になってくるけど、三崎なんて面白いくらい東京の人たちも来ているんだよね。東京・六本木あたりで有名人に会うより、こっちで会う方が確率高い。 新城:クリエイターができることもまだまだあると思うんです。僕がこういうところで場づくりをしていろんな人のコミュニケーションを促したいと思うのもそうですが、地元の人たちがデザインやアートに触れて美意識を高められるような仕掛けをつくりたいとも考えています。 上田:確かに。この辺りはアートとちょっとかけ離れているようなところもあると思うので、絵を描くことしかできない自分は作品を提供して、アートが楽しめる地域づくりのサポートができればいいな。 前田:美大卒って、人を呼べるよね。人を集める力があると思います。単純にね、面白いこと好きじゃないですか。展覧会にしても、「こんなことやってるよ!」とか、そういうのって人が集まる。なんか仕掛けたいと思っちゃうんだろうね。 新城:あー、そうかもしれない。そういう性分なんでしょうね。勝手に動いちゃう。 前田:そう、こんなんだったら面白いよね?って。面白いことには、自然と人が集まる。やっぱり美大卒には人を集める力があるんだと思うよ。 完 第2回卒業生の職場訪問企画では、一級建築士 新城 宏明さんと、画家の上田 季沙さん、造形美術作家の前田 耕さんにお会いしました。次回、第3回卒業生の職場訪問企画もお楽しみに。 vol.1 〜「建築士として空間のポテンシャルを見出し、より高める 多摩美OB主宰の「BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN」を訪問!」〜 vol.2~「美大生時代のような、「楽しい」の感覚を追求する今。三浦海岸にシェアスペースを拓いた、建築士・新城宏明の胸の内。<前編>」~ vol.3~「美大生時代のような、「楽しい」の感覚を追求する今。三浦海岸にシェアスペースを拓いた、建築士・新城宏明の胸の内。<後編>」~ ~多摩美校友会×BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN 新城宏明さん クリエイター座談会 <前編>~ ~多摩美校友会×BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN 新城宏明さん クリエイター座談会 <後編>~

妖精大図鑑「無関係のジョバンニ」

2023年8月10日
#助成金 #公演

★「芸術活動助成2023」助成企画★「芸術活動助成」とは? 団体名妖精大図鑑メンバー飯塚うなぎ(2015年 美術学部卒)安部萌(2018年 美術学部卒)鈴木はじめ(2014年 美術学部卒)永野百合子(2015年 美術学部卒)福本剛士(2015年 美術学部卒)若林萌(2015年 美術学部卒)ほか日程2023年10月13日(金)~2023年10月15日(日)タイムスケジュール10月13日(金) 19:00 ★ワクサカソウヘイ10月14日(土) 14:00 ★徳永京子(演劇ジャーナリスト)10月14日(土) 19:00 ★近藤良平(コンドルズ)10月15日(日) 14:00 ★妖精大図鑑×出演者★アフタートークゲスト※公演時間は約90分を予定※受付は開演60分前、開場は開演30分前場所吉祥寺シアター東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33-22料金一般:4500円学生:3500円 (学生証提示) 10周年特典付:5500円 (前売のみ)ペア割:8500円 (2枚組)はじめて割:3500円 (イープラスのみ取扱) リピーター:500円バック当日:上記それぞれ+500円チケット2023年8月5日(土)よりチケット発売開始→CoRich舞台芸術!→イープラスその他クラウドファンディング「妖精の里への仕送り」問合せ妖精大図鑑 制作部フォーム:http://youseida.sub.jp/domain/contact.htmlWEB妖精大図鑑「無関係のジョバンニ」 ◉キャスト出演 安部 萌 神保治暉(エリア51) 住 玲衣奈 中村亮太 畑中 実 平山 犬 飯塚うなぎ(妖精大図鑑) 永野百合子(妖精大図鑑)声の出演 浦井のりひろ(男性ブランコ) 平井まさあき(男性ブランコ) ◉スタッフ 脚本:飯塚うなぎ 演出・振付:永野百合子 音響:鈴木はじめ 音響スタッフ:若林なつみ 照明:髙瀬勇佑 衣裳:武藤銀糸 作曲:荒井 優(Yo!Say!Records) 制作:山口敦子 舞台監督:菅原有紗(ステージワークURAK) フライヤーイラスト・アニメーション:若林 萌(P.I.C.S. management) フライヤーデザイン・パンフレット装丁:川名 潤 記録写真:福本剛士 記録映像:河内 彰 主催:妖精大図鑑 提携:(公財)武蔵野文化生涯学習事業団 助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】

野田秀樹特別ワークショップ|多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科オープンクラス2023

2023年8月7日
#公募 #多摩美

●多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科よりワークショップのお知らせです。多摩美術大学では、2023年度より多摩美術大学の名誉教授に就任された野田秀樹先生の特別ワークショップを開催いたします。野田秀樹先生のワークショップは、俳優たちと演劇表現を試行錯誤する現場です。本学在任中(2008〜2022)に学部の授業として展開してまいりましたそのワークショップを、このたび、在校生にとどまらず、広く学外にも門戸開放いたします。大学と演劇界のプラットフォームとしても機能し得る、多摩美術大学ならではのオープンクラスです。応募締め切りは8月14日です。ご応募をお待ちしています。https://www.sdd.tamabi.ac.jp/nodahidekiws  日程Aクラス2023年9月4日(月)、5日(火)、6日(水)、25(月)、26日(火) 計5回Bクラス2023年9月11日(月)、12日(火)、13日(水)、10月10日(火)、11日(水) 計5回時間各回 18:00〜21:00場所多摩美術大学上野毛キャンパス東京都世田谷区上野毛3-15-34応募締切8月14日(月)必着その他応募資格、応募方法、料金など詳細は、演劇舞踊デザイン学科ホームページをご確認ください。問合せ多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科研究室内 野田秀樹特別ワークショップ事務局Tel:03-3702-1186(平日9:00〜17:00)Mail:tmbndws@gmail.com

芸術活動助成2023|助成対象が決定しました!

2023年8月4日
#校友会 #助成金

選考委員会において、厳正な審査を行い、以下の27件を助成対象として採択しました。※審査の内容はお答えできませんのでご了承ください。 芸術活動助成とは、意欲的に芸術活動に取り組む卒業生・在学生を応援するプログラムです。卒業生または在学生(正会員または準会員)の団体・個人の企画や活動に対し、助成金の給付を行っています。詳細はこちら 企画者名HOCUS POCUS CIRCUS企画名称HOCUS POCUS CIRCUS企画分類展覧会・映像上映・パフォーマンス実施期間2023/8/2〜2023/8/8実施場所HIGURE 17-15 cas(東京都) 企画者名サンシュユ企画名称clear企画分類展覧会実施期間2023/8/10〜2023/8/15実施場所GALLERY HANA SHIMOKITAZAWA(東京都) 企画者名プリントザウルス国際版画交流協会企画名称日本・台湾交流版画展2023〜未来への種子〜企画分類展覧会実施期間2023/8/15〜2023/8/27実施場所FEI ART MUSEUM YOKOHAMA(神奈川県) 企画者名絵画と珈琲企画名称五人展「絵画と珈琲」企画分類展覧会実施期間2023/8/16〜2023/8/21実施場所穏田ギャラリー(東京都) 企画者名彩蘭弥企画名称彩蘭弥展「宇宙(そら)に最も近い深海(うみ)」 -日本画と短歌-企画分類展覧会実施期間2023/8/21〜2023/8/26実施場所ギャラリーQ(東京都) 企画者名One Drop 2023企画名称One Drop 2023企画分類展覧会実施期間2023/8/29〜2023/9/3実施場所好文画廊(東京都) 企画者名アヲォート企画名称演劇ユニット・アヲォート 第一回旗揚げ公演「ウェンディゴ」企画分類公演実施期間2023/9/1〜2023/9/3実施場所上野小劇場(東京都)備考※出演者の罹患に伴い、9月1日,3日の公演は中止となりました。《2023/9/5 追記》 企画者名鍬本雄大企画名称鍬本雄大 個展 -幸福多元論-企画分類展覧会実施期間2023/9/9〜2023/9/24実施場所Detour/デューター(東京都) 企画者名fatrripm企画名称たびするはたけ第8の蒔き『ね、まとい、ひらり。』企画分類パフォーマンス実施期間2023/9/23〜9/24・2023/10/1〜10/2実施場所パン食堂まほろば(長野県)・roji/リベルテ(長野県) 企画者名boundary / 境界企画名称境界企画分類展覧会実施期間2023/9/26〜2023/10/1実施場所目黒区美術館 B面(東京都) 企画者名◇◇◇企画名称◇◇◇企画分類展覧会実施期間2023/10/1〜2023/10/8実施場所DEN+(東京都) 企画者名PRESS企画名称PRESS企画分類展覧会・ワークショップ実施期間2023/10/1〜2023/10/9実施場所小杉画廊(神奈川県) 企画者名妖精大図鑑企画名称妖精大図鑑 無関係のジョバンニ企画分類公演・パフォーマンス実施期間2023/10/13〜2023/10/15実施場所吉祥寺シアター(東京都) 企画者名多摩美リサイクルプロジェクト企画名称「制作で持て余した素材ってどうしてる?」美術とリサイクルの話をしよう企画分類展覧会・講演会実施期間2023/10/14〜10/15実施場所THE A.I.R BUILDING(東京都)備考※諸事情により企画中止《2023/10/10 追記》 企画者名蓮尾佳由企画名称drawing展企画分類展覧会・ワークショップ実施期間2023/10/28〜2023/11/27実施場所由布院駅アートホール(大分県) 企画者名横浜ーテキサス国際交流展実行委員会企画名称Crosscurrent Yokohama ー Texas Exchange 2023企画分類展覧会実施期間2023/10/28〜2024/2/3実施場所Wichita Falls Museum of Art(アメリカ) 企画者名岩本麻桜企画名称祖母と孫の俳句・版画 〜言葉の色・色の言葉〜企画分類展覧会実施期間2023/11/1〜2023/12/3実施場所お食事処天小屋ギャラリー(静岡県) 企画者名緑と道の美術展出品作家実行委員会企画名称黒川里山アートプロジェクト・緑と道の美術展in黒川2023企画分類展覧会実施期間2023/11/1〜2023/11/30実施場所川崎市黒川地区(神奈川県) 企画者名Super Open Studio NETWORK企画名称SUPER OPEN STUDIO 2023 -10th Anniv.-企画分類展覧会・出版・パフォーマンス・ワークショップ・スタジオ公開・ラジオ番組実施期間2023/11/11〜2023/11/19実施場所アートラボはしもと及び相模原地域の複数スタジオ(神奈川県) 企画者名ANEMOI企画名称ANEMOI2023企画分類展覧会実施期間2023/11/17〜2023/11/19実施場所Cloud Nine Gallery(東京都) 企画者名ヴェイパーヴェイヴ展企画名称ヴェイパーヴェイヴ展カムバック企画分類展覧会実施期間2023/11/11〜2023/11/12実施場所東京ビックサイト(東京都) 企画者名転転飯店企画名称転転飯店 第2回 持続可能なコント公演 『リンリンシャンシャンカイホウ』企画分類映像上映・公演・パフォーマンス・発表会実施期間2023/12/2〜2023/12/3実施場所スタジオ空洞(東京都) 企画者名石塚絢子企画名称木口木版画作品展企画分類展覧会実施期間2023/12/14〜2023/12/16実施場所ミルクホール鎌倉(神奈川県) 企画者名坂本理恵/河野雅一/有留颯紀/小笠原勇人企画名称The other企画分類展覧会実施期間2024/1/13〜2024/1/20実施場所多摩美術大学TUB(東京都) 企画者名ちゃかほい会企画名称第12回ちゃかほい展企画分類展覧会・映像上映実施期間2024/1/18〜2024/1/23実施場所ギャラリー大和田(東京都) 企画者名くじらの眼企画名称みて、へんぐボthがいるよ2(仮)企画分類展覧会実施期間2024/1/20〜2024/2/3実施場所Hello Bee(東京都)備考※諸事情により企画中止《2024/1/10 追記》 企画者名劇団ネモノ会企画名称劇団ネモノ会第3回公演『J・A・C・K』企画分類公演・パフォーマンス実施期間2024/2/15〜2024/2/18実施場所千本桜ホール(東京都)

【特集記事】多摩美校友会×BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN 新城宏明さん クリエイター座談会 前編

2023年8月3日

クリエイターには地方を盛り上げる力がある! 建築士・新城宏明×画家・上田季沙×美術造形作家・前田耕 都心を離れ、神奈川県・三浦半島を拠点に活動する多摩美OB3人。建築士でありシェアオフィサーとして「BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN」を主宰する新城宏明と、そのカフェスペースに勤務する画家・上田季沙。そして三崎に工房を構え、リノベーション事業にも注力している美術造形作家の前田耕。年齢も専門分野も違うけれど、自然につながったという3人で座談会を実施。地方を拠点に活動する面白さを聞かせてくれた。 新城 宏明(Hiroaki Arashiro) 一級建築士、建築デザイナー。ボリビア生まれ、横浜育ち。多摩美術大学造形表現学部デザイン学科スペースコミュニケーションコース卒業。建築の専門学校を卒業し、造作大工として活動した後、3年次編入で多摩美に入学。空間デザインを専攻し、デザインに対する美意識を高める。現在は神奈川県三浦海岸でシェアスペース「BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN」を主宰。自然豊かな環境を拠点とし、クリエイティブの力で街の活性化を企む。 上田 季沙(Kisa Ueda) 神奈川県生まれ、画家。ストリートダンスに没頭していた経緯をもとに、多摩美術大学美術学部版画専攻に在学時より、身近な存在だった音楽にインスピレーションを得た制作「楽雲 -gakumo-」をスタート。主に鉛筆と色鉛筆を使い、音楽には欠かせないリズムや流れを「雲」として落とし込むことに加え、音楽特有の流れのまま「景色」や「生物」なども描きこむ。細密且つ幻想的な唯一無二の作品を生み出している。2024年4月に神奈川県鎌倉市での個展開催が決定。 受賞歴 / 2020「LUXEMBOURG ART PRIZE」芸術功労証書受賞 前田 耕(Koh Maeda) 長崎県生まれ、造形美術作家。多摩美術大学グラフィツクデザイン学科を卒業後、アーティストとして活動し、個展や国際交流展等で数々の作品を発表している。幼いころの”龍踊り”のイメージを根底に、龍を題材とした作品を多く生み出す。大型の作品を手がけることを背景に、神奈川県三崎にアトリエを構える。空き家・空き店舗のリノベーションビジネスを主宰。 どこにいても惹き合う個性。 「必然的な、地方移住」 新城:こうして、腰を据えて3人で話すのは初めてですね。 前田:そうね。新城くんと僕は何度か飲んで話しているけど。 上田:私はここのカフェでアルバイトをしながら絵を描いている人間です。もともと生まれが横須賀なので、Uターンに近い感じです。 前田:僕は三崎にアトリエがあるんだけど、たまたま知り合いのアーティストが使っていた場所が空いて、使い手を探しているというので貰い受けたという流れ。空間が広いところを探していたので丁度良かったのと、出身が長崎だったので、空気が似ていると感じて割と即答で決めた感じだったかな。 新城 僕が三浦半島に来た理由は、コワーキングスペースを海沿いに作りたいと思ったことがきっかけ。クリエイターが集まれるような場所を作りたいと思っていて、探し始めたらたまたま三浦海岸にいい場所があったので。 前田:それで、友人に新城君を紹介されたんだったね。僕は作品制作以外にリノベーション関係の仕事もしているんだけど、「三浦に設計できる人がいますよ」と友人に教えてもらって。 新城:お会いできて良かったです。前田さんが三崎にシェア工房のようなものを作りたいと仰っていたのを聞いて、僕も携わらせていただきたいと思いました。 上田:シェア工房、ですか? 前田:そうそう。そのリノベーション関連の仕事の方で、会社を設立しているんだけど、その会社で結構大型の加工機を導入したんですよ。その加工機を使えば大型のパネル装なんかもできる。仕事で使っているだけではもったいないから、近くにクリエイターがいるなら、みんなで使えるようにしちゃおうかなーみたいな気軽な感じのやつ。 新城:前田さん個人の仕事がベースにありつつ、誰でも気軽に使わせてもらえるというのはとても有難いですよね。 上田:へえー!私の場合、絵を描くことは“自分との勝負”というか、個人行動的な側面が大きいと思っているのですが、そうやって誰かと繋がりながら活動するというのには興味があります。 前田さんは三崎に来られてどのくらい経つのですか? 前田:10年ちょっとですね。僕の場合は個人の製作にしろ何にしろ、空間がどうしても必要だった。都心でそれを構えるとなると費用面でも随分かかるし、そもそもなかなか物件として十分な場所がない。三崎には十分な空間がありつつ、それでいて都心にも出やすい利便性もある。空気もいいし、人も面白い。最近、移住者が本当に増えたと思うよ。 新城:僕も、移住者ですしね。僕の場合は昔から海辺で生活をするというのがちょっとした憧れで(笑)。三浦に来て2年で、今はまだ自分の仕事が大半という状況ですが、こういう場所でデザインとかクリエイターの人とコラボしながら何かできたら楽しいだろうな、とずっと思っています。 前田:移住する人って、それなりにいい意味で変わった人が多い気がするんだよね。それで結局ね、移住者同士で「こっちに来て何年?」みたいな会話になる。ほら、今みたいに(笑)。 「“なんか面白くなる”の予感」 前田:だいたい町をうろうろしているのって、移住者ばっかりじゃない? 新城:確かに、飲み歩きしていますよね。特に、三崎の人たち。 前田:そうそう、三崎は飲み屋も多いから(笑) 新城:僕が「BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN」でお酒を飲めるようにしたというのも、いろんな人にふらっと来てもらいたいという意図がありました。そういうコミュニティーの場になれたらいいな、と思いながら運営しています。三崎と比較すると、移住者は三浦海岸エリアにはまだ少ないのですが、これから増えていくんじゃないかな、と思っています。 前田:そうね。今って、だいぶ考え方が変わってきていて、古い建物だし小さいかもしれないけれど、ちょっとリノベして自然豊かなこっちに住もうかな…という価値観を持つ人がやっぱり増えている。それもあって、僕はリノベを仕事にしちゃおうと思ったんですよ。 新城:耕さんのリノベはちょっと普通のリノベじゃない(笑)。まず、耕さんのアトリエが凄い。美大生の憧れが全部詰まったみたいな場所だなと思いました。 前田さんのアトリエ写真 前田さんのアトリエ写真 前田:ふふ、ありがとう。うちのアトリエはボロボロなんだけど、なんかちょっとした観光地化しているんだよね(笑) 最近は、ちょっと遊びがある感じのリノベをほしがっている人たちが多いんですよ。趣味色が凄い強い感じの。かといって一から作るというより、既存する建物のポテンシャルを活かしてお金かけずにセンス良くやりたいなという子が増えた。そこで僕のような人間の出番があったわけです。 上田:私、今住んでいる家を将来的にカフェ兼ギャラリーにしようと思っていて。そのために今ここでアルバイトをしてお金をためているんです。だから、前田さんの仰るニーズがすごく分かるなぁと思いました。 前田:いつでもお待ちしています。お金をかけずにやりますから(笑) 新城:こういうのがいいんですよね。自分の理想を追っているクリエイターが自然に繋がっていくような。僕は、「BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN」をそういうコミュニティーの場としたい。ここを拠点に、三浦海岸をエリアリノベーションしていくという楽しみがあります。 前田: そう。だから“なんかやってる人たち”が自然な流れで一緒に色々やって、“なんか面白くなる”とか。それが地方のすごくいいところなんじゃないかなと思うよね。 新城:僕はコロナの年に三浦に移住してきましたが、翌年にはコロナも収まるだろうと思っていました。けれど全然収束せず、「BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN」は大変な状況が続いた。でも2023年に入り、やっと人の動きも活発になってきた様子をみていると、これからが楽しみだなと思っています。 vol.1 〜「建築士として空間のポテンシャルを見出し、より高める 多摩美OB主宰の「BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN」を訪問!」〜 vol.2~「美大生時代のような、「楽しい」の感覚を追求する今。三浦海岸にシェアスペースを拓いた、建築士・新城宏明の胸の内。<前編>」~ vol.3~「美大生時代のような、「楽しい」の感覚を追求する今。三浦海岸にシェアスペースを拓いた、建築士・新城宏明の胸の内。<後編>」~ ~多摩美校友会×BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN 新城宏明さん クリエイター座談会 <前編>~ ~多摩美校友会×BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN 新城宏明さん クリエイター座談会 <後編>~

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